トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2023/08/23 13:48
斜め後方からの車両接近警告など新機能も多数追加

ケンウッド、後方視認性が向上したデジタルルームミラー型ドラレコ「DRV-EM4800」

編集部 : 伴 修二郎
JVCケンウッドは、ケンウッドの前方・後方の同時撮影に対応するデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4800」を9月下旬より発売する。価格はオープンだが、税込54,100円前後での実売が予想される。

「DRV-EM4800」

2021年に発売したケンウッド初のデジタルルームミラー型ドラレコ「DRV-EM4700」の後継機にあたるモデル。前モデルの基本性能をベースに、高画質化や後方視認性の向上など、デジタルルームミラー型としての性能を高めると同時に、ドライバーのサポート機能も充実させたとアピールする。

12型IPS液晶を採用したデジタルルームミラーを搭載し、リアカメラで撮影する映像をリアルタイムでデジタルルームミラーに映し出すことで、荷物や車体などで生じる死角の少ない後方確認が行える。

メインユニット背面

新たにデジタルルームミラーに表示するリアカメラの映像を6段階で拡大できる「表示画角調整機能」を搭載。広角レンズによる遠近感の強調を調整することが可能で、後方車との距離感がつみやすくなる。

後方車との距離感をつかみやすいよう映像を6段階で拡大できる「表示画角調整機能」を搭載

ドライブレコーダー開発で長年にわたり培ってきた独自の映像技術と車載技術を組み込みチューニングを行った「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」により、総合的に画質や機能を向上する。映像性能および機能性が強化されたことで、デジタルルームミラーの映像表示においても自然でクリアな画質表示を実現したと説明する。

前後2カメラには、水平:約133°/垂直:約69°/対角:約162°の広視野角レンズを採用し、前・後方映像ともに広い範囲の録画に対応する。HDR機能もサポートし、逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境時に起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、安定した映像表示と録画を実現するとのこと。

フロントカメラ

明るく低ノイズで色再現性に優れた裏面照射型CMOSセンサー「PureCel Plus」を新たに採用。夜間やトンネル内など暗いシーンでは明るくノイズの少ない映像で撮影、明るいシーンでは色再現性に優れた映像の撮影が可能だという。

リバースに連動し、駐車時などに後方確認をサポートする「画角自動下降機能」を新たに搭載。本機のリバース検出コードを車両に接続することにより、車両後退時にあらかじめ設定した下向きの角度に自動的にアングルが切り替わり、バックカメラの補助的な役割としても利用できる

前後2カメラの明るさをそれぞれ3段階から調整可能な「明るさ調整機能」では、リアガラスがスモークガラスの場合でも、リアカメラの明るさだけを調整して、後方の映像を明るく鮮明な映像で表示し、録画をすることができる。

運転支援機能も充実しており、後方急接近警告や前方衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告などをサポートする。新たに死角となる斜め後方に接近する車両を検出すると画面表示と警告音で知らせる「斜め後方障害物警告」が追加された。設置面では、取り付け位置の自由度を高めるデジタルルームミラー本体とフロントカメラが分離したセパレート式を新たに採用している。

取り付け位置の自由度を高めるセパレート式フロントカメラを採用

さまざまな車両状況を記録できる録画機能も充実。エンジンのON/OFFに連動し、本体の電源を手動でON/OFFする手間なく自動で録画がスタート/ストップする「常時録画」。Gセンサーの搭載により突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画開始する「イベント記録」。常時録画中でも必要に応じて音声コマンドを発話する「音声コマンド/手動録画」、車載電源ケーブル「CA-DR550」(別売)を使用することで最長24時間の録画に対応する「駐車録画」。以上、4つの録画機能を搭載する。

microSDカードは最大容量128GBまで対応。SDカードのエラーを未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー機能」、テレビ放送への電波干渉を抑える「地デジ干渉対策」、LED信号機の無点灯記録を防ぐ「LED信号機対応」、映像録画中のファイル破損を防ぐ「スーパーキャパシター」をサポートする。

録画映像は、専用の無償ビューアーソフトを利用して前・後方の録画内容をPC上で再生可能。高耐久で信頼性が向上した3D NAND型のmicroSDカードを付属する。一律4万円の補償金が支払われる交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度もサポートする。外形寸法/質量は、メインユニットが296W×79H×27Dmm/466g(microSDHCカード含む)、フロント/リアカメラが57W×31H×25Dmm/約35g。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードプレーヤーは “2強” テクニクス「SL-1500C」&デノン「DP-3000NE」がつばぜり合い<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング10月>
2 評論家も驚く実力派サウンドバーがこの価格? JBL「BAR 1000/800」がAmazonブラックフライデーで激安!
3 【プロレビュー有】老舗デノンの技術が結集! “音が良いサウンドバー”代表選手「DHT-S218」の魅力に迫る!
4 Amazonブラックフライデー、Shanlingの多機能プレーヤー・iBassoのUSB-DAC/アンプも狙い目
5 Hey! Say! JUMP、全曲サブスク解禁。最新アルバム「H+」含む全349曲が聴き放題に
6 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
7 Bang & Olufsen、ANCを強化した完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay Eleven」
8 【レビューあり】「ビクター史上、最高傑作」から高コスパ機まで。どれを買うべき?ビクター製イヤホン2024年モデル総まとめ
9 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
10 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
11/28 10:35 更新

WEB