公開日 2019/01/29 12:31
フォトビジネスを拡大するヒントが満載
プリント動機は“想い”。富士フイルムフォトイメージングフェアで700名大調査明らかに
Senka21編集部・竹内純
プリントしない時代にプリントする人の理由とは
富士フイルムイメージングシステムズは、1月24日・25日の両日、「富士フイルム フォトイメージングフェア」を開催した。これまでの写真専門店や写真館、スタジオに加え、新しいチャネルでの写真ビジネス創造も見据え、従来の「大商談会」と謳っていた名称を昨年より変更。今年は『想いをカタチに。with PHOTO 〜 お客様の「楽しい!」が新しい写真ビジネスに!』とテーマに銘打ち、全11コーナーでビジネスに貢献できる多彩な提案を連打した。
同社・西村亨社長は「スマホ、SNSの時代と言われる中で、私たちの希望的観測から、プリントすることをお薦めしてきました。しかし、世の中はどちらかと言えば “プリントしないこと” を前提に動いています。しかし、その前提の中でも、若年層、子育て層、写真趣味層、シニア層など多くの方が、お客様それぞれに写真をプリントして楽しまれている方がいます。今回行った実態調査から、そこには必ず “想い” や “気持ち” があり、それが一定のレベルを超えたときに、プリントにしたい、アルバムにしたいという行動に移すことが見えてきました」と調査で明らかとなった核心を説明した。
そうした意識や行動、トレンドに「大きなビジネスチャンスがあるはずです。写真プリントの素晴らしさ、価値、バリエーションをピーアールして、写真専門店や写真館、スタジオはもちろん、それ以外の業態の皆様にも新たなビジネスを創造し、拡大する提案を行っていきたい」と力を込める。
今回のフェアの大きな見どころとなるのは、その700名におよぶユーザー調査・分析をベースにした「ユーザー実態調査。写真の楽しみ方提案」コーナーだ。昨年も、さまざまなシーンと被写体がある中で、560名におよぶ社内アンケートから、プリントに適した8つのシーンと被写体に浮き彫りにして、それぞれにマッチしたプリント製品を的確に提案を行った展示が来場者の大きな注目を集めた。
今回はまず、 “プリントをしないのが当たり前” との前提条件に立ち、そうした中でもプリントしている人が、何故プリントをするのかを追究。結果、プリントをするきっかけ・動機(=プリントスイッチ)が “想い” にあることを明らかとし、さまざまな想いを「感じる」こと、お客様それぞれの想いにより異なるプリントサービスの形を「考える」こと、そして、お客様の想いを叶える場を「つくる」ことの大切さが、詳細なアンケート結果とともに力強く提案された。
フリーカメラマン対象のセミナーを同時開催
会場ではその他にも、「3畳プリント」「Wonder Print Stationのプリント商品・サービス提案」「プリント販促提案」「インスタントビジネス提案」「Xシリーズデジタルカメラ提案」「プレミアムプリント提案」「コンテンツビジネス提案」「プリント機器・証明写真ビジネス提案」「ビジネスソリューション提案」「営業写真ビジネス提案」の各コーナーで、同社の新製品や新しいサービスによる提案を展開。
さらに、「写真が子どもの自信をひきだす“写真が子どもの自信をひきだす “ほめ写” をはじめよう」(教育評論家・親野智可等氏)、「“ほめ写” 体験ママが語る “ほめ写” の効果」(ほめ写実践中のまま3名)、そして、「これが、写真館の経営者として僕らの歩む道」(にしだ写真館 西田朋之氏)の3つのセミナーが開催された。
同社 取締役 フォトイメージング事業部長・河野通治氏は「写真を楽しんでいらっしゃるお客様を軸に、小売りの皆様のビジネスが盛り上がるご提案を行って参りたい」と訴える。マッチングサイトの台頭などで、家族写真の出張撮影のビジネスが急拡大する中、増加傾向を見せるフリーカメラマンを対象にしたセミナーも別会場で同時開催された。同社ではフリーカメラマン向けに月1回セミナーを開催、多様化する市場トレンドを敏感に捉え、きめ細かな提案活動を展開する。
「富士フイルム フォトイメージングフェア」は、会場を大阪に移して2月6日に開催、さらに全国20カ所でもミニフェアが催され、合わせて2,000人強の動員を見込む。
