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公開日 2019/05/17 11:00
“リビングのコントロールセンター”
マランツ、市場シェアNo.1の“薄型”AVアンプが「NR1710」へ刷新。Bluetooth送信機能を搭載
編集部:小澤貴信
マランツは、スリムデザインを採用したAVアンプの最新モデル「NR1710」を6月中旬より発売する。価格は90,000円(税抜)。カラーはシルバーとブラックの2色を用意する。
NRシリーズは、高さ10.5cmスリムボディにフルサイズ製品と同等の機能を納め、マランツならではの音質も妥協なく追求することをコンセプトとしたAVアンプ。NR1710は、昨年6月に発売された「NR1609」(関連ニュース)の後継となる最新モデルだ。
新たにeARCに対応。さらに新機能としてBluetooth送信機能にアップデートで対応する。サラウンドフォーマットについては、トップスピーカーなしでも3Dサラウンドをバーチャル再生するDolby Atmos Hight Virtualizerにアップデートで対応予定。音質面のさらなる改善も実施し、従来モデルから回路設計や主要な音質部品を継承しつつ、全回路のパターン見直しを実施。細部のブラッシュアップも行った。
AVアンプとしての基本性能については、7chのディスクリート・パワーアンプを内蔵。7.1chプロセッシングに対応する。定格出力は50W/ch(8Ω)、実用最大出力は100W(6Ω、1ch駆動)となる。HDMI端子は8入力/1出力を搭載。
ディーアンドエムによるネットワーク/ワイヤレスオーディオ機能「HEOS」を搭載し、サーバーからの音楽ファイル再生や、Spotifyなどの音楽ストリーミング再生が可能。AirPlay 2には出荷時から対応する。Amazon Alexaに対応し、Alexa搭載デバイスからの音声操作も可能だ。
■“市場シェア No.1” AVアンプの最新モデル
NRシリーズは、大型モデルが主流のAVアンプの中で着々とシェアを拡大。前モデルのNR1609については、発売月の2018年6月から直近の2019年4月まで、1月以外の全月でAVアンプ全カテゴリーの市場シェア1位を獲得したとのこと(1月は在庫が切れた関係で2位だった)。
人気の理由は、上述のように薄型化しつつ音質と機能を妥協なく追求していることにあると言える。同社はNRシリーズのコンセプトとして「スリムデザイン」「リビング機器のコントロール」「マランツサウンド」の3つを挙げている。
「マランツサウンド」を掲げる点について、ディーアンドエムの高山氏は「NRシリーズが市場で受け入れられているのは、薄型ということだけでなく、薄型だけれど音にも妥協していないから」と説明する。
「リビング機器のコントロール」もNRシリーズがここ数年のモデルで掲げている点だが、これは薄型ながらフルサイズ機と遜色ない機能を搭載することで実現される。HDMI、光/同軸、ネットワーク、Bluetoothといったソースに対応し、スマートフォンからタブレット、ゲーム機からストリーミングデバイスまで、多様化するソースを統合して利用できるとする。
この3つの要素から、NRシリーズは「映画のため」だけではなく、映像・音楽ソースが多様化するリビングの “コントロールセンター” としてユーザーに利用されてきた。同社の調査によると、前モデルNR1608はマルチチャンネル搭載のAVアンプながら2chで利用しているユーザーが25%(同価格帯の大型AVアンプは7%)だったというが、これもユーザーがNRシリーズを映画にとどまらず、リビングの様々なコンテンツを統合的に切り替え、高品位に再生するために用いていることの証左といえる。
NRシリーズは世代ごとに着々と進化を続けてきたが、NR1710では最新フォーマットに対応しつつ、音質/機能の両面でさらなる進化を実現した。
■あらゆるコンテンツを3Dサラウンド化するDolby Atmos Height Virtualizerに対応
