トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2018/01/11 07:21
「CLIP 3」「GO 2」も発表

<CES>JBLからもGoogle対応「スマートディスプレイ」登場。スマートスピーカー「LINK」上位機の日本導入も

編集部:風間雄介
米ラスベガスで開催中の「2018 Inernational CES」。ハーマンインターナショナルは例年通り、別会場のプライベートブースで新製品を大量発表している。本項ではJBLブランドのスピーカー製品についてご紹介していこう。

JBLの“スマートディスプレイ”「LINK VIEW」

なんと言っても注目なのが、Googleアシスタントに対応し、ディスプレイを備えた“スマートディスプレイ”とでも言うべき製品「LINK VIEW」だ。すでに当サイトのニュースで、Googleがこの分野の製品に注力することをお伝えしているが、JBLからも今年夏頃に登場する。価格は未定。

JBL「LINK VIEW」

背面にはパッシブラジエーターを備える

本体に8インチのHDディスプレイを装備。タッチ操作も行える。また本体上部には5メガピクセルのカメラも備え、高画質なビデオ通話も可能だ。

またディスプレイがあるおかげで、たとえば音声でレシピを検索したあと、実際の作り方は動画で確認したり、週間天気予報を目で見たりなど、音声操作と目で見る視認性の高さを「いいとこ取り」したような体験が得られる。

もちろんJBLだけに音質にもこだわり、「レジェンダリーサウンドクオリティーを実現する」としている。背面にパッシブラジエーターを備える。

そのほかChromecast Built-inに対応。96/24のオーディオストリーミング再生も行える。

スマートスピーカーの大型モデルも日本導入へ

さらに、ディスプレイ非搭載のスマートスピーカーLINKシリーズでは、現在日本で展開しているLINK 20/10以外にも、より大型の「LINK 300」「LINK 500」も日本で展開する予定だという。

右から「LINK 500」「LINK 300」

このLINK 300とLINK 500は、米国ではすでに発売しており、LINK 300は249ドル、LINK 500は399ドルとなっている。

JBL「CLIP 3」と「GO 2」が登場。サウンドバーも

ここからはJBLブランドのポータブルスピーカー、コンパクトスピーカーを順不同で紹介していこう。

「Control Xstream」は、人気シリーズ“Control”のワイヤレススピーカー。左右ペアで販売する。価格は399ドル。

JBL「Control Xstream」

特徴はChromecast Built-inであることで、スマホなどからかんたんに音楽を再生できる。Google Homeアプリでマルチルームシステムを設定できるほか、96/24までの音楽ストリームサービスにも対応している。またSpotify Connectにも対応している。

そのほか、Wi-FiはIEEE 802.11acまで対応。3.5mmの音声入力端子も備える。IPX5の防滴性能を備えていることも特徴だ。

JBLの小型スピーカー「CLIP」と「GO」にも新製品が登場する。「CLIP 3」はその名の通り、円形デザイン+カラビナで人気のCLIPの第3世代モデル。今回は10色展開で、IPX7相当の強力な防水性能を備える。価格は59ドル。

JBL「CLIP 3」

また、カジュアルなデザインでJBLのイメージを刷新したGOは、「GO 2」として生まれ変わる。こちらはなんと12色展開で、派手目な色からペールトーンのものまで、様々な色から選べる。表面素材はこれまでと違いメタリック調になり、またIPX7相当の防水性能も備えた。5時間の連続再生が可能だ。価格は39ドル前後と、安価なことはこれまでと変わりない。

JBL「GO 2」

メタリック調の質感に生まれ変わった

そのほか、ショルダーストラップを掛けて持ち歩ける大型Bluetoothスピーカー「Xtream」も「Xtream 2」にアップデート。アプリ連携機能「JBL Connect」が新しくなるという。15時間の連続再生時間を備える。

JBL「Xtream 2」

ユニークなのが首掛け型の“ウェアラブルスピーカー”「SOUNDGEAR」だ。すでに米国では発売していて、価格は199ドル。

既に米国では発売済みのウェアラブルスピーカー「SOUNDGEAR」

実際に首に掛けてみると、重さをほとんど感じない。「ハンズフリー」かつ「イヤーズフリー」で音楽再生を楽しめると説明している。バッテリー持続時間は6時間で、デュアルマイクを備え通話にも使用できる。

実際に装着してみたところ

ほとんど重さを感じない

さらにサウンドバーも新モデルを展示していた。新製品は「Bar Studio」、「Bar 2.1」、「Bar 3.1」で、Bar 2.1はサブウーファーを加えた2.1chモデル、Bar 3.1は同じく3.1chのモデル。価格はBar 2.1が199ドル、Bar 3.1が299ドル。

「Bar 2.1」

「Bar 3.1」

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB