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公開日 2023/11/08 20:14
「NEO iDSD」の後継モデル
iFi audio、各種機能をアップグレードした据え置きDAC/ヘッドホンアンプ「NEO iDSD2」
編集部 : 伴 修二郎
トップウイングサイバーサウンドグループは、同社取り扱いブランドiFi audioのミドルクラス据え置きオーディオ“NEOシリーズ”から、DAC兼ヘッドホンアンプ「NEO iDSD2」を11月15日より発売する。価格は154,000円(税込)。
2020年に“NEOシリーズ”として発表されたDAC兼ヘッドホンアンプ「NEO iDSD」の後継モデル。前モデルが搭載していた機能を強化しつつ、より利便性を高める新機能を多数追加している。
カスタム設計の「デジタル・エンジン」は、DACステージのベースにバーブラウン製DACチップを採用。デジタル入力されたオーディオ信号を処理する16コアXMOSマイクロコントローラーは、開発チームが独自にファームウェアをプログラムすることで音質を最適化し、「バーブラウンDACとの完璧な組み合わせ」を実現したとする。
また、フェムト秒精度を誇る独自のクロックシステム「GMT(Global Master Timing)」やスマート・ストレージ・キャッシュなどのジッター除去テクノロジーも強化。デジタルフィルターは、Standard/Bit Perfect/Minimum Phase/GTO(Gibbs Transient Optimised)の全4種類から選択できるようになった。
オーディオフォーマットは最大でPCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)に対応。DACチップの4チャンネル「トゥルー・ネイティブ」デザインにより、PCMとDSDが別の経路を通ることで、どちらの信号もビットパーフェクトの状態で伝送されるという。最大384kHzまでのMQAのフルデコードにも対応する。
新たに再設計されたBluetoothモジュールでは、最新規格であるBluetoothバージョン5.4、およびロスレスコーデック「aptX Lossless」をサポート。aptX adaptive/LDAC/HWA・LHDC/AAC/SBCコーデックにも対応する上、モジュールはOTA(over-the-air)でアップデート可能なため、今後新しいコーデックが登場した場合も追加することができるという。Bluetoothデバイスとのペアリング情報は最大8つまで記憶できる。
アナログ部では、前モデルでも採用していた入力から出力までフル・バランス設計の「PureWave」回路をさらに強化。独自にカスタマイズした超低ノイズオペアンプやTDK製C0G多層セラミックキャパシター、MELF薄膜抵抗器、ムラタ/太陽誘電製インダクターといった高品質な部品を全体に使用することで、低ESR(等価直列抵抗)やリニアリティの高さ、低ノイズを実現したとする。
ヘッドホンアンプ部では、4.4mmバランス出力が32Ωで5,551mW/13.3V、600Ωで650mW/19.5Vと、出力パワーが前モデルと比較して約10倍に増強。より高負荷なヘッドホンも駆動可能になっている。ボリュームは精確なマイクロプロセッサーで制御しながら、抵抗ラダーを用いてアナログ領域で調節することで解像度を追求した。
接続された機器に合わせて出力調節が行える、4種のヘッドホンアンプ用ゲイン設定を用意。デフォルトモードのNormal(0dB)、Turbo(+8dB)、Nitro(+16dB)と、超高感度IEMを接続する際に便利なIEMatch減衰モード(-12dB)を備える。
さらなる音質補正技術として、中域との干渉や解像度低下を回避しつつ低域を強化できる「XBass II」、ヘッドホンのサウンドステージを拡張する「XSpace」も搭載。いずれもアナログ処理によるもので、使用しない場合はスイッチ切り替えにより信号経路から分離することができる。また「XBass II」には3つのEQオプションも用意。低域を対象とする「Bass」、中高域を中心にする「Presence」、前述の2モードを組み合わせた「Bass+Presence」から選択できる。
電源回路は、充実したリニア・レギュレーションを装備することで優れたPSRR(Power Supply Rejection Ratio/電源電圧変動除去比)パフォーマンスを発揮すると説明。PMOSデバイスを使用したBiCMOS半導体テクノロジーにより、非常に低い歪みと優れたトランジェント・レスポンスを実現したという。加えて、付属の電源アダプター「iPower II」を組み合わせれば、さらにノイズの発生を低減できるとしている。
前面には2.0型のTFTカラー液晶ディスプレイを搭載。オーディオ信号に干渉する電気ノイズを抑える「SilentLine」デザインを採用し、オーディオフォーマットやサンプリングレート、ボリュームレベル、入力モードなどの設定値を表示することが可能。明るさ調節にも対応する。
入力端子は光/同軸デジタル/USB3.0-B端子に加えて、新たに3.5mmアナログ入力を備える。出力端子はXLRライン/RCAライン/4.4mmバランス/6.3mmシングルエンド端子を搭載。新開発のBluetoothアンテナをユニットに内蔵するほか、外付けのクロック用入力端子(10MHz)も装備した。
