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公開日 2024/07/18 15:09
7/18発売、税込39,600円前後
nwm、ながら聴きヘッドホン「nwm ONE」。NTTの音を閉じ込める/仕分ける技術をダブル搭載
編集部:杉山康介
NTTソノリティは、同社nwmブランドのフラグシップ製品として、オープンイヤー型オーバーヘッド耳スピーカー「nwm ONE(ヌーム ワン)」を、本日7月18日(木)より発売する。価格はオープンだが、税込39,600円前後での実売が想定される。
nwmはNTTグループ初のコンシューマー向け音響ブランドで、2022年のローンチ以来、4製品をリリース。その核となるのが「PSZ(Personalized Sound Zone)」「Magic Focus Voice」という2つの技術だ。
PSZは、ある音波に対して180度位相を回転させた逆位相の波形を重ねると音が消える原理を応用し、“音を閉じ込める” 技術。これによって耳をふさがなくても音漏れを気にせず音楽が聴ける “ながら聴き” を実現している。
Magic Focus Voiceは、音が2つのマイクに到達する時間差から音響空間を認識して話者を特定する「ビームフォーミング」と、雑音を除去して音声だけを抽出する「スペクトルフィルター」の2つをハイブリッド処理することで、“音を仕分ける” 技術。長年電話に取り組んできたNTTのノウハウを凝縮し、音質を損なわずに人の耳に合わせるチューニングを実現したという。
今回発売されるnwm ONEは、この2つの技術を搭載したオーバーヘッドタイプの “耳スピーカー”。両技術を搭載した製品はブランド初となる。
ドライバーは新開発の12mmトゥイーターと35mmウーファーを1基ずつ2way構成で搭載。既存の耳スピーカー製品では音質や使いやすさ、音漏れのしやすさといった要素のバランスが良いという12mmドライバーを用いているが、オープンイヤーという特性上、低音が出づらい点が課題としてあったという。同時に、ドライバーを大きくすれば低音の出力が上がる一方、音漏れの制御が難しくなることが研究から分かっていたとのこと。
そこで、外部に漏れた際に聴こえやすい帯域は12mmトゥイーター、それ以下の聴こえづらい帯域は35mmウーファーが受け持つかたちで分け、同軸で配置。個別アンプでの駆動、DSP処理によって大音量で歪みのない再生が可能だとする。
さらに音響的に最適になるよう、ドライバー部のグリル孔のパターンを低音と高音で変更。ドライバー自体を回転させ、耳の角度に合わせられるようにもなっている。再生周波数帯域は40Hz - 20kHz。
立体音響フォーマットの「360 Reality Audio」や次世代Bluetooth規格のLE Audio/Auracast、マルチポイント接続に対応。BluetoothはVer.5.3で、コーデックはSBC/AACに加えてLC3、CBSD、mSBCをサポートする。
再生時間は最大20時間で、5分の充電で1時間の再生が可能な急速充電もサポート。付属のUSB-Cケーブルによる有線接続にも対応している。
スマホ用アプリ「nwm Connect」からパラメトリックイコライザでの音質調整などが可能。なお、360 Reality Audioソースを最適な状態で視聴するには耳の形の測定が必要となるが、こちらもアプリ内から実行可能だ。
デザイン性、使い勝手にもこだわったとしており、ブランドロゴも記さない程に徹底したミニマルデザインを採用。約185gと軽量なうえ、耳を覆わないため蒸れず、側圧も最小限なため長時間の装着でも快適だとアピールする。
今回の発売に伴い、7月20-21日に代官山 蔦屋書店で開催される「オーディオLABO Session1(リアルサウンドテック×野村ケンジ support by 代官山 蔦屋書店)」、7月27日にステーションコンファレンス東京で開催されるイベント「夏のヘッドフォン祭 mini2024」での製品展示も決定。当日はプロダクト担当者も在籍するとのこと。
nwmはNTTグループ初のコンシューマー向け音響ブランドで、2022年のローンチ以来、4製品をリリース。その核となるのが「PSZ(Personalized Sound Zone)」「Magic Focus Voice」という2つの技術だ。
PSZは、ある音波に対して180度位相を回転させた逆位相の波形を重ねると音が消える原理を応用し、“音を閉じ込める” 技術。これによって耳をふさがなくても音漏れを気にせず音楽が聴ける “ながら聴き” を実現している。
Magic Focus Voiceは、音が2つのマイクに到達する時間差から音響空間を認識して話者を特定する「ビームフォーミング」と、雑音を除去して音声だけを抽出する「スペクトルフィルター」の2つをハイブリッド処理することで、“音を仕分ける” 技術。長年電話に取り組んできたNTTのノウハウを凝縮し、音質を損なわずに人の耳に合わせるチューニングを実現したという。
今回発売されるnwm ONEは、この2つの技術を搭載したオーバーヘッドタイプの “耳スピーカー”。両技術を搭載した製品はブランド初となる。
ドライバーは新開発の12mmトゥイーターと35mmウーファーを1基ずつ2way構成で搭載。既存の耳スピーカー製品では音質や使いやすさ、音漏れのしやすさといった要素のバランスが良いという12mmドライバーを用いているが、オープンイヤーという特性上、低音が出づらい点が課題としてあったという。同時に、ドライバーを大きくすれば低音の出力が上がる一方、音漏れの制御が難しくなることが研究から分かっていたとのこと。
そこで、外部に漏れた際に聴こえやすい帯域は12mmトゥイーター、それ以下の聴こえづらい帯域は35mmウーファーが受け持つかたちで分け、同軸で配置。個別アンプでの駆動、DSP処理によって大音量で歪みのない再生が可能だとする。
さらに音響的に最適になるよう、ドライバー部のグリル孔のパターンを低音と高音で変更。ドライバー自体を回転させ、耳の角度に合わせられるようにもなっている。再生周波数帯域は40Hz - 20kHz。
立体音響フォーマットの「360 Reality Audio」や次世代Bluetooth規格のLE Audio/Auracast、マルチポイント接続に対応。BluetoothはVer.5.3で、コーデックはSBC/AACに加えてLC3、CBSD、mSBCをサポートする。
再生時間は最大20時間で、5分の充電で1時間の再生が可能な急速充電もサポート。付属のUSB-Cケーブルによる有線接続にも対応している。
スマホ用アプリ「nwm Connect」からパラメトリックイコライザでの音質調整などが可能。なお、360 Reality Audioソースを最適な状態で視聴するには耳の形の測定が必要となるが、こちらもアプリ内から実行可能だ。
デザイン性、使い勝手にもこだわったとしており、ブランドロゴも記さない程に徹底したミニマルデザインを採用。約185gと軽量なうえ、耳を覆わないため蒸れず、側圧も最小限なため長時間の装着でも快適だとアピールする。
今回の発売に伴い、7月20-21日に代官山 蔦屋書店で開催される「オーディオLABO Session1(リアルサウンドテック×野村ケンジ support by 代官山 蔦屋書店)」、7月27日にステーションコンファレンス東京で開催されるイベント「夏のヘッドフォン祭 mini2024」での製品展示も決定。当日はプロダクト担当者も在籍するとのこと。