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公開日 2019/07/11 10:40
低音再生「BEAT BLASTER」も
VECLOS、Diracの音場制御技術を採用した真空エンクロージャーBTスピーカー「SPW-500WP」
編集部:押野 由宇
サーモスは、独自の真空二重構造「真空エンクロージャー」を採用したオーディオブランド『VECLOS』の“ワイヤレス ポータブル スピーカー” 「SPW-500WP」を、9月上旬より発売する。価格はオープンだが、35,000円前後での実売が予想される。カラーはブラックとホワイトをラインナップ。(製品レビューはこちら)
真空エンクロージャーの特徴を生かしつつ、新たな技術を採用する事で、一体型の常識を超えた音の広がりと、迫力の低音による圧倒的な臨場感を実現したとするBluetoothスピーカー。同社では本モデルの活用として、リビングやキッチン、アウトドアシーンにおいて音楽を楽しむだけでなく、いつでもどこでも動画や映像を楽しめる「スモールシアター」を提唱している。
本モデルは3つの技術的特徴を備える。1つはDirac Research社独自のデジタル補正技術により理想的な音響特性に補正する「Dirac HD Sound」。周波数特性だけでなく、従来のイコライザー補正ではできなかったインパルス応答性も補正することで、一体型スピーカーでは再現が難しかった音像定位や音の立ち上がりを改善し、高品位でクリアなサウンドを再現するとしている。
2つめはAV機器では日本国内で初採用となる「Dirac Panorama Sound」。Dirac Research社が特許を取得した独自の音場制御アルゴリズムを使用することで、左右の音が混ざることによるステレオ感の喪失を修復し、音源制作者の意図通りの音像定位とステレオイメージを再現。一体型スピーカーながら、オリジナルのステレオ音源が持つ臨場感を最大限に引き出すという。
そしてパイオニア独自の特殊デジタル信号処理技術により、小型スピーカーでも自然で迫力のある低音を楽しむことができる機能「BEAT BLASTER」で、臨場感あるサウンドに欠かせない低音域の充実を図っている。
本体構造では、左右チャンネルごとにスピーカーボックスを分離し、それぞれに高振幅のフルレンジスピーカーと低域増強用のパッシブラジエーターを搭載。本体内部の左右の音の混在を防ぐことで、それぞれのチャンネルの音源を正確に再現することを目指した。また、パッシブラジエーターを水平対向に配置することで、不要な振動を抑制しながらスピード感のある低音を再生するとのこと。
エンクロージャーはサーモスの真空技術を投入し開発された「真空エンクロージャー」を採用。極めて高い剛性と優れたダンピング特性が得られるほか、真空層には音の振動を伝える空気がほとんどないことから、内筒から発生するレゾナンスに対して優れた遮音性を発揮し、ノイズ感の無いクリアなサウンドに寄与するという特性がある。
また、真空エンクロージャーにはステンレスを使用する。ステンレスは音響的に優れている反面、アルミニウムなどの他の金属に比べて硬く、加工が難しい金属とされているが、これをサーモス独自の高度な金属プレス加工と溶接のノウハウを駆使することで、シリンダー形状のエンクロージャーを新開発することに成功したとのことだ。
さらにIPX5相当の防水性能と、連続約11時間のワイヤレス再生に対応するバッテリーを内蔵し、アウトドアユースにも対応する。
スピーカーユニットは40mmのフルレンジを2基。アンプ部の実用最大出力は8W+8W。BluetoothはVer.5.0+EDR、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデックはSBC/AACに加えaptXをサポートする。
入力はBluetoothのほか、Φ3.5mm ステレオミニジャックとUSB端子を備える。USBは44.1kHz/48kHz(16bit)に対応するDACとして機能するほか、給電ポートを兼ねる。外形寸法は約261W×91H×72Dmm、質量は約1.1kg。
なお、本モデルは今週7月13日(土)-14日(日)に開催される「ポタフェス2019東京・秋葉原」にて初披露される予定だ。
真空エンクロージャーの特徴を生かしつつ、新たな技術を採用する事で、一体型の常識を超えた音の広がりと、迫力の低音による圧倒的な臨場感を実現したとするBluetoothスピーカー。同社では本モデルの活用として、リビングやキッチン、アウトドアシーンにおいて音楽を楽しむだけでなく、いつでもどこでも動画や映像を楽しめる「スモールシアター」を提唱している。
本モデルは3つの技術的特徴を備える。1つはDirac Research社独自のデジタル補正技術により理想的な音響特性に補正する「Dirac HD Sound」。周波数特性だけでなく、従来のイコライザー補正ではできなかったインパルス応答性も補正することで、一体型スピーカーでは再現が難しかった音像定位や音の立ち上がりを改善し、高品位でクリアなサウンドを再現するとしている。
2つめはAV機器では日本国内で初採用となる「Dirac Panorama Sound」。Dirac Research社が特許を取得した独自の音場制御アルゴリズムを使用することで、左右の音が混ざることによるステレオ感の喪失を修復し、音源制作者の意図通りの音像定位とステレオイメージを再現。一体型スピーカーながら、オリジナルのステレオ音源が持つ臨場感を最大限に引き出すという。
そしてパイオニア独自の特殊デジタル信号処理技術により、小型スピーカーでも自然で迫力のある低音を楽しむことができる機能「BEAT BLASTER」で、臨場感あるサウンドに欠かせない低音域の充実を図っている。
本体構造では、左右チャンネルごとにスピーカーボックスを分離し、それぞれに高振幅のフルレンジスピーカーと低域増強用のパッシブラジエーターを搭載。本体内部の左右の音の混在を防ぐことで、それぞれのチャンネルの音源を正確に再現することを目指した。また、パッシブラジエーターを水平対向に配置することで、不要な振動を抑制しながらスピード感のある低音を再生するとのこと。
エンクロージャーはサーモスの真空技術を投入し開発された「真空エンクロージャー」を採用。極めて高い剛性と優れたダンピング特性が得られるほか、真空層には音の振動を伝える空気がほとんどないことから、内筒から発生するレゾナンスに対して優れた遮音性を発揮し、ノイズ感の無いクリアなサウンドに寄与するという特性がある。
また、真空エンクロージャーにはステンレスを使用する。ステンレスは音響的に優れている反面、アルミニウムなどの他の金属に比べて硬く、加工が難しい金属とされているが、これをサーモス独自の高度な金属プレス加工と溶接のノウハウを駆使することで、シリンダー形状のエンクロージャーを新開発することに成功したとのことだ。
さらにIPX5相当の防水性能と、連続約11時間のワイヤレス再生に対応するバッテリーを内蔵し、アウトドアユースにも対応する。
スピーカーユニットは40mmのフルレンジを2基。アンプ部の実用最大出力は8W+8W。BluetoothはVer.5.0+EDR、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデックはSBC/AACに加えaptXをサポートする。
入力はBluetoothのほか、Φ3.5mm ステレオミニジャックとUSB端子を備える。USBは44.1kHz/48kHz(16bit)に対応するDACとして機能するほか、給電ポートを兼ねる。外形寸法は約261W×91H×72Dmm、質量は約1.1kg。
なお、本モデルは今週7月13日(土)-14日(日)に開催される「ポタフェス2019東京・秋葉原」にて初披露される予定だ。