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公開日 2020/05/12 17:18
従来方式に対してメリットも
安全・高品質なオンラインレコーディング目指す「プライベート・スタジオ・オーケストラ」プロジェクト
編集部:押野 由宇
ノイジークロークは、「すべてオンラインで完結」し「クライアントも演奏家もスタッフも安全」で「クオリティの高さを最重視する」ことを実現する新プロジェクト『プライベート・スタジオ・オーケストラ(Private Studio Orchestra)』を発表した。
クライアントからの依頼と演奏家の活動機会を増やすため、生演奏によるオーケストラレコーディングを、オンラインのみでスマートに行えるようにすることを目的としたプロジェクト。
背景として、ミュージシャンや演奏家の一部では宅録環境を完備し、レコーディングの仕事を始めている一方、ソロ楽器の録音ではなくオーケストラの録音の実現の壁が高いことを指摘。使用機材や自宅環境による「録り音」の質のばらつきや、全員の演奏のピッチやタイミングを揃えること、DAWの操作や効果的なマイキングといった演奏とは別の知識の必要性などを挙げ、これらを解決するための取り組みを行う。
多人数によるオーケストラのレコーディングをオンラインのみでおこなう仕組みを構築し、クライアントはレコーディングの模様をPCやスマートフォンで確認可能。演奏家全員が自宅から安全に、自由な時間にレコーディングに参加可能としている。
演奏のクオリティにこだわり、プロジェクトは「技術面において信頼できるコアメンバーを揃える」ところからスタート。コアメンバーとして、今野 均、藤堂昌彦、川口静華、岡部磨知(以上ヴァイオリニスト)、長石篤志(ヴィオリスト)、江口心一(チェリスト)が参画した。さらにコアメンバーからの声掛けのみにて演奏家を拡充し、演奏家の技術を高いレベルで維持していく構え。
演奏と録音のクオリティを高く維持するため、同一の高品位な収録機材一式を同社が提供。さらにエンジニアによるマイキングや防音のオンラインサポートを実施するほか、録音後は同社でノイズ除去や整音を実施していく。
レコーディングの流れとして、まず冒頭に作曲家・編曲家、演奏家は各楽器のパートリーダーがオンライン会議システムにて集まり、楽譜の解釈についての打ち合わせを実施。クライアントが参加して音楽の全体的なイメージをすりあわせも行える。
その後、予め定めたスケジュールに従って演奏家は自身の好きな時間に自宅で収録。タイミングのよいところでディレクターが途中経過を確認し、演奏の方向性を指し示していく。そして最後に、同社にデータを集約し、最終的な音質の均一化や整音を行い、トラックダウンをして納品される。
プロジェクトのメリットとして、スタジオ費、楽器運搬費が掛からないため従来のレコーディングよりも費用を抑えられることや、大勢の演奏家が時間を合わせて集合する必要がないため、人気のある優秀な演奏家のアサインが可能であることなどが挙げられている。
クライアントからの依頼と演奏家の活動機会を増やすため、生演奏によるオーケストラレコーディングを、オンラインのみでスマートに行えるようにすることを目的としたプロジェクト。
背景として、ミュージシャンや演奏家の一部では宅録環境を完備し、レコーディングの仕事を始めている一方、ソロ楽器の録音ではなくオーケストラの録音の実現の壁が高いことを指摘。使用機材や自宅環境による「録り音」の質のばらつきや、全員の演奏のピッチやタイミングを揃えること、DAWの操作や効果的なマイキングといった演奏とは別の知識の必要性などを挙げ、これらを解決するための取り組みを行う。
多人数によるオーケストラのレコーディングをオンラインのみでおこなう仕組みを構築し、クライアントはレコーディングの模様をPCやスマートフォンで確認可能。演奏家全員が自宅から安全に、自由な時間にレコーディングに参加可能としている。
演奏のクオリティにこだわり、プロジェクトは「技術面において信頼できるコアメンバーを揃える」ところからスタート。コアメンバーとして、今野 均、藤堂昌彦、川口静華、岡部磨知(以上ヴァイオリニスト)、長石篤志(ヴィオリスト)、江口心一(チェリスト)が参画した。さらにコアメンバーからの声掛けのみにて演奏家を拡充し、演奏家の技術を高いレベルで維持していく構え。
演奏と録音のクオリティを高く維持するため、同一の高品位な収録機材一式を同社が提供。さらにエンジニアによるマイキングや防音のオンラインサポートを実施するほか、録音後は同社でノイズ除去や整音を実施していく。
レコーディングの流れとして、まず冒頭に作曲家・編曲家、演奏家は各楽器のパートリーダーがオンライン会議システムにて集まり、楽譜の解釈についての打ち合わせを実施。クライアントが参加して音楽の全体的なイメージをすりあわせも行える。
その後、予め定めたスケジュールに従って演奏家は自身の好きな時間に自宅で収録。タイミングのよいところでディレクターが途中経過を確認し、演奏の方向性を指し示していく。そして最後に、同社にデータを集約し