本体は214×41×158mm、質量916gのコンパクトサイズで、デスク周りや棚の上などにも設置しやすいとするほか、付属のアルミスタンドを使用することで縦置きも可能。新開発のアルミニウム製リモコンが付属し、専用アプリ「Nexis」との連携にも対応する。
2020年に“NEOシリーズ”として発表されたDAC兼ヘッドホンアンプ「NEO iDSD」の後継モデル。前モデルが搭載していた機能を強化しつつ、より利便性を高める新機能を多数追加している。
カスタム設計の「デジタル・エンジン」は、DACステージのベースにバーブラウン製DACチップを採用。デジタル入力されたオーディオ信号を処理する16コアXMOSマイクロコントローラーは、開発チームが独自にファームウェアをプログラムすることで音質を最適化し、「バーブラウンDACとの完璧な組み合わせ」を実現したとする。
また、フェムト秒精度を誇る独自のクロックシステム「GMT(Global Master Timing)」やスマート・ストレージ・キャッシュなどのジッター除去テクノロジーも強化。デジタルフィルターは、Standard/Bit Perfect/Minimum Phase/GTO(Gibbs Transient Optimised)の全4種類から選択できるようになった。
オーディオフォーマットは最大でPCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)に対応。DACチップの4チャンネル「トゥルー・ネイティブ」デザインにより、PCMとDSDが別の経路を通ることで、どちらの信号もビットパーフェクトの状態で伝送されるという。最大384kHzまでのMQAのフルデコードにも対応する。
新たに再設計されたBluetoothモジュールでは、最新規格であるBluetoothバージョン5.4、およびロスレスコーデック「aptX Lossless」をサポート。aptX adaptive/LDAC/HWA・LHDC/AAC/SBCコーデックにも対応する上、モジュールはOTA(over-the-air)でアップデート可能なため、今後新しいコーデックが登場した場合も追加することができるという。Bluetoothデバイスとのペアリング情報は最大8つまで記憶できる。
アナログ部では、前モデルでも採用していた入力から出力までフル・バランス設計の「PureWave」回路をさらに強化。独自にカスタマイズした超低ノイズオペアンプやTDK製C0G多層セラミックキャパシター、MELF薄膜抵抗器、ムラタ/太陽誘電製インダクターといった高品質な部品を全体に使用することで、低ESR(等価直列抵抗)やリニアリティの高さ、低ノイズを実現したとする。
ヘッドホンアンプ部では、4.4mmバランス出力が32Ωで5,551mW/13.3V、600Ωで650mW/19.5Vと、出力パワーが前モデルと比較して約10倍に増強。より高負荷なヘッドホンも駆動可能になっている。ボリュームは精確なマイクロプロセッサーで制御しながら、抵抗ラダーを用いてアナログ領域で調節することで解像度を追求した。
接続された機器に合わせて出力調節が行える、4種のヘッドホンアンプ用ゲイン設定を用意。デフォルトモードのNormal(0dB)、Turbo(+8dB)、Nitro(+16dB)と、超高感度IEMを接続する際に便利なIEMatch減衰モード(-12dB)を備える。
さらなる音質補正技術として、中域との干渉や解像度低下を回避しつつ低域を強化できる「XBass II」、ヘッドホンのサウンドステージを拡張する「XSpace」も搭載。いずれもアナログ処理によるもので、使用しない場合はスイッチ切り替えにより信号経路から分離することができる。また「XBass II」には3つのEQオプションも用意。低域を対象とする「Bass」、中高域を中心にする「Presence」、前述の2モードを組み合わせた「Bass+Presence」から選択できる。
電源回路は、充実したリニア・レギュレーションを装備することで優れたPSRR(Power Supply Rejection Ratio/電源電圧変動除去比)パフォーマンスを発揮すると説明。PMOSデバイスを使用したBiCMOS半導体テクノロジーにより、非常に低い歪みと優れたトランジェント・レスポンスを実現したという。加えて、付属の電源アダプター「iPower II」を組み合わせれば、さらにノイズの発生を低減できるとしている。
前面には2.0型のTFTカラー液晶ディスプレイを搭載。オーディオ信号に干渉する電気ノイズを抑える「SilentLine」デザインを採用し、オーディオフォーマットやサンプリングレート、ボリュームレベル、入力モードなどの設定値を表示することが可能。明るさ調節にも対応する。
入力端子は光/同軸デジタル/USB3.0-B端子に加えて、新たに3.5mmアナログ入力を備える。出力端子はXLRライン/RCAライン/4.4mmバランス/6.3mmシングルエンド端子を搭載。新開発のBluetoothアンテナをユニットに内蔵するほか、外付けのクロック用入力端子(10MHz)も装備した。
本体は214×41×158mm、質量916gのコンパクトサイズで、デスク周りや棚の上などにも設置しやすいとするほか、付属のアルミスタンドを使用することで縦置きも可能。新開発のアルミニウム製リモコンが付属し、専用アプリ「Nexis」との連携にも対応する。