各コーナーを写真で紹介
富士フイルムイメージングシステムズは、1月24日・25日の両日、「富士フイルム フォトイメージングフェア」を開催した。これまでの写真専門店や写真館、スタジオに加え、新しいチャネルでの写真ビジネス創造も見据え、従来の「大商談会」と謳っていた名称を昨年より変更。今年は『想いをカタチに。with PHOTO 〜 お客様の「楽しい!」が新しい写真ビジネスに!』とテーマに銘打ち、全11コーナーでビジネスに貢献できる多彩な提案を連打した。
同社・西村亨社長は「スマホ、SNSの時代と言われる中で、私たちの希望的観測から、プリントすることをお薦めしてきました。しかし、世の中はどちらかと言えば “プリントしないこと” を前提に動いています。しかし、その前提の中でも、若年層、子育て層、写真趣味層、シニア層など多くの方が、お客様それぞれに写真をプリントして楽しまれている方がいます。今回行った実態調査から、そこには必ず “想い” や “気持ち” があり、それが一定のレベルを超えたときに、プリントにしたい、アルバムにしたいという行動に移すことが見えてきました」と調査で明らかとなった核心を説明した。
そうした意識や行動、トレンドに「大きなビジネスチャンスがあるはずです。写真プリントの素晴らしさ、価値、バリエーションをピーアールして、写真専門店や写真館、スタジオはもちろん、それ以外の業態の皆様にも新たなビジネスを創造し、拡大する提案を行っていきたい」と力を込める。
今回のフェアの大きな見どころとなるのは、その700名におよぶユーザー調査・分析をベースにした「ユーザー実態調査。写真の楽しみ方提案」コーナーだ。昨年も、さまざまなシーンと被写体がある中で、560名におよぶ社内アンケートから、プリントに適した8つのシーンと被写体に浮き彫りにして、それぞれにマッチしたプリント製品を的確に提案を行った展示が来場者の大きな注目を集めた。
今回はまず、 “プリントをしないのが当たり前” との前提条件に立ち、そうした中でもプリントしている人が、何故プリントをするのかを追究。結果、プリントをするきっかけ・動機(=プリントスイッチ)が “想い” にあることを明らかとし、さまざまな想いを「感じる」こと、お客様それぞれの想いにより異なるプリントサービスの形を「考える」こと、そして、お客様の想いを叶える場を「つくる」ことの大切さが、詳細なアンケート結果とともに力強く提案された。
フリーカメラマン対象のセミナーを同時開催
会場ではその他にも、「3畳プリント」「Wonder Print Stationのプリント商品・サービス提案」「プリント販促提案」「インスタントビジネス提案」「Xシリーズデジタルカメラ提案」「プレミアムプリント提案」「コンテンツビジネス提案」「プリント機器・証明写真ビジネス提案」「ビジネスソリューション提案」「営業写真ビジネス提案」の各コーナーで、同社の新製品や新しいサービスによる提案を展開。
さらに、「写真が子どもの自信をひきだす“写真が子どもの自信をひきだす “ほめ写” をはじめよう」(教育評論家・親野智可等氏)、「“ほめ写” 体験ママが語る “ほめ写” の効果」(ほめ写実践中のまま3名)、そして、「これが、写真館の経営者として僕らの歩む道」(にしだ写真館 西田朋之氏)の3つのセミナーが開催された。
同社 取締役 フォトイメージング事業部長・河野通治氏は「写真を楽しんでいらっしゃるお客様を軸に、小売りの皆様のビジネスが盛り上がるご提案を行って参りたい」と訴える。マッチングサイトの台頭などで、家族写真の出張撮影のビジネスが急拡大する中、増加傾向を見せるフリーカメラマンを対象にしたセミナーも別会場で同時開催された。同社ではフリーカメラマン向けに月1回セミナーを開催、多様化する市場トレンドを敏感に捉え、きめ細かな提案活動を展開する。
「富士フイルム フォトイメージングフェア」は、会場を大阪に移して2月6日に開催、さらに全国20カ所でもミニフェアが催され、合わせて2,000人強の動員を見込む。
各コーナーを写真で紹介
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