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公開日 2017/09/20 11:38
業務用「PXW-Z90」「HXR-NX80」も
ソニー、4K/HDR撮影に初対応した“ハンディカム”「FDR-AX700」など3機種
編集部:小澤貴信
ソニーは、4K/HDR撮影に民生用機器として初めて対応したビデオカメラ「FDR-AX700」など3機種を10月13日より順次発売する。
■民生用モデル
・「FDR-AX700」¥OPEN(予想実売価格200,000円前後) 10月13日発売
■業務用モデル
・「PXW-Z90」¥OPEN(予想実売価格290,000円前後) 12月上旬発売
・「HXR-NX80」¥OPEN(予想実売価格240,000円前後) 12月上旬発売
3機種はいずれも、1.0型積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」(1,420万画素)と、広範囲・高密度に測距点を配置して高速性と高い追従性を実現するファストハイブリッドAFシステムを搭載する。フォーカスの正確性がより求められる4K動画撮影時においても、すばやく高精度に被写体を捉え続けることができるとする。また、いずれの機種もHLG方式による4K HDR撮影に対応する。
「PXW-Z90」と「HXR-NX80」は業務用カムコーダーという位置付けで、ハンドルユニット付きの小型ボディを採用。XLRオーディオ入力などプロ向けのインターフェスも備えている。
民生用モデルで“ハンディカム”の名を冠した「FDR-AX700」は、業務用の2機種と同様のファストハイブリッドAFシステムをハンディカムとして初搭載。また、ハンディカム史上最高解像度という有機ELファインダーや、高解像3.5型ワイド液晶モニターを搭載している。一方で業務用モデルから大型シーソーズームキーや、ホールド性を追求したグリップ形状、ジョイスティックなどを継承する。
3機種が共通して搭載するファストハイブリッドAFシステムは、イメージセンサーに273点の像面位相差検出AFセンサーを配置し、画面の最大約84%をカバーする広いAFカバー率を実現。動画向けに新たに開発したアルゴリズムとあわせて、高速性・高い追従性を実現する。
また、AFの駆動速度を7段階に、追従範囲・乗り移り感度をそれぞれ5段階に設定可能。加えて、タッチ操作により追従する被写体をすばやく変更することができる。
撮像素子には、1.0型積層型CMOSイメージセンサー Exmor RSを採用。最新の画像処理エンジンBIONZ XとフロントエンドLSIの組み合わせにより、画素加算のない全画素読み出しの4K動画を最大100Mbpsで記録できる。
最大広角29mmのZEISSバリオ・ゾナーT*レンズにより、光学12倍、全画素超解像ズーム機能を用いての18倍ズームが行える。また、AAレンズ(advanced aspherical=高度非球面成型)とED(特殊低分散)レンズを含む11群17枚のレンズにより、画面周辺部においても高い解像度を実現するという。加えて、センサーからの高速読み出しにより、動体歪み(ローリングシャッター現象)も低減できる。
全機種がHLG方式による4K HDR撮影に対応。そのほか、最高960fpsのスーパースローモーション撮影、フルHD記録での最高120fpsのスロー&クイックモーション撮影や、S-Log3/S-Gamut3など多様な収録にも対応する。
ビューファインダーには約236万ドット相当の有機ELを採用。さらに高解像の3.5型ワイド液晶モニター(約156万ドット)も備える。SDカードスロットは2系統を搭載し、同時記録(同一記録モードのみ)やリレー撮影も可能だ。ポストプロダクション時の負担を軽減するプロキシー記録や、複数台のカメラを運用する際に必要なTC(タイムコード)/UB(ユーザービット)記録にも対応している。
映像端子はHDMI Type A端子を搭載。リモートコマンダーなどを接続できるリモート端子も備えてる。
記録フォーマットは、PXW-Z90が4:2:2/10bit(HD)および4:2:0/8bit(QFHD)による記録が可能なXAVCを採用。MPEG2 HDにも対応する。HXR-NX80およびFDR-AX700は、放送業務用に開発されたXAVCを民生用に拡張したXAVC Sを採用する。また、3機種共通でAVCHDでの記録に対応している。
Wi-Fiについては、PXW-Z90が5GHz/2.4GHzの両対応、HXR-NX80およびFDR-AX700が2.4GHz対応となる。
業務用のPXW-Z90とHXR-NX80については、それぞれプロの映像制作をサポートする多彩な機能を搭載。XLRオーディオ入力、ズームレバー付きの取り外し式ハンドルなどを備える。
PXW-Z90は3G-SDI出力端子を搭載し、1080 60p/50pビデオの伝送がBNCケーブル一本で行える。本機についてはXDCAMカムコーダーを中心として展開しているワイヤレスソリューションを更に強化するクラウドサービス「XDCAM air」にも対応予定だ。
外形寸法/質量は以下のとおり。PXW-Z90は130W×181.5H×287.0Dmm/約1,390g、HXR-NX80は130W×181.5H×287.0Dmm/約1,320g、FDR-AX700は121.0W×104.0H×274.5D/約1,030g。
■民生用モデル
・「FDR-AX700」¥OPEN(予想実売価格200,000円前後) 10月13日発売
■業務用モデル
