PHILE WEB

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2021/12/02 15:05
2種類のD/A変換モードで異なるサウンドが楽しめる

Cayin、ポケットサイズのR2R USB-DAC/アンプ「RU6」

編集部:成藤 正宣
コペックジャパンは、同社取り扱いブランドCayinから、R2Rラダー型DACを採用したポータブルUSB-DAC/アンプ「RU6」を12月8日より発売する。価格は32,890円(税込)。

予約は本日12月2日より受付を開始し、また初回数量限定特典として専用レザーケースを同梱する。レザーケースは単品でも販売され、価格は2,970円(税込)。

「RU6」

初回限定特典としてレザーケースが付属。単品でも発売される

複数の抵抗器を組み合わせて構成される、R2Rラダー型ディスクリートDACを搭載。PCMは384kHz、DSDは11.2MHzまで対応し、この方式ならではの自然でリアルなサウンドシグネチャーが楽しめるとする。また、24bitのR2Rデコードを実現するため、抵抗器は極めて精度が高く温度変化に対して安定したものを厳選しているとのこと。

ディスクリートのR2R DACを採用

NOS(ノン・オーバーサンプリング)モード/OS(オーバーサンプリング)モードという2種類のD/A変換モードを搭載。NOSモードは、音源のオリジナルのサンプリングレートを維持したまま、デジタルフィルターや補間処理などを介さずD/A変換を行うため、位相歪みやジッターの低減、リンギングの排除を実現。その結果、自然でまとまりがあり、かつ活き活きとしたサウンドが楽しめるという。

一方のOSモードは、D/A変換時にアップサンプリングやデジタルフィルターなどを用いることで、解像度や周波数の伸び、ノイズなどを改善。バックグラウンドが引き締まり、クリーンかつシャープな表現が特徴と説明されている。

ボリュームコントロールも、9セグメントの抵抗とスイッチングリレーによるディスクリート設計を採用。高精度/低ノイズ/低消費電力で、R2R DACの自然なサウンドシグネチャーを損なうこと無く0〜99ステップの音量調整が可能としている。なお、音量調整の際は、リレー切り替えに伴うショートディレイが発生する。

ボリュームコントロールもディスクリート設計で、R2R DACのサウンドを損なわないとしている

出力端子は3.5mm/4.4mmバランスの2系統を搭載し、ハイゲイン/ローゲインの切り替えに対応。ほか、再生情報や設定などを表示する約1インチの有機ELディスプレイ、ボリュームボタン、モード切り替えボタン、USB Type-C端子を備える。バッテリーは内蔵していない。

2系統の出力やボタンを搭載

外形寸法は65W×25.4H×13.7Dmm、質量は28g。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング3月 番外編>
2 ヘッドホン再生の極地に挑め! ラックスマン「P-100 CENTENNIAL」 2台使いの音質を徹底レビュー
3 Bowers & Wilkins、新ワイヤレスヘッドホン「Px7 S3」。aptX Lossless対応、ハウジング薄型化など大幅刷新
4 デノンはディスクを諦めない。CD/レコード派こそ最上位「3000NEシリーズ」を手にしてほしい理由
5 WIREWORLDの最新ケーブル“10シリーズ”徹底レビュー!新DNA Helix構造の効果はいかに!?
6 ハイセンス、4K Mini LED液晶テレビをハイグレード「U8R」/エントリー「U7R」まで拡げる
7 カナルワークス、FIIOとコラボしたLDAC対応の第3世代ワイヤレスケーブル
8 トライオード、高精度電子ボリューム搭載のA級真空管プリメインアンプ「JUNONE 845SE」
9 「Switch 2」量販店の予約状況・方法まとめ。Amazon、ヨドバシ、ビックなどの現状は?【4/23更新】
10 スピーカーはDALI「OBERONシリーズ」ブックシェルフがワンツー<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4/25 10:49 更新

WEB