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公開日 2021/02/02 17:30
従来比4倍のエネルギー効果

DEVIALET、最先端設計にアップグレードしたワイヤレススピーカー「PHANTOM I」

編集部:平山洸太
DEVIALET(デビアレ)は、ワイヤレススピーカー「PHANTOM」シリーズより、「PHANTOM I」を発売する。103dBモデルと108dBモデルが用意され、カラーはブラックとホワイトの2色。価格はオープンだが、103dBモデルが税込319,000円前後、108dBモデルが税込449,000円前後での実売が予想される。また合わせて、パリ・オペラ座とのコラボモデル「Opéra de Paris」(108dB)も519,000円でラインナップする。

「PHANTOM I」(ホワイト/108dB)

Opéra de Paris

2015年発売の最上位モデル「PHANTOM PREMIER」からアップグレードを行った新モデル。「最先端スピーカーのための設計を導入した事により、新たな段階へと進化しました」とアピールしている。なお同社のコンパクトモデル「PHANTOM REACTOR」は、今回のモデルに合わせて「PHANTOM II」に改名される。

ブラックの108dBモデル

独自のオーディオ・プロセッシング・チップを搭載。信号処理と増幅をSoCに組み込むことで、従来比で最大4倍のエネルギー効果を実現した。また、特許技術「アナログ・デジタル・ハイブリッド・テクノロジー(ADH)」を搭載。アナログアンプの信号をデジタルアンプが増幅することで、「アナログの洗練さとデジタルのパワー、そしてコンパクトさを兼ね備えている」という。

使用イメージ

加えて、スピーカーを保護しながら駆動能力を最大に引き出す「スピーカー・アクティブマッチング(SAM)」、深みとインパクトのある低音を出す「ハード・バス・インプロージョン(HBI)」、球形デザインによって音を全方位に拡散させる「アクティブ・コスフェリカル・エンジン(ACE)」といった独自技術を搭載する。

本体はこれまで球体デザインを継承しつつも、表面処理をマット仕上げにアップデート。サイトパネルは103dBがライトクロムとマットブラック、108dBがダーククロムとゴールドの2色ずつとなる。背面に設置されたステータスチェックには新しいLEDシグナルが追加された。

ホワイトの103dBモデル

ブラックの103dBモデル

ほか、新しいスタンバイモードを搭載。リモコンには新設計のものを採用する。また新たな専用アプリにより、Roon Readyでのハイレゾストリーミングなどが可能。同社全モデル間でのマルチルーム設定にも対応する。

AirPlay2にも対応。最大24bitのUPnP機能を強化することで、BubbleUPnPやmconnect Playといったアプリとの互換性も強化したという。103dBモデルの周波数帯域は16Hz - 25kHzで、出力は500W RMS。また108dBモデルの周波数帯域は14Hz - 27kHz、出力は1,100W RMS。別売アクセサリーとして、フォノ入力/ライン入力/同軸デジタルの入力が行える「Arch」も用意する。

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