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公開日 2023/07/08 18:50
Cleerからも参考展示
<ポタフェス>NUARL、開発中イヤホンの正式名や価格など詳細発表/FiiOやNoble Audioから“世界初展示”の新製品多数
編集部:小野佳希
イヤホンなどポータブルオーディオ関連のブランドが集うイベント「ポタフェス2023夏 秋葉原」が開幕。本稿では、NUARL、エミライの出展をレポートする。
NUARLは、6月23日に発売したばかりの完全ワイヤレスイヤホン「NUARL mini3 EARBUDS」などを展示。あわせて、これまでのイベントで何度か参考展示していたイヤホン「X247」の正式な製品名や発売時期、スペックの詳細などを明らかにした。
「X247」は、ノズル部を交換することで3パターンのチューニングを楽しめるというモデル。今回、正式名称が「Overture」となり、8月に66,000円で発売予定であることが明らかにされた。
10mmのDLC振動板を採用したドライバー “NUARL DRIVER v6” を搭載し、デュアルチャンバー構造を採用。HDSS技術を、デュアルチャンバーの前方部分に1つ、後方部に2つ搭載した “ハイブリッドHDSS” や、アコースティックフェーズガイドも採用している。
エミライは、FiiO、Noble Audio、Cleer、Chordといった同社取り扱いブランドの様々な製品を幅広く展示。例えばNoble Audioからは、世界初公開だというユニバーサルIEM「Spartacus」や、完全ワイヤレスイヤホン「Fokus Prestige」を参考展示している。
「Spartacus」は、いずれもSonion製のBAドライバー4基と骨伝導ドライバー2基によるハイブリッド構成を採用。Noble Audioとしては初めて、搭載ドライバーを全てSonion製としたモデルとなる。新開発のクロスオーバーネットワーク回路によって、周波数帯域を緻密に振り分けるという。
「FoKus Prestige」は、「FoKus Mystique」をベースに、アンテナ部など内部構成を再設計したモデル。過去にもイベントで参考展示されていたが「制御基板が変更になったり、チューニングも変わるなど、過去に展示してきたものより仕様が新しくなった。音質傾向としては『FoKus PRO』に近いイメージ」だという。
FiiOブランドでは、90mm径、1.5μm厚の大型ダイヤフラムを採用した平面駆動開放型ヘッドホンの上位モデル「FT5」などを参考展示。Bluetoothレシーバー兼USB-DAC「BR13」や、イントラコンカ型イヤホンのエントリーモデル「FF1」なども今回が世界初披露となった。「FF1」は「まだ具体的な価格は言えないが、相当お安い価格で提供する予定」だという。
FiiOではまた、100ドル程度の価格ながらSnapdragon Soundに対応する「FW3」や、カ−ボンファイバーダイヤフラム搭載の10mm径ダイナミックドライバーとBAドライバー1基ずつによるハイブリッドドライバー機「FH11」といった完全ワイヤレスイヤホンも参考展示。
さらに、3種類の異なるドライバー(Sonion製 静電型ドライバー4基/PU+DLCダイヤフラム搭載 ダイナミックドライバー1基/Knowles製BAドライバー 1基)を搭載するユニバーサルIEM「FX15」と、片耳あたり合計10基のBAドライバーを搭載する同社マルチBA型IEMの最新フラグシップ機「FA19」も参考展示している。
Cleerからは、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ARC2」を参考展示。「Music Edition」「Sports Edition」「Game Edition」という3クラウドファンディングを行っていた製品だが、イヤーフック部を細くして装着感の改良を図るなど、仕様を進化させたという。クラウドファンディングでの出資者へ発送した後、夏頃の一般販売も予定しており、税込33,880円前後での実売が見込まれる。
■NUARL
NUARLは、6月23日に発売したばかりの完全ワイヤレスイヤホン「NUARL mini3 EARBUDS」などを展示。あわせて、これまでのイベントで何度か参考展示していたイヤホン「X247」の正式な製品名や発売時期、スペックの詳細などを明らかにした。
「X247」は、ノズル部を交換することで3パターンのチューニングを楽しめるというモデル。今回、正式名称が「Overture」となり、8月に66,000円で発売予定であることが明らかにされた。
10mmのDLC振動板を採用したドライバー “NUARL DRIVER v6” を搭載し、デュアルチャンバー構造を採用。HDSS技術を、デュアルチャンバーの前方部分に1つ、後方部に2つ搭載した “ハイブリッドHDSS” や、アコースティックフェーズガイドも採用している。
■エミライ
エミライは、FiiO、Noble Audio、Cleer、Chordといった同社取り扱いブランドの様々な製品を幅広く展示。例えばNoble Audioからは、世界初公開だというユニバーサルIEM「Spartacus」や、完全ワイヤレスイヤホン「Fokus Prestige」を参考展示している。
「Spartacus」は、いずれもSonion製のBAドライバー4基と骨伝導ドライバー2基によるハイブリッド構成を採用。Noble Audioとしては初めて、搭載ドライバーを全てSonion製としたモデルとなる。新開発のクロスオーバーネットワーク回路によって、周波数帯域を緻密に振り分けるという。
「FoKus Prestige」は、「FoKus Mystique」をベースに、アンテナ部など内部構成を再設計したモデル。過去にもイベントで参考展示されていたが「制御基板が変更になったり、チューニングも変わるなど、過去に展示してきたものより仕様が新しくなった。音質傾向としては『FoKus PRO』に近いイメージ」だという。
FiiOブランドでは、90mm径、1.5μm厚の大型ダイヤフラムを採用した平面駆動開放型ヘッドホンの上位モデル「FT5」などを参考展示。Bluetoothレシーバー兼USB-DAC「BR13」や、イントラコンカ型イヤホンのエントリーモデル「FF1」なども今回が世界初披露となった。「FF1」は「まだ具体的な価格は言えないが、相当お安い価格で提供する予定」だという。
FiiOではまた、100ドル程度の価格ながらSnapdragon Soundに対応する「FW3」や、カ−ボンファイバーダイヤフラム搭載の10mm径ダイナミックドライバーとBAドライバー1基ずつによるハイブリッドドライバー機「FH11」といった完全ワイヤレスイヤホンも参考展示。
さらに、3種類の異なるドライバー(Sonion製 静電型ドライバー4基/PU+DLCダイヤフラム搭載 ダイナミックドライバー1基/Knowles製BAドライバー 1基)を搭載するユニバーサルIEM「FX15」と、片耳あたり合計10基のBAドライバーを搭載する同社マルチBA型IEMの最新フラグシップ機「FA19」も参考展示している。
Cleerからは、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ARC2」を参考展示。「Music Edition」「Sports Edition」「Game Edition」という3クラウドファンディングを行っていた製品だが、イヤーフック部を細くして装着感の改良を図るなど、仕様を進化させたという。クラウドファンディングでの出資者へ発送した後、夏頃の一般販売も予定しており、税込33,880円前後での実売が見込まれる。
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