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公開日 2023/02/24 19:51
ES9038Q2Mを採用

アムレック、スマホ/タブレットとも接続できるOTG対応USB-DAC「AL-38432SA」

編集部:成藤 正宣
Amulech(アムレック)は、Windows/Macに加え、iOSやAndroid端末との接続にも対応したUSB-DAC「AL-38432SA」を2023年2月27日に発売する。価格は26,000円(税込)。

「AL-38432SA」

ESS「ES9038Q2M」を搭載し、PCM 384kHz/32bitおよびDSD 11.2MHzまで再生可能なUSB-DAC。出力端子はライン出力(RCAアンバランス)1系統、入力端子はUSB-Bに加え同軸デジタル/光デジタル(PCM 192kHz/24bit入力まで)をそれぞれ1系統ずつ備える。

Savitech社のUSBコントローラ「SA9137」を採用。Windows/Macだけでなく、OTG機能によるiOS/Android端末とのUSB接続もサポートした。これにより、スマートフォンやタブレットの音楽ストリーミングアプリなどの音源も高音質で楽しめるとしている。なお、Windowsとの接続には専用ドライバーを使用し、ASIO 2.1とDoPの2形式に対応する。

出力はRCA、入力はUSBと光/同軸デジタルを搭載

ライン出力は、プリアンプ機能により0V〜2Vrms(600Ω)で調整可能。OCL(アウトプット・コンデンサー・レス)設計を採用することで“ダイレクトなサウンドを低音から高音まで幅広くフラット”に再生、なおかつ32bit幅のダイナミックレンジを活かして原音に忠実、明瞭な音楽を再現できるとしている。

音量調整には、ロータリーエンコーダー方式の電子ボリューム技術「SMV(スムージング・ボリューム)」を採用。一般的なアナログボリュームのように音量が急激に変化したり、左右の音量差(ギャングエラー)を起こすことがなく、80ステップの微調整が可能。OCL設計と合わせて心地よい音量/音質が楽しめるという。

透明アクリル製の前面パネルには、電源スイッチ/MUTEスイッチ/ロータリーエンコーダー/OLEDを配置。OLEDには音量や再生中の入力端子、音源フォーマットが表示されるほか、ロータリーエンコーダーを押し込むことで音量の左右バランス調整や入力切り替え、OLED明るさ調整画面に切り替えることもできる。

前面のOLEDで情報確認や入力切替、設定変更が可能

全高調波歪率は0.0005%以下、THD+Nは120dB、ダイナミックレンジは129dB。外形寸法はW132×D110×H61mm、質量は約400g。電源供給用ACアダプター、ドライバー用USBメモリ、取扱説明書などが付属する。

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