ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、映画『ハドソン川の奇跡』のUltra HD Blu-rayを1月25日に発売する。

4K ULTRA HD＋2Dブルーレイのセットで、価格は￥5,990（税抜／品番：1000636081）。また、2Dブルーレイ＋DVDセットも￥3,990（税抜／品番：1000636082）も同時発売。いずれもデジタルコピー付き。

4K ULTRA HDと2Dブルーレイの映像特典は「生死を分けた判断」、「奇跡を起こした男：“サリー”機長の素顔に迫る」、「撮影の舞台裏」を収録。また、英語音声はDolby Atmos TrueHD、日本語音声はドルビーデジタル 5.1chで収録予定となる。

〜〜あらすじ〜〜

2009年1月15日。ニューヨーク発シアトル行きの旅客機の全エンジンが完全停止。機体がマンハッタンの市街地に墜落すれば、未曾有の大惨事は免れない。管制室は近くの空港に着陸するよう指示するも、サリー機長は不可能と判断し、ハドソン川への不時着を決断。見事に成功させて、乗員乗客155名の命を救う。

奇跡の生還劇にマスコミが殺到し、どこに行っても英雄として扱われるサリー機長。しかしその後、彼の決断の成否を巡り、国家運輸安全委員会による激しい追及が待ち受けていた。事故発生時の208秒間に一体何があったのか？

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『許されざる者』と『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞に輝くクリント・イーストウッド監督の新作。機長自身の手記をベースに、世界的ニュースとなったUSエアウェイズ1549便不時着水事故の一部始終と、その後の秘められた実話を描く。世界興収入約1億8900万ドルの大ヒットを記録した。

英雄から一転して容疑者となるサリー機長を演じるのは、イーストウッドとは意外にも初コラボとなるトム・ハンクス。憂いと誇りを静かにたたえて申し分ない名演。サリーの片腕である副機長役に『エンド・オブ・キングダム』のアーロン・エッカート。

撮影のために本物のエアバスを購入、当時の救助隊や搭乗者をキャストとして起用するなど、イーストウッドのこだわりが詰まった作品。ほぼ全編IMAXカメラで撮影された臨場感たっぷりの映像も楽しみたい。

ハドソン川へのスリリングな着水シーンから、責任追及にさらされる事後ドラマ、クライマックスの一種の法廷劇までを、96分の短さで淀みなく描き出す。歴史的美談の映画化ではなく、着水判断は正しかったのか？ という重責を担うパイロットの葛藤と信念の物語。イーストウッドの近作中、最もエンタメ度が高い万人向け作品。

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