・「PXW-Z90」¥OPEN(予想実売価格290,000円前後) 12月上旬発売
・「HXR-NX80」¥OPEN(予想実売価格240,000円前後) 12月上旬発売
3機種はいずれも、1.0型積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」(1,420万画素)と、広範囲・高密度に測距点を配置して高速性と高い追従性を実現するファストハイブリッドAFシステムを搭載する。フォーカスの正確性がより求められる4K動画撮影時においても、すばやく高精度に被写体を捉え続けることができるとする。また、いずれの機種もHLG方式による4K HDR撮影に対応する。
「PXW-Z90」と「HXR-NX80」は業務用カムコーダーという位置付けで、ハンドルユニット付きの小型ボディを採用。XLRオーディオ入力などプロ向けのインターフェスも備えている。
民生用モデルで“ハンディカム”の名を冠した「FDR-AX700」は、業務用の2機種と同様のファストハイブリッドAFシステムをハンディカムとして初搭載。また、ハンディカム史上最高解像度という有機ELファインダーや、高解像3.5型ワイド液晶モニターを搭載している。一方で業務用モデルから大型シーソーズームキーや、ホールド性を追求したグリップ形状、ジョイスティックなどを継承する。
3機種が共通して搭載するファストハイブリッドAFシステムは、イメージセンサーに273点の像面位相差検出AFセンサーを配置し、画面の最大約84%をカバーする広いAFカバー率を実現。動画向けに新たに開発したアルゴリズムとあわせて、高速性・高い追従性を実現する。
また、AFの駆動速度を7段階に、追従範囲・乗り移り感度をそれぞれ5段階に設定可能。加えて、タッチ操作により追従する被写体をすばやく変更することができる。
撮像素子には、1.0型積層型CMOSイメージセンサー Exmor RSを採用。最新の画像処理エンジンBIONZ XとフロントエンドLSIの組み合わせにより、画素加算のない全画素読み出しの4K動画を最大100Mbpsで記録できる。
最大広角29mmのZEISSバリオ・ゾナーT*レンズにより、光学12倍、全画素超解像ズーム機能を用いての18倍ズームが行える。また、AAレンズ(advanced aspherical=高度非球面成型)とED(特殊低分散)レンズを含む11群17枚のレンズにより、画面周辺部においても高い解像度を実現するという。加えて、センサーからの高速読み出しにより、動体歪み(ローリングシャッター現象)も低減できる。
全機種がHLG方式による4K HDR撮影に対応。そのほか、最高960fpsのスーパースローモーション撮影、フルHD記録での最高120fpsのスロー&クイックモーション撮影や、S-Log3/S-Gamut3など多様な収録にも対応する。
ビューファインダーには約236万ドット相当の有機ELを採用。さらに高解像の3.5型ワイド液晶モニター(約156万ドット)も備える。SDカードスロットは2系統を搭載し、同時記録(同一記録モードのみ)やリレー撮影も可能だ。ポストプロダクション時の負担を軽減するプロキシー記録や、複数台のカメラを運用する際に必要なTC(タイムコード)/UB(ユーザービット)記録にも対応している。
映像端子はHDMI Type A端子を搭載。リモートコマンダーなどを接続できるリモート端子も備えてる。
記録フォーマットは、PXW-Z90が4:2:2/10bit(HD)および4:2:0/8bit(QFHD)による記録が可能なXAVCを採用。MPEG2 HDにも対応する。HXR-NX80およびFDR-AX700は、放送業務用に開発されたXAVCを民生用に拡張したXAVC Sを採用する。また、3機種共通でAVCHDでの記録に対応している。
Wi-Fiについては、PXW-Z90が5GHz/2.4GHzの両対応、HXR-NX80およびFDR-AX700が2.4GHz対応となる。
業務用のPXW-Z90とHXR-NX80については、それぞれプロの映像制作をサポートする多彩な機能を搭載。XLRオーディオ入力、ズームレバー付きの取り外し式ハンドルなどを備える。
PXW-Z90は3G-SDI出力端子を搭載し、1080 60p/50pビデオの伝送がBNCケーブル一本で行える。本機についてはXDCAMカムコーダーを中心として展開しているワイヤレスソリューションを更に強化するクラウドサービス「XDCAM air」にも対応予定だ。
外形寸法/質量は以下のとおり。PXW-Z90は130W×181.5H×287.0Dmm/約1,390g、HXR-NX80は130W×181.5H×287.0Dmm/約1,320g、FDR-AX700は121.0W×104.0H×274.5D/約1,030g。
関連リンク
- ジャンルメモリームービー
- ブランドSONY
- 型番FDR-AX700
- 発売日2017年10月13日発売
- 価格¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:16:9静止画撮影時 約1420万画素、3:2静止画撮影時 約1200万画素 ●動画撮影時:光学12倍、全画素超解像24倍(HD)、18倍(4K)●静止画撮影時:光学12倍 ●全画素超解像:24倍 ●連続撮影時間:約3時間10分(付属バッテリー『NP-FV70A』、液晶パネル使用時) ●外形寸法:121.0W×104.0H×274.5Dmm(付属バッテリー装着時、レンズフード、大型アイカップ含む) ●質量:約1030g(付属バッテリー装着時、レンズフード、大型アイカップ含む)