一方で、映画をはじめとする映像コンテンツを高品位に再生することが大きな役割であることは変わりない。従来からイマーシブオーディオ・フォーマットはドルビーアトモスおよびDTS:Xに対応。さらに非イマーシブのコンテンツも、「Dolby Surround」や「Neural:X」で3Dサラウンドへアップミックスして再生することが可能だった。
NRシリーズは、高さ10.5cmスリムボディにフルサイズ製品と同等の機能を納め、マランツならではの音質も妥協なく追求することをコンセプトとしたAVアンプ。NR1710は、昨年6月に発売された「NR1609」(関連ニュース)の後継となる最新モデルだ。
新たにeARCに対応。さらに新機能としてBluetooth送信機能にアップデートで対応する。サラウンドフォーマットについては、トップスピーカーなしでも3Dサラウンドをバーチャル再生するDolby Atmos Hight Virtualizerにアップデートで対応予定。音質面のさらなる改善も実施し、従来モデルから回路設計や主要な音質部品を継承しつつ、全回路のパターン見直しを実施。細部のブラッシュアップも行った。
AVアンプとしての基本性能については、7chのディスクリート・パワーアンプを内蔵。7.1chプロセッシングに対応する。定格出力は50W/ch(8Ω)、実用最大出力は100W(6Ω、1ch駆動)となる。HDMI端子は8入力/1出力を搭載。
ディーアンドエムによるネットワーク/ワイヤレスオーディオ機能「HEOS」を搭載し、サーバーからの音楽ファイル再生や、Spotifyなどの音楽ストリーミング再生が可能。AirPlay 2には出荷時から対応する。Amazon Alexaに対応し、Alexa搭載デバイスからの音声操作も可能だ。
■“市場シェア No.1” AVアンプの最新モデル
NRシリーズは、大型モデルが主流のAVアンプの中で着々とシェアを拡大。前モデルのNR1609については、発売月の2018年6月から直近の2019年4月まで、1月以外の全月でAVアンプ全カテゴリーの市場シェア1位を獲得したとのこと(1月は在庫が切れた関係で2位だった)。
人気の理由は、上述のように薄型化しつつ音質と機能を妥協なく追求していることにあると言える。同社はNRシリーズのコンセプトとして「スリムデザイン」「リビング機器のコントロール」「マランツサウンド」の3つを挙げている。
「マランツサウンド」を掲げる点について、ディーアンドエムの高山氏は「NRシリーズが市場で受け入れられているのは、薄型ということだけでなく、薄型だけれど音にも妥協していないから」と説明する。
「リビング機器のコントロール」もNRシリーズがここ数年のモデルで掲げている点だが、これは薄型ながらフルサイズ機と遜色ない機能を搭載することで実現される。HDMI、光/同軸、ネットワーク、Bluetoothといったソースに対応し、スマートフォンからタブレット、ゲーム機からストリーミングデバイスまで、多様化するソースを統合して利用できるとする。
この3つの要素から、NRシリーズは「映画のため」だけではなく、映像・音楽ソースが多様化するリビングの “コントロールセンター” としてユーザーに利用されてきた。同社の調査によると、前モデルNR1608はマルチチャンネル搭載のAVアンプながら2chで利用しているユーザーが25%(同価格帯の大型AVアンプは7%)だったというが、これもユーザーがNRシリーズを映画にとどまらず、リビングの様々なコンテンツを統合的に切り替え、高品位に再生するために用いていることの証左といえる。
NRシリーズは世代ごとに着々と進化を続けてきたが、NR1710では最新フォーマットに対応しつつ、音質/機能の両面でさらなる進化を実現した。
■あらゆるコンテンツを3Dサラウンド化するDolby Atmos Height Virtualizerに対応
一方で、映画をはじめとする映像コンテンツを高品位に再生することが大きな役割であることは変わりない。従来からイマーシブオーディオ・フォーマットはドルビーアトモスおよびDTS:Xに対応。さらに非イマーシブのコンテンツも、「Dolby Surround」や「Neural:X」で3Dサラウンドへアップミックスして再生することが可能だった。