トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2024/08/28 22:22
チューナーレステレビやロボット掃除機など発売

シャオミ、チューナーレス4Kテレビやロボット掃除機など31モデル一挙発表。日本でのIoTプラットフォーム拡張へ本格展開

編集部:杉山康介
シャオミ・ジャパンは、「Xiaomiライフスタイルコレクション」としてチューナーレステレビをはじめとした計31製品を8月28日より順次発売する。これに伴い、東京都内にて製品発表会が実施された。

■■史上最多の31モデルで日本でのIoTプラットフォームを拡張

発表会にはシャオミ・ジャパン プロダクトプランニング部本部長の安達晃彦氏が登壇し、同社では最新テクノロジーをお手頃価格で提供する「Innovation for everyone」というミッションに基づき、さまざまな製品を展開していると説明。

今年の5月にもライカと共同開発したカメラを搭載したスマホ「Xiaomi 14 Ultra」や86型チューナーレステレビ「Xiaomi TV Max 86」などの5製品を発表。特に14 Ultraに関しては、これまでミドル/ローエンドの製品が多かったところ、最高峰クラスのモデルを打ち出したことで飛躍的に日本での認知が高まったのではないか、と語る。

また、この14 Ultraを使ったイベントやワークショップなども開催し、クリエイターとのコミュニケーションやコミュニティ作りなども実施。2024年の第2四半期においては、国内スマホ出荷台数でApple、Googleに次ぐ3位に躍り出ることができたとのことで、後発で日本市場に参戦した中で、ひとつのマイルストーンになったとする。

スマホの他にもタブレットやウェアラブルデバイスなどのIoT機器を展開し、グローバルでは8億台以上のデバイスによって世界最大のコンシューマーIoTプラットフォームが構築されているとのことで、こういった背景から、日本でもポートフォリオをさらに拡張し、ヒューマン×ホームの構築に向けて本格的に展開していくと説明。

「Making every day, Smart and easier」、つまり毎日をより賢く、便利にしていく商品として、シャオミ史上最多の計31モデルを一挙発売するという。

中でも最も大きなカテゴリーが、スマートホームにおいて中心的存在となるチューナーレステレビだ。日本では昨年10月から展開を始め、好評を博しているとのことで、今回はMini LED 4K液晶“S 2025シリーズ”、QLED 4K液晶“A Pro 2025シリーズ”、4K液晶“A 2025シリーズ”の3種類、計9モデルを発表。既発売のMax 86を合わせた計4種類のラインナップで、幅広い選択肢を用意したとする。

ロボット掃除機からは、ゴミ収集やモップ洗浄・乾燥機能などを備えたステーション付きのオールインワン型「X20+」と、ステーションが付かない「S20+」を用意。既発売の「S20」を合わせた計3種類のラインナップで、用途や設置環境に応じた選択肢を提供するという。

また、ペットフードの自動給餌や食事モニタリングが可能な「スマート給餌機 2」やスマートカメラ「C301」、スタイリッシュな「LEDデスクランプ 2」、Xiaomi HyperOS対応の「Bluetoothスピーカー/Bluetoothスピーカー Mini」も発表。なお、ロボット掃除機以降の製品はどれも専用スマホアプリ「Xiaomi home app」で設定や調整が可能だ。

ゲーミング周りからは、27インチWQHDモニター「G27Qi」と24インチFHDモニター「G24i」のほか、「Mi モニター掛け式ライト」「デスクトップスピーカー」「ゲーミングマウス Lite」を発売。うちG24iは税込15,980円と一般的なPCモニター級の価格ながら、低遅延、高リフレッシュレートなどの機能性を備えている点がポイントとのこと。

■■炊飯器やスーツケースなど、これまでと違うカテゴリーも投入

日本だとシャオミはガジェット・電子機器メーカーとしての認識が強いが、本国では非電子機器やライフスタイル製品、小物なども扱っている。SNS上で「#シャオミ何してんの」というハッシュタグを展開し、ユーザーからの声を募っているが、日本でも従来カテゴリーの枠から外れた製品を投入していくと説明する。

そのうちの一つが「多機能炊飯器 1.5L」。コンパクトかつ1.2人前の炊飯にぴったりのサイズで、スープ料理など炊飯以外にも使うことが可能。なお、容量がリットル表記なのはグローバル商品をそのまま展開するからだそうだ。

安達氏が個人的に1番のおすすめとするのが、「フレキシブル充電式ランプ」。ランプの付け根部分がマグネット式のボールジョイントになっているため、スタンドを付け替えることでデスクランプ/ベッドランプになるほか、直接手で持って懐中電灯として使うこともできる一石三鳥の製品だという。

ほかにも「充電式ミニファン」や「アルミフレームスーツケース」、前面パネルが開く「フロントオープンスーツケース」、「ロールトップ バックパック」、「毛玉リムーバー」を発表。大手アイスクリームショップにかけて、「31モデルということで毎日1種類ずつ見ていっても1ヶ月かかる商品数だ」と充実ぶりをアピールした。

今回のXiaomiライフスタイルコレクションを記念して、9月10日までの期間限定でスマートカメラC301やゲーミングモニターG24i、ロボット掃除機S20+、X20+、QLEDテレビA Pro 43を早割価格で販売。

これらの商品はシャオミの公式ECサイトやAmazon、楽天に加え、9月末まで渋谷で開催しているポップアップストアにて販売。家電量販店などでは現状取り扱われないため、実物を見たい方はポップアップストアを訪れていただきたい。

また、こちらは期間限定のストアだが、常設ストアについても「『早く展開してほしい』という声をずっといただいている」とし、「どこにどういった形で展開していくのか、現在進行形で鋭意検討中」だと語った。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードプレーヤーは “2強” テクニクス「SL-1500C」&デノン「DP-3000NE」がつばぜり合い<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング10月>
2 評論家も驚く実力派サウンドバーがこの価格? JBL「BAR 1000/800」がAmazonブラックフライデーで激安!
3 【プロレビュー有】老舗デノンの技術が結集! “音が良いサウンドバー”代表選手「DHT-S218」の魅力に迫る!
4 Amazonブラックフライデー、Shanlingの多機能プレーヤー・iBassoのUSB-DAC/アンプも狙い目
5 Hey! Say! JUMP、全曲サブスク解禁。最新アルバム「H+」含む全349曲が聴き放題に
6 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
7 Bang & Olufsen、ANCを強化した完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay Eleven」
8 【レビューあり】「ビクター史上、最高傑作」から高コスパ機まで。どれを買うべき?ビクター製イヤホン2024年モデル総まとめ
9 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
10 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
11/28 10:35 更新

WEB