公開日 2018/10/17 19:33
155万円
Aavik、モジュールで機能を拡張できるプリメインアンプ「U-150」。フォノ入力とDACを拡張可能
編集部:平山洸太
フューレンコーディネートは、デンマークAavik(オゥヴィック)社のD級プリメインアンプ「U-150」を11月9日から1,550,000円(税抜)で発売する。オプションで「DACモジュール」「Phonoモジュール」も用意し、各500,000円(税抜)で販売する。
U-150自体は3つのライン入力をもつプリメインアンプだが、背面にはフォノ入力端子やデジタル入力端子を搭載。オプションで用意されたDACモジュール、Phonoモジュールを別途購入し搭載させることで、機能を拡張することができる。
プリメインアンプのラインステージには独自の「ヴァーチャルグラウンドアンプ技術」を採用。これにより「深く静かな漆黒の背景上に、素晴らしい音楽ディテールを展開する」とアピールしている。ライン段のゲインは5-15dB(Line3は1-11dB)の間で個別に入力の調整が可能。ボリュームには抵抗ラダー(R2R)回路を用いることで、80 段階(1dBステップ)の調整を可能にした。
パワーアンプ部には、独自の「UMACクラスDテクノロジー」を使用することで、「競合機種を凌駕する実測値による最高水準の音響性能」を実現したとアピール。1Hzまで最大出力幅を維持する。ほか、HFダンピングネットワークを必要とせずに20kHzまでの全出力帯域幅を行う「Class-D技術」、「UREC電源技術」を採用する。また、基板のサイズをコンパクトにすることで、ヘッドルームの大容量化を図った。世界中の異なる電源電圧に自動的に適応するユニバーサル電源も搭載する。
同社はパワーアンプ部の設計に関して、「パワーアンプ部はアンプ全体のうち、1つの要素にすぎない」と説明。パワーアンプ部よりもプリアンプ部、ボリュームコントロールの設計をさらに重要なものとして捉えているという。
DACモジュールは、DSD(PCM コンバート)およびMQAに対応、MQAのデコーディングはX-MOS USBレシーバーチップにより行われる。DACは TI製チップを電流出力モードで使用し、アナログ回路は上位機であるU-300(関連ニュース)と同一の設計。DAC自体にリクロック回路を持ち、可変アップスケールとフィルタリング機能に対応する。
Phonoモジュールの基本設計は、U-300と同等のものを採用する。初段はバイポーラトランジスタによるフローティング設計のバランス回路で、RIAA等価回路をそなえる。そしてその後のFETを使用するステージは必要な増幅を行う構造になっている。初段で発生するノイズはフォノステージに致命的な影響を及ぼすといい、U-300では実測値-88dBを実現、等価回路自体のゲインは65dBで、ラインレベルでの+5~15dB調整範囲と合わせることで、フォノ回路トータルの増幅度は 70〜80dBとなる。またカートリッジの負荷抵抗は、50Ω〜10kΩの範囲で調整できる。
U-150の出力は、300W×2(8Ω)で、歪みは0.006%、IMDは0.002%、TIM 0.008%。フォノ入力端子はフローティングRCA×1で、再生周波数帯域±0.5dB、歪み0.02%、ゲイン71 - 81dB。ライン入力端子はRCA×3で、入力インピーダンスは10kΩ。またデジタル入力端子は同軸×2、光デジタル×2、USB×1。
外形寸法は440W×88H×370Dmmで、質量は15kg。消費電力は待機モード時で約0.5W、アイドル時で50W未満。リモコンと電源ケーブルが付属する。
U-150自体は3つのライン入力をもつプリメインアンプだが、背面にはフォノ入力端子やデジタル入力端子を搭載。オプションで用意されたDACモジュール、Phonoモジュールを別途購入し搭載させることで、機能を拡張することができる。
プリメインアンプのラインステージには独自の「ヴァーチャルグラウンドアンプ技術」を採用。これにより「深く静かな漆黒の背景上に、素晴らしい音楽ディテールを展開する」とアピールしている。ライン段のゲインは5-15dB(Line3は1-11dB)の間で個別に入力の調整が可能。ボリュームには抵抗ラダー(R2R)回路を用いることで、80 段階(1dBステップ)の調整を可能にした。
パワーアンプ部には、独自の「UMACクラスDテクノロジー」を使用することで、「競合機種を凌駕する実測値による最高水準の音響性能」を実現したとアピール。1Hzまで最大出力幅を維持する。ほか、HFダンピングネットワークを必要とせずに20kHzまでの全出力帯域幅を行う「Class-D技術」、「UREC電源技術」を採用する。また、基板のサイズをコンパクトにすることで、ヘッドルームの大容量化を図った。世界中の異なる電源電圧に自動的に適応するユニバーサル電源も搭載する。
同社はパワーアンプ部の設計に関して、「パワーアンプ部はアンプ全体のうち、1つの要素にすぎない」と説明。パワーアンプ部よりもプリアンプ部、ボリュームコントロールの設計をさらに重要なものとして捉えているという。
DACモジュールは、DSD(PCM コンバート)およびMQAに対応、MQAのデコーディングはX-MOS USBレシーバーチップにより行われる。DACは TI製チップを電流出力モードで使用し、アナログ回路は上位機であるU-300(関連ニュース)と同一の設計。DAC自体にリクロック回路を持ち、可変アップスケールとフィルタリング機能に対応する。
Phonoモジュールの基本設計は、U-300と同等のものを採用する。初段はバイポーラトランジスタによるフローティング設計のバランス回路で、RIAA等価回路をそなえる。そしてその後のFETを使用するステージは必要な増幅を行う構造になっている。初段で発生するノイズはフォノステージに致命的な影響を及ぼすといい、U-300では実測値-88dBを実現、等価回路自体のゲインは65dBで、ラインレベルでの+5~15dB調整範囲と合わせることで、フォノ回路トータルの増幅度は 70〜80dBとなる。またカートリッジの負荷抵抗は、50Ω〜10kΩの範囲で調整できる。
U-150の出力は、300W×2(8Ω)で、歪みは0.006%、IMDは0.002%、TIM 0.008%。フォノ入力端子はフローティングRCA×1で、再生周波数帯域±0.5dB、歪み0.02%、ゲイン71 - 81dB。ライン入力端子はRCA×3で、入力インピーダンスは10kΩ。またデジタル入力端子は同軸×2、光デジタル×2、USB×1。
外形寸法は440W×88H×370Dmmで、質量は15kg。消費電力は待機モード時で約0.5W、アイドル時で50W未満。リモコンと電源ケーブルが付属する。