トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2023/05/08 17:29
専用イコライザーも展開

DS AUDIO、第三世代振動系搭載の光カートリッジ「DS Master3」。ミュンヘン・ハイエンドで初お披露目

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
デジタルストリームは、同社が展開するDS AUDIOブランドより、第三世代振動系を搭載する光カートリッジ&専用フォノイコライザー「DS Master3」を6月1日に発売する。価格は光カートリッジが880,000円(税込)、フォノイコライザーが1,980,000円(税込)。本機は5月18日(木)より開催の「ミュンヘン・ハイエンド」にて初お披露目される。

「DS Master3 光カートリッジ」

「DS Master3 光カートリッジ」はDS Master1の後継機に位置づけられる、同社のセミフラグシップモデル。振動系が第三世代に進化しており、内部のLEDとフォトディテクターを左右独立に搭載することで、光学系の位置が最適化され、カートリッジの出力が40mVから70mVへと大きく増加。また遮光板の小型・軽量化を実現した。光の色は紫色となる。

カンチレバーにはダイヤモンドを採用(DS Master1はサファイヤ)、マイクロリッジ針を組み合わせており、カートリッジベース部を一体加工することで剛性を高めるほか、従来の1.6倍太い線で配線することでインピーダンスの低減を図っている。

「DS Master3 イコライザー」はL/R完全独立のデュアルモノラル構成。トランスを3台搭載と電源部をより強化したことで、「深く豊かな低域表現」が可能になるとアピール。出力はRCA3系統、XLR3系統を搭載しており、低域のカットオフ周波数は6種類から選択できる。

「DS Master3 イコライザー」

また、音楽信号が流れる部分のインピーダンスを可能な限り低くするために、抵抗ひとつひとつの足を手作業で撚り合わせる手作り基板を使用している。プリント基板の上にも裏打ち配線を加えるなど、「音の鮮度を高める」工夫がなされている。

「DS Master3 光カートリッジ」のボディ素材は超々ジュラルミンで、カンチホルダー素材はステンレスを採用。質量は7.9gとなる。適正針圧は2.0-2.2g。「DS Master3 イコライザー」の定格出力電圧は500mV、出力インピーダンスは120Ω。外形寸法は452W×153H×484Dmm、質量は23kg。

DS Master3の登場に伴い、DS Master1は製造中止となる。なお、DS Master1やDS-W3からDS Master3へのアップグレードプログラムも用意されている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオケーブル」って本当に音が変わるの? 特徴や選び方を紹介
2 読み放題「Kindle Unlimited」が3ヶ月199円。フリーレン・路傍のフジイなど小学館の人気マンガ祭も
3 デノンらしい単刀直入で誠実なサウンド。万能プリメイン「PMA-3000NE」の先には幸せなオーディオ人生が待っている
4 ダイヤル付ケース、ChatGPT連携…Nothingの技術と遊び心が詰まった「CMF Buds Pro 2」にワクワクが止まらない!
5 【ミニレビュー】ティグロンの“仮想アースつき”オーディオボード「TMB-DR20E」
6 モバイルバッテリーの寿命っていつまで? 「目で判断する」と危ない理由
7 骨伝導イヤホンの常識変える名機が誕生!Shokzの新フラグシップ機「OpenRun Pro 2」レビュー
8 「AirPods 4」のノイキャンや音質、装着感を現地で試した!「想像を超える」消音効果
9 ディスクユニオン×『ぼっち・ざ・ろっく!』コラボグッズが登場。キャリングバッグや完熟マンゴーLPボックスなど
10 ソニー、「Xperia 5 V」後継機を今期は発売しないことをアナウンス。Xperia 1 VI/10 VIが好調
9/17 10:23 更新

WEB