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公開日 2017/10/12 13:30
デザインもアップデート
ゼンハイザー、新フラグシップイヤホン「IE 800 S」。12万円、バランスケーブルも付属
ファイルウェブ編集部
ゼンハイザージャパンは、カナル型イヤホンの新フラグシップモデル「IE 800 S」を11月22日に発売する。価格はオープンだが12万円前後での販売が予想される。
IE 800 Sは、従来のフラグシップモデル「IE 800」をベースに、低域を強化して音響改善を図り、デザイン面もリフレッシュしたという新たなフラグシップモデル。
プロダクトマネージャーのManuel Ricke氏は、「IE 800 Sは、従来モデルのIE 800をベースに、新たな標準となるオーディオファイルグレードのイヤホンである」とし、「IE 800 Sの登場により、“オーディオの未来を形作る”という同社のビジョンをさらに進化させていく」とコメントしている。また同氏によると、本機の音質チューニングは日本人の意見を参考にして行ったとのこと。洗練された低域とクリアな中域を重視し、解像感もさらに高めたという。
ドライバーには独自のφ7mmダイナミック型「Extra Wide Band(EWB)トランスデューサー」の改良版を搭載した。緻密で原音に忠実なサウンドを実現する、としている。
IE 800にも搭載されていた特許取得の二重チャンバー吸収システム(D2CA:Damped 2 Camber absorber)を本機では再設計。低周波域で大きな音が同時に発生していると、低音量の周波数成分が聴き取れなくなることを“マスキング効果”と呼ぶが、このD2CAシステムはマスキングの原因となる共鳴のエネルギーを取り除き、不要な響きを抑制する。本機ではその効果を向上させ、よりリニアな周波数特性を実現。音楽再生における微細なニュアンスも聴き取れるとしている。
ケーブルは従来通り、ケーブルの二股の根本の部分から着脱が可能(下写真参照)。端子は2.5mmだが接合部に独自の凹凸があり、他製品との互換性はない。IE 800もこの部分が2.5mm端子だったがこちらは3極。一方のIE 800 Sは4極なので、ケーブルの互換性は基本的にない。
着脱ケーブルは、プレーヤー側が3.5mm端子のケーブルのほか、4.4mm/5極端子(Pentaconn製)および2.5mm/4極端子のバランスケーブルも付属。計3本が同梱される。これにより様々なオーディオ機器に合わせたケーブル選択ができる。また、ケーブルのタッチノイズも従来以上に低減したという。
ハウジングは従来に引き続き、傷がつきにくいセラミック素材を使用。カラーはIE 800がグロッシーな艶のあるブラックだったのに対して、こちらはつや消し仕上げのマットブラックを採用。本機はドイツにある同社の工場でハンドメイドで製作される。
ノズルの先端部とイヤーチップに保護メッシュを装備し、ゴミなどが筐体内に入るのを防ぐとのこと。イヤーチップはシリコン製とComplyの2種類を付属する。その他、革製のキャリングケースも同梱する。
Comply製イヤーチップは今回からの同梱となるが、Manuel Ricke氏は「世界各地の展示会を回っていて、シリコン製チップが合わないために当社のイヤホンの本来のサウンドを楽しめていない方がかなりいることがわかった。Complyフォームの同梱でどなたでも本機のサウンドを最大限楽しめる」とコメントしていた。
周波数特性は8Hz-41kHz(-3dB)/5Hz-46.5kHz(-10dB)。インピーダンスは16Ω、音圧レベルは125dB、質量は約8g(ケーブル含む)。
IE 800 Sは、従来のフラグシップモデル「IE 800」をベースに、低域を強化して音響改善を図り、デザイン面もリフレッシュしたという新たなフラグシップモデル。
プロダクトマネージャーのManuel Ricke氏は、「IE 800 Sは、従来モデルのIE 800をベースに、新たな標準となるオーディオファイルグレードのイヤホンである」とし、「IE 800 Sの登場により、“オーディオの未来を形作る”という同社のビジョンをさらに進化させていく」とコメントしている。また同氏によると、本機の音質チューニングは日本人の意見を参考にして行ったとのこと。洗練された低域とクリアな中域を重視し、解像感もさらに高めたという。
ドライバーには独自のφ7mmダイナミック型「Extra Wide Band(EWB)トランスデューサー」の改良版を搭載した。緻密で原音に忠実なサウンドを実現する、としている。
IE 800にも搭載されていた特許取得の二重チャンバー吸収システム(D2CA:Damped 2 Camber absorber)を本機では再設計。低周波域で大きな音が同時に発生していると、低音量の周波数成分が聴き取れなくなることを“マスキング効果”と呼ぶが、このD2CAシステムはマスキングの原因となる共鳴のエネルギーを取り除き、不要な響きを抑制する。本機ではその効果を向上させ、よりリニアな周波数特性を実現。音楽再生における微細なニュアンスも聴き取れるとしている。
ケーブルは従来通り、ケーブルの二股の根本の部分から着脱が可能(下写真参照)。端子は2.5mmだが接合部に独自の凹凸があり、他製品との互換性はない。IE 800もこの部分が2.5mm端子だったがこちらは3極。一方のIE 800 Sは4極なので、ケーブルの互換性は基本的にない。
着脱ケーブルは、プレーヤー側が3.5mm端子のケーブルのほか、4.4mm/5極端子(Pentaconn製)および2.5mm/4極端子のバランスケーブルも付属。計3本が同梱される。これにより様々なオーディオ機器に合わせたケーブル選択ができる。また、ケーブルのタッチノイズも従来以上に低減したという。
ハウジングは従来に引き続き、傷がつきにくいセラミック素材を使用。カラーはIE 800がグロッシーな艶のあるブラックだったのに対して、こちらはつや消し仕上げのマットブラックを採用。本機はドイツにある同社の工場でハンドメイドで製作される。
ノズルの先端部とイヤーチップに保護メッシュを装備し、ゴミなどが筐体内に入るのを防ぐとのこと。イヤーチップはシリコン製とComplyの2種類を付属する。その他、革製のキャリングケースも同梱する。
Comply製イヤーチップは今回からの同梱となるが、Manuel Ricke氏は「世界各地の展示会を回っていて、シリコン製チップが合わないために当社のイヤホンの本来のサウンドを楽しめていない方がかなりいることがわかった。Complyフォームの同梱でどなたでも本機のサウンドを最大限楽しめる」とコメントしていた。
周波数特性は8Hz-41kHz(-3dB)/5Hz-46.5kHz(-10dB)。インピーダンスは16Ω、音圧レベルは125dB、質量は約8g(ケーブル含む)。
- トピック
- SENNHEISER
- イヤホン
関連リンク
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドSENNHEISER
- 型番IE 800 S
- 発売日2017年11月22日
- 価格¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
【SPEC】●型式:ダイナミック・カナル型 ●プラグ形状:3.5mmステレオミニプラグ L型、2.5mm(バランス)、4.4mm Pentaconn(バランス) ●インピーダンス:16Ω ●周波数特性:8Hz〜4kHz(-3dB)、5 〜 46,500Hz(-10dB) ●感度:125 dB (1kHz/1Vrms) ●ケーブル長:1.1m Y型 ●質量:8g