トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2021/11/02 18:19
2016年発売機よりアップデート

Pioneer DJ、スイッチ切り替えで音質を変更できるモニタースピーカー「DM-50D」

編集部:松永達矢
AlphaTheta(株)は、Pioneer DJブランドより、5インチデスクトップモニターシステム「DM-50D」を12月上旬に発売する。価格はオープンだが、税込25,300円前後での実売が予想される。カラーはブラックとホワイトの2色を展開する。

「DM-50D」

2016年に発売された「DM-40」をベースに基本性能をアップデートさせたアクティブモニタースピーカー。DJプレイや楽曲制作におけるモニタリング用途を想定しており、左スピーカー背面部に備えられたスイッチでスピーカーの音質を「DJモード」「PRODUCTIONモード」に切り替えることができる。

カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色を展開する

19mmソフトドームトゥイーターと127mmグラスファイバーコーン製のウーファーを搭載する2ウェイバスレフ方式を採用。高処理レートの96kHzサンプリングDSP、音の歪みを抑えて力強い音とバランスのとれた音を実現するというClass Dアンプを搭載する。

トゥイーター部にはTAD Labs社が開発した指向性改善技術「DECO技術」を継続して採用。従来機から凸形状ディフューザーを進化させ、より広いスイートスポットと立体感のある音像を表現できるとのこと。加えて、ウーファーとトゥイーターの前後の距離差を調整したことで、再生音の帯域間の位相ズレが軽減され、くっきりとした正確な音像を再現するとアピールしている。

TAD Labs社が独自に開発した指向性改善技術「DECO技術」が使用される

バスレフダクトの開口部についても、前モデルに搭載したクリアな低音を再生する同社独自の「Groove技術」を採用しており、壁などの反射の影響を受けずに迫力のある低音再生を可能にしているとのこと。また、MDFビニールラミネート製キャビネットのフロント部に曲面加工を施すことで、不要な音の干渉抑制につなげており、広がりのある高域再生を提供するという。

バスレフポート開口部には同社独自の「Groove技術」が採用される

インターフェイスは、RCA端子とステレオミニ端子に加え、新たにTRS端子を搭載。DJ機器をはじめ、より多くの機器との接続を可能とした。ヘッドホン出力端子および、ボリュームノブはフロントに備えられており着脱や音量調整の利便性が考慮されたデザインとなっている。

各チャンネルの外形寸法は左が175W×262H×257Dmm、右が175W262H×247Dmm。質量は左チャンネルが3.9kg、右チャンネルが3.5kgとなる。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB