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公開日 2018/10/18 11:04
シリーズ10周年記念モデル
ビクター、約18万円のフラグシップイヤホン“WOOD”「HA-FW10000」
編集部:小野佳希
JVCケンウッドは、ビクターブランドより、木の振動板を使った“WOOD”シリーズの発売10周年を記念したフラグシップイヤホン“WOOD inner”「HA-FW10000」を11月上旬に発売する。オープン価格だが18万円前後での実売が予想される。本日同社は新製品発表およびビクターブランドに関する戦略説明会を開催し、「WiZMUSIC」サービスのヘッドホンの単品販売も11月から開始することや、ウッドコーンコンポの新製品を2019年2月に発売予定であることも明かされた。
WOODシリーズのフラグシップモデルで、新開発のウッドドームカーボン振動板による11mm径ドライバーユニットを搭載。「すべては音のために」をコンセプトに、「これまで同社が培ってきた音響技術と新たなこだわりの技術を惜しみなく投入し徹底した高音質を追求した」という。
ウッド技術をさらに進化させるとともに、ボディやケーブルにも厳選した天然素材を採用。デザイン面でも、熟練した漆塗り職人による外観仕上げを施すなどしている。同社では「ビクターブランドの基本理念である“原音探究”の思想を追求したモデルだ」としている。
新開発ドライバーでは、音の伝搬速度が速く、振動の減衰特性に優れるカバ材から独自の薄膜加工技術により薄く削り出した50umウッドドームを、カーボンコーティングしたPET振動板に組み合わせている。これにより、振動板外周部には適度なしなやかさを、振動板中央のドーム部分にはより高い強度を持たせ、美しい響きと緻密な表現力を実現するという。
また、ドライバーケースには強度に優れるチタニウム素材を採用し、音の雑味の排除を図った。加えて、独自設計のエアダンパー「アキュレートモーションエアダンパー」によって、振動板を正確に駆動させられるようにしているという。
さらに、駆動力とリニアリティを大幅に向上させたというハイエナジー磁気回路を搭載。また、軽量なCCAWボイスコイルによる振動板の正確な振幅が、繊細なニュアンス表現を可能にするともしている。
加えて、ステンレスノズルの採用によって音の雑味の排除を図った。また、独自のスパイラルドットイヤーピースの技術を応用し、ユニット前面に不要な音を拡散するドットを配置した「アコースティックピュリファイアー」も採用することで、分解能の改善を図っている。
リケーブル対応で、端子はMMCXを採用。MMCX端子を独立したポッドに収納することで、ハウジングから分離する構造を採用している。ハウジング内の音響設計の自由度を大きく確保することで、形状を0.1mm単位で調整することを可能とし、徹底した音質の追求を行ったのだという。
また、ケーブルは今回新たに開発したもので、絹採用のMMCX着脱L/R完全分離ハイグレードグルーヴケーブルを採用。新たな芯線構成により音の伸びと繊細な表現を可能にしたとするとともに、天然素材の絹を採用することで余分な振動を抑制し、原音の持つピュアなディテールや雑味のない滑らかな響きを再現するという。
また、本体からプラグまでL/Rを完全にセパレートした構造とすることでセパレーションを改善。これによって空間表現力の向上も図っている。さらに、極厚金メッキプラグを採用することで接触を安定させている。。
ハウジングとウッドスタビライザーには日本産の楓を採用。さまざまな木の素材の中から今回の商品開発で追い求めた響きの実現に最も適したものを選定したという。
そして楓本来の響きを引き出すために、無垢材から精密に削り出し加工を行い、さらに硬度の高い漆塗りを施すことで響きを調整。また、吸音材には天然素材の阿波和紙と絹を採用することで、あたたかく美しい響きを再現したとしている。
そのハウジングとスタビライザーの仕上げには、前述したように漆塗りを採用。「音を奏でる楽器」をモチーフに、和楽器にも用いられる漆塗りを採用したとのことで、日本伝統工芸士の漆塗り職人が多層塗りを施している。
イヤーピースは、内壁に設けたスパイラル配列のドットによって音質劣化の原因となるイヤーピース内の反射音を拡散減衰させる「スパイラルドット+(プラス)イヤーピース」を付属。S/MS/M/ML/Lの5種類のサイズが付属する。
再生周波数帯域は6Hz〜52kHzで、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルは102dB/1mWで、最大許容入力が200mW。ケーブル長は1.2m。プラグ部は3.5mm24金メッキステレオミニプラグを採用している。
WOODシリーズのフラグシップモデルで、新開発のウッドドームカーボン振動板による11mm径ドライバーユニットを搭載。「すべては音のために」をコンセプトに、「これまで同社が培ってきた音響技術と新たなこだわりの技術を惜しみなく投入し徹底した高音質を追求した」という。
ウッド技術をさらに進化させるとともに、ボディやケーブルにも厳選した天然素材を採用。デザイン面でも、熟練した漆塗り職人による外観仕上げを施すなどしている。同社では「ビクターブランドの基本理念である“原音探究”の思想を追求したモデルだ」としている。
新開発ドライバーでは、音の伝搬速度が速く、振動の減衰特性に優れるカバ材から独自の薄膜加工技術により薄く削り出した50umウッドドームを、カーボンコーティングしたPET振動板に組み合わせている。これにより、振動板外周部には適度なしなやかさを、振動板中央のドーム部分にはより高い強度を持たせ、美しい響きと緻密な表現力を実現するという。
また、ドライバーケースには強度に優れるチタニウム素材を採用し、音の雑味の排除を図った。加えて、独自設計のエアダンパー「アキュレートモーションエアダンパー」によって、振動板を正確に駆動させられるようにしているという。
さらに、駆動力とリニアリティを大幅に向上させたというハイエナジー磁気回路を搭載。また、軽量なCCAWボイスコイルによる振動板の正確な振幅が、繊細なニュアンス表現を可能にするともしている。
加えて、ステンレスノズルの採用によって音の雑味の排除を図った。また、独自のスパイラルドットイヤーピースの技術を応用し、ユニット前面に不要な音を拡散するドットを配置した「アコースティックピュリファイアー」も採用することで、分解能の改善を図っている。
リケーブル対応で、端子はMMCXを採用。MMCX端子を独立したポッドに収納することで、ハウジングから分離する構造を採用している。ハウジング内の音響設計の自由度を大きく確保することで、形状を0.1mm単位で調整することを可能とし、徹底した音質の追求を行ったのだという。
また、ケーブルは今回新たに開発したもので、絹採用のMMCX着脱L/R完全分離ハイグレードグルーヴケーブルを採用。新たな芯線構成により音の伸びと繊細な表現を可能にしたとするとともに、天然素材の絹を採用することで余分な振動を抑制し、原音の持つピュアなディテールや雑味のない滑らかな響きを再現するという。
また、本体からプラグまでL/Rを完全にセパレートした構造とすることでセパレーションを改善。これによって空間表現力の向上も図っている。さらに、極厚金メッキプラグを採用することで接触を安定させている。。
ハウジングとウッドスタビライザーには日本産の楓を採用。さまざまな木の素材の中から今回の商品開発で追い求めた響きの実現に最も適したものを選定したという。
そして楓本来の響きを引き出すために、無垢材から精密に削り出し加工を行い、さらに硬度の高い漆塗りを施すことで響きを調整。また、吸音材には天然素材の阿波和紙と絹を採用することで、あたたかく美しい響きを再現したとしている。
そのハウジングとスタビライザーの仕上げには、前述したように漆塗りを採用。「音を奏でる楽器」をモチーフに、和楽器にも用いられる漆塗りを採用したとのことで、日本伝統工芸士の漆塗り職人が多層塗りを施している。
イヤーピースは、内壁に設けたスパイラル配列のドットによって音質劣化の原因となるイヤーピース内の反射音を拡散減衰させる「スパイラルドット+(プラス)イヤーピース」を付属。S/MS/M/ML/Lの5種類のサイズが付属する。
再生周波数帯域は6Hz〜52kHzで、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルは102dB/1mWで、最大許容入力が200mW。ケーブル長は1.2m。プラグ部は3.5mm24金メッキステレオミニプラグを採用している。