ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2021/07/30 17:48
すっかり定着したレコード人気
商品不足の解消は未だめどが立たないが、“未知なる領域”の提案に高い関心も <販売店の声・売れ筋ランキング6月>
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。
■品不足の懸念がジワジワ拡大している
6月はスピーカーがほとんど動かず、心配しています。タンノイでは本国での生産体制における事情から、輸入が一時停止となってしまっています。B&Wではハイエンドクラスの「800D」シリーズがいよいよ完了となりましたが、こちらは依然として後継モデルの情報が入って来ていません。また、人気商品の多いD&Mの商品が軒並み欠品してしまっているのをはじめ、他社も欠品が相次いでおり、これから年末に向かって心配が募るばかりです。
そのようななか、アキュフェーズの創立50周年記念モデルとして8月中旬の発売が予定されているセパレート型SACDプレーヤー「DP-1000/DC-1000」に実売が出ました。予約がポチポチと入ってきており、明るい話題を提供してくれています。一日も早く新型コロナウイルスの感染が収束してほしいですね。(テレオン)
■完全に定着したレコード人気
6月はボーナスが支給される企業もあり、5月に比べると売上げは比較的に良かったと思います。特にアナログレコードの人気がさらに高まってきていて、レコードプレーヤーをお求めになるお客様も多かったです。カートリッジも10万円から40万円くらいするものがよく売れました。レコードに対する人気は、単なる一時的なブームという域を脱し、ひとつの楽しみ方として幅広い層に定着してきた印象があります。
6月には「全日本レコード&CDサマーカーニバルin浜松2021」が浜松市にあるクリエート浜松を会場に3日間にわたって開催され、中古のアナログレコードやCDの名盤約3万点が大集合しました。当店でも多くのお客様が足を運ばれたようで、「新しいレコード手に入れたよ!」とうれしそうに来店されるお客様の姿が目につきます。レコードに関連したオーディオアクセサリーも好調です。(Tsubaki Audio)
■高い関心を引き寄せる“未知なる領域”の提案
オーディオでは相変わらず常連のお客様がアクセサリーにはまっていて、高級な製品がよく出ます。これからさらに需要が高まってくるのではないかと期待しています。AVの方ではテレビシアターの案件が本当に多くなっており、それに比べてプロジェクターが少なくなっています。プロジェクターの購入者のほとんどが、以前に天吊りで取り付けされ方の買い替えの相談で、買い替えのタイミングで、プロジェクターをやめて大画面の有機ELテレビへの切り替えられる例も見受けられます。
7月頭に行ったソニー「VPL-VW275」のイベントも、コロナ禍でメーカーから講師をお呼びすることができませんでした。以前ならこぞって参加いただいたお客様も入場できる数が限られてしまうこともあり、予約は僅かでした。しかし、その一方で高額なプロジェクターをお持ちの熱心なお客様を数名お呼びして、AIMやFIBBRの光HDMIケーブルの画質を比較する催しを行ったところ、これが大当たりとなりました。10万円以上するAIM「LS3」が3本も出ました。併せて、パナソニック「DP-UB9000」に接続していた「Ground ARAY」の威力も確認していただき、こちらも2本売れました。お客様にとってもまだ経験がない“未知なる領域”になるからでしょうか、“食いつき”が違いました。
今度は、話題のストリーミングの映像を、高級なスイッチングHUBをお借りして、「DP-UB9000」で使用する企画を行ってみようと考えています。当たり前に普通に売れている商品をご紹介するのではなく、そこから一段掘り下げ、画質や音質の違いに貪欲なお客様に対し、どうすれば琴線に触れるようなアプローチができるのか。そんなやり方が必然的になってくるように思います。(第一無線)
■不気味なくらいなキヤノンの勢い
全体的には堅調な一カ月と言えましたが、キヤノンの一人勝ちの様相がジワジワと進んできているような気がして不気味でなりません。個人的にはいくつかのメーカーが鎬を削る状態が好ましいと思っており、ソニーやニコンにはもっと頑張ってもらいたいですね。(フジヤカメラ)
■品不足の懸念がジワジワ拡大している
6月はスピーカーがほとんど動かず、心配しています。タンノイでは本国での生産体制における事情から、輸入が一時停止となってしまっています。B&Wではハイエンドクラスの「800D」シリーズがいよいよ完了となりましたが、こちらは依然として後継モデルの情報が入って来ていません。また、人気商品の多いD&Mの商品が軒並み欠品してしまっているのをはじめ、他社も欠品が相次いでおり、これから年末に向かって心配が募るばかりです。
そのようななか、アキュフェーズの創立50周年記念モデルとして8月中旬の発売が予定されているセパレート型SACDプレーヤー「DP-1000/DC-1000」に実売が出ました。予約がポチポチと入ってきており、明るい話題を提供してくれています。一日も早く新型コロナウイルスの感染が収束してほしいですね。(テレオン)
■完全に定着したレコード人気
6月はボーナスが支給される企業もあり、5月に比べると売上げは比較的に良かったと思います。特にアナログレコードの人気がさらに高まってきていて、レコードプレーヤーをお求めになるお客様も多かったです。カートリッジも10万円から40万円くらいするものがよく売れました。レコードに対する人気は、単なる一時的なブームという域を脱し、ひとつの楽しみ方として幅広い層に定着してきた印象があります。
6月には「全日本レコード&CDサマーカーニバルin浜松2021」が浜松市にあるクリエート浜松を会場に3日間にわたって開催され、中古のアナログレコードやCDの名盤約3万点が大集合しました。当店でも多くのお客様が足を運ばれたようで、「新しいレコード手に入れたよ!」とうれしそうに来店されるお客様の姿が目につきます。レコードに関連したオーディオアクセサリーも好調です。(Tsubaki Audio)
■高い関心を引き寄せる“未知なる領域”の提案
オーディオでは相変わらず常連のお客様がアクセサリーにはまっていて、高級な製品がよく出ます。これからさらに需要が高まってくるのではないかと期待しています。AVの方ではテレビシアターの案件が本当に多くなっており、それに比べてプロジェクターが少なくなっています。プロジェクターの購入者のほとんどが、以前に天吊りで取り付けされ方の買い替えの相談で、買い替えのタイミングで、プロジェクターをやめて大画面の有機ELテレビへの切り替えられる例も見受けられます。
7月頭に行ったソニー「VPL-VW275」のイベントも、コロナ禍でメーカーから講師をお呼びすることができませんでした。以前ならこぞって参加いただいたお客様も入場できる数が限られてしまうこともあり、予約は僅かでした。しかし、その一方で高額なプロジェクターをお持ちの熱心なお客様を数名お呼びして、AIMやFIBBRの光HDMIケーブルの画質を比較する催しを行ったところ、これが大当たりとなりました。10万円以上するAIM「LS3」が3本も出ました。併せて、パナソニック「DP-UB9000」に接続していた「Ground ARAY」の威力も確認していただき、こちらも2本売れました。お客様にとってもまだ経験がない“未知なる領域”になるからでしょうか、“食いつき”が違いました。
今度は、話題のストリーミングの映像を、高級なスイッチングHUBをお借りして、「DP-UB9000」で使用する企画を行ってみようと考えています。当たり前に普通に売れている商品をご紹介するのではなく、そこから一段掘り下げ、画質や音質の違いに貪欲なお客様に対し、どうすれば琴線に触れるようなアプローチができるのか。そんなやり方が必然的になってくるように思います。(第一無線)
■不気味なくらいなキヤノンの勢い
全体的には堅調な一カ月と言えましたが、キヤノンの一人勝ちの様相がジワジワと進んできているような気がして不気味でなりません。個人的にはいくつかのメーカーが鎬を削る状態が好ましいと思っており、ソニーやニコンにはもっと頑張ってもらいたいですね。(フジヤカメラ)
- トピック
- S21 月間売れ筋ランキング