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公開日 2017/08/31 20:36
使用者の状況で調整する機能も
<IFA>ソニー、ハイレゾ/NC/ワイヤレス対応「1000Xシリーズ」。ヘッドホンに加えイヤホンも
編集部:小野佳希
ソニーは、ドイツで開催されているIFAにおいて、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン/イヤホン「1000Xシリーズ」を発表した。ラインナップは新たにaptX HDにも対応するオーバーヘッドホン「WH-1000XM2」、同じくaptX HD対応のネックバンドイヤホン「WI-1000X」、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」の3モデル。本稿では「WH-1000XM2」と「WI-1000X」についてレポートする。
両機ともノイズキャンセリング対応のBluetoothヘッドホン/イヤホン。欧州では9月に発売予定で、価格は「WH-1000XM2」が380ユーロ、「WI-1000X」が330ユーロ。現地スタッフに確認したところ「両機とも日本での販売も予定している」とのことだった。
上述のaptX HDに加えて、ハイレゾ相当のデータ量を伝送できるLDACに対応。また、非ハイレゾ音源をハイレゾ相当までアップコンバートするDSEE HXも搭載している。
ヘッドホン「WH-1000XM2」は「MDR-1000X」の後継となる“マーク2”モデル。バッテリー性能も向上させ、ワイヤレスでは30時間、ワイヤードでは40時間の連続再生が可能だ。
プレスカンファレンスで披露されたが、アプリ「Sony | Headphones Connect」を使って、ユーザーが歩いているのか電車等で移動しているのか、止まっているのか等の状況を判断してノイズキャンセリングなどのレベルを自動で切り替える機能を設定できる。
同機能では例えば、部屋で座って音楽を聴いているときにはノイズキャンセリングを強めに効かせ、電車で移動中はノイズキャンセリングをそれよりも弱めるとともに、車内アナウンスも聞き逃さないように「Focus on Voice(日本でのボイスズーム)」機能もオンにする…などと設定しておく。すると、スマホの加速度センサーなどでユーザーが止まっているのか歩いているのかなどといった状況を判断し、設定を自動で切り替える。
また、アプリではDSEE HXのオン/オフを切り替えることも可能。上述のバッテリー時間はDSEE HXをオフにしたときのものだ。そのほかノイズキャンセリング効果のレベルを調整したり、各種イコライジングを行うことができる。
飛行機での移動時などは高度が高くなると気圧が下がることで、ノイズキャンセリング効果も影響を受けると同社は説明。そこで本機ではそのような場合に対処するための機能「NCオプティマイザー」を搭載。気圧の変化に応じてノイズキャンセリング効果を最適化する。
またハウジング部のタッチ操作で再生/停止や曲送り/曲戻しなどの各種操作が行える。
ネックバンド型イヤホン「WI-1000X」は9mmダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュアドライバー各1基ずつによるハイブリッドドライバーを搭載。年初のCESでモックが参考展示されていたモデル(関連ニュース)の詳細が明らかになった格好。ダイナミックドライバーは本機種用に専用設計したもので、BAドライバーはXBA-N1やXBA-N3と同様のものだという。
ネックバンド部には再生/停止などの各種楽曲操作ボタンを装備。また、ペアリングしたスマホへ電話やメール着信時にはネックバンド部が振動して着信を知らせる機能も備えている。
ネックバンドの途中からイヤホンケーブルが出ているため、装着時にケーブルがダブつかず邪魔にならないと同社は説明。また、ネックバンド部にケーブルを収納できる溝も設けている。
本機も「Sony | Headphones Connect」アプリを使っての各種機能を利用可能。気圧の変化に応じてノイズキャンセリング効果を調整するNCオプティマイザーも同様に備えている。
両機ともノイズキャンセリング対応のBluetoothヘッドホン/イヤホン。欧州では9月に発売予定で、価格は「WH-1000XM2」が380ユーロ、「WI-1000X」が330ユーロ。現地スタッフに確認したところ「両機とも日本での販売も予定している」とのことだった。
上述のaptX HDに加えて、ハイレゾ相当のデータ量を伝送できるLDACに対応。また、非ハイレゾ音源をハイレゾ相当までアップコンバートするDSEE HXも搭載している。
ヘッドホン「WH-1000XM2」は「MDR-1000X」の後継となる“マーク2”モデル。バッテリー性能も向上させ、ワイヤレスでは30時間、ワイヤードでは40時間の連続再生が可能だ。
プレスカンファレンスで披露されたが、アプリ「Sony | Headphones Connect」を使って、ユーザーが歩いているのか電車等で移動しているのか、止まっているのか等の状況を判断してノイズキャンセリングなどのレベルを自動で切り替える機能を設定できる。
同機能では例えば、部屋で座って音楽を聴いているときにはノイズキャンセリングを強めに効かせ、電車で移動中はノイズキャンセリングをそれよりも弱めるとともに、車内アナウンスも聞き逃さないように「Focus on Voice(日本でのボイスズーム)」機能もオンにする…などと設定しておく。すると、スマホの加速度センサーなどでユーザーが止まっているのか歩いているのかなどといった状況を判断し、設定を自動で切り替える。
また、アプリではDSEE HXのオン/オフを切り替えることも可能。上述のバッテリー時間はDSEE HXをオフにしたときのものだ。そのほかノイズキャンセリング効果のレベルを調整したり、各種イコライジングを行うことができる。
飛行機での移動時などは高度が高くなると気圧が下がることで、ノイズキャンセリング効果も影響を受けると同社は説明。そこで本機ではそのような場合に対処するための機能「NCオプティマイザー」を搭載。気圧の変化に応じてノイズキャンセリング効果を最適化する。
またハウジング部のタッチ操作で再生/停止や曲送り/曲戻しなどの各種操作が行える。
ネックバンド型イヤホン「WI-1000X」は9mmダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュアドライバー各1基ずつによるハイブリッドドライバーを搭載。年初のCESでモックが参考展示されていたモデル(関連ニュース)の詳細が明らかになった格好。ダイナミックドライバーは本機種用に専用設計したもので、BAドライバーはXBA-N1やXBA-N3と同様のものだという。
ネックバンド部には再生/停止などの各種楽曲操作ボタンを装備。また、ペアリングしたスマホへ電話やメール着信時にはネックバンド部が振動して着信を知らせる機能も備えている。
ネックバンドの途中からイヤホンケーブルが出ているため、装着時にケーブルがダブつかず邪魔にならないと同社は説明。また、ネックバンド部にケーブルを収納できる溝も設けている。
本機も「Sony | Headphones Connect」アプリを使っての各種機能を利用可能。気圧の変化に応じてノイズキャンセリング効果を調整するNCオプティマイザーも同様に備えている。