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公開日 2016/11/08 14:08
PQとHLGに対応
YouTube、HDR映像の再生・アップロードをサポート開始
編集部:風間雄介
YouTubeは、HDR映像のサポートを開始した。こちらのページからHDR映像を視聴できる。
HDR映像を視聴するには、YouTubeのHDRに対応した機器が必要。Googleのデバイス「Chromecast Ultra」が対応するほか、2016年発売のサムスン製“SUHD”テレビでもすぐに視聴可能になるという。今後ほかのメーカーとも協力し、さらに多くの機器で視聴できるようにするとしている。
なお、HDR映像をHDR非対応のテレビやデバイスで再生した場合、これまでどおりSDR映像で視聴できる。
HDR映像のアップロードについては、YouTubeとBlackMagicの「DaVinci Resolve」開発チームが密接に連携した。
映像を出力する際は、DaVinci Resolve 12.5.2において、Rec.2020色域で、HDRについてはPQ(ST.2084)またはHLG(HLG-2020)で書き出すよう、ヘルプページに記載されている。ほかのワークフローを使っている場合、YouTubeが公開している「YouTube HDR metadata tool」を組み込むことで、YouTubeに対応したHDR映像の書き出しが可能になる。なお、DCI-P3などで書き出したものをアップロードしようとするとエラーになるとのこと。
YouTubeでは、HDRによって映像はより高いコントラストが得られ、暗部に隠れていたディテールや、素晴らしいハイライトが表現されると説明。またワイドカラーガンマをサポートすることによる画質向上も強調し、「HDRは我々がこれまで配信してきた映像のクオリティを、さらにめざましいものにする」と述べている。
HDR映像を視聴するには、YouTubeのHDRに対応した機器が必要。Googleのデバイス「Chromecast Ultra」が対応するほか、2016年発売のサムスン製“SUHD”テレビでもすぐに視聴可能になるという。今後ほかのメーカーとも協力し、さらに多くの機器で視聴できるようにするとしている。
なお、HDR映像をHDR非対応のテレビやデバイスで再生した場合、これまでどおりSDR映像で視聴できる。
HDR映像のアップロードについては、YouTubeとBlackMagicの「DaVinci Resolve」開発チームが密接に連携した。
映像を出力する際は、DaVinci Resolve 12.5.2において、Rec.2020色域で、HDRについてはPQ(ST.2084)またはHLG(HLG-2020)で書き出すよう、ヘルプページに記載されている。ほかのワークフローを使っている場合、YouTubeが公開している「YouTube HDR metadata tool」を組み込むことで、YouTubeに対応したHDR映像の書き出しが可能になる。なお、DCI-P3などで書き出したものをアップロードしようとするとエラーになるとのこと。
YouTubeでは、HDRによって映像はより高いコントラストが得られ、暗部に隠れていたディテールや、素晴らしいハイライトが表現されると説明。またワイドカラーガンマをサポートすることによる画質向上も強調し、「HDRは我々がこれまで配信してきた映像のクオリティを、さらにめざましいものにする」と述べている。