トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > デジカメニュース

公開日 2018/04/04 13:25
レンズ、センサーも新規設計

パナソニック、2つの新機能で手ブレ補正大幅強化の4Kビデオカメラ「HC-WXF1M/WZXF1M」

編集部:成藤正宣
パナソニックは、画質にこだわった撮影から簡単撮影まで幅広いニーズに対応する4Kビデオカメラ4機種を5月17日より順次発売する。いずれもオープン価格。

HC-WXF1M/WZXF1M:5月17日発売、予想実売価格15万円前後

ファインダー付き最上位モデル「HC-WXF1M/WZXF1M」

>HC-WX1M/WZX1M:5月17日発売、予想実売価格12万円前後

ファインダー以外は最上位機に準ずる性能の「HC-WX1M/WZX1M」

HC-VX1M/VZX1M:5月17日発売、予想実売価格9万5千円前後

スタンダードモデル「HC-VX1M/VZX1M」

HC-VX990M/VZX990M6月14日発売、予想実売価格8万5千円前後

エントリーモデル「HC-VX990M/VZX990M」

※いずれのモデルも流通経路の違いにより2種類の型番が付けられているが、仕様は共通

4Kテレビの出荷台数が増加し、各家庭の視聴環境が大画面化する中生まれた「記録も高画質で行いたい」というニーズに応えた新モデル。「HC-WXF1M」はモニター部のサブカメラ、ファインダーを備えた最上位モデル、「HC-WX1M」はファインダーを省いたレギュラーモデル、「HC-VX1M」はサブカメラやマニュアルリングを省いたスタンダードモデル、「HC-VX990M」は4Kを簡単に撮影できる機能をフィーチャーしたエントリーモデルとなる。

4K撮影で需要の多い要素を網羅したという

HC-WXF1M、HC-WX1Mは、新開発のライカディコマーレンズと1/2.5型センサー、そして「新ハイブリッド手ブレ補正」を搭載する。

新ライカディコマーレンズは14枚11グループで構成。光学24倍ズームが可能で、4K/FHD 24p撮影モードでは35mm換算にして広角25mmの画角が得られる。F値は1.8〜4.0。

1/2.5型センサーは総画素数857万画素で、従来機種HC-WXF990の1/2.3型センサーに比べ1画素あたりの面積は1.7倍に増加した。センサーサイズ自体は従来機種より小型化されているが有効画素数は同等で、暗所における撮影能力は逆に向上している。

性能は落とさないまま、本体ユニットも小型化した

光学ズームは24倍、画質劣化を抑えた超解像デジタルズーム・iAズームは32倍まで可能で、25〜600mm相当の望遠にて4K撮影が楽しめる。フルHD撮影時には、さらに29.5〜708mm相当の48倍iAズームが可能となる。

「新ハイブリッド手ブレ補正」は、従来機種から搭載されている「5軸ハイブリッド手ブレ補正」に、2つの新たな要素を加えて強化したもの。

新要素の1つは光学手ブレ補正「アダプティブO.I.S.」で、撮影時の姿勢、風の有無、手持ち撮影/三脚撮影など撮影環境をリアルタイムで認識し、撮影条件に最も適した手ブレ補正パターンを適用するというもの。

もう1つの要素は「ボールO.I.S.」で、レンズユニットの手ブレ補正機構にセラミック製ボールベアリングを内蔵。手ブレ補正機構の動作を滑らかにし、細かなブレにも追従する。これらの新要素により、広角から望遠、特に望遠時の少振幅ブレを大幅に低減できるとしている。

ボールベアリングによる手ブレ補正機構が組み込まれたユニット

また、画質にこだわるユーザーに向けて手動で調整可能な設定項目を多数用意。ホワイトバランスやAFの動作特性の調整、ユーザーボタンへの機能割当などを細かに設定できる。新設計のマニュアルリングも搭載し、フォーカスの手動調整、F1.8からF16までの虹彩調整、ズームを操作できる。

上位2機種はマニュアルリングも搭載し、こだわりの撮影に対応する

フォーカスに関しても、モニターの任意の位置をタッチして拡大する「フォーカスエキスパンド」、輪郭に色を付けてピント合わせの目印にする「フォーカスピーキング」などの補助機能を搭載し、より正確なピント合わせを実現する。

バッテリーは後部に装着

上位機種に搭載されたサブカメラの画像はメインの画像に被せて表示することができる

HC-VX1Mも新レンズ/センサー、新ハイブリッド手ブレ補正を搭載。マニュアル設定項目を省いた手軽な操作感で、高画質な撮影を行える。

全機種共通の機能として、録画ボタンの押し損ねを防ぐ「REC/PAUSEお知らせ表示」、自撮りのためモニターを180度回転させた状態でも、モニターに操作アイコンが表示される「対面撮影機能」、撮影した動画を素早く探せるクイックアクセス/ショートカットボタンなどを搭載。

コントラストに乏しいシーンや逆光シーンを自動調整する「インテリジェントコントラスト」も搭載し、マニュアル操作なしでも使いやすく綺麗に撮影できる機能を取り揃えている。

自動でコントラストを調整する「インテリジェントコントラスト」も搭載

内蔵メモリーは全機種共通64GBで、128GBまでのSDXCカードに対応。記録形式はADCHDとMP4に対応する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新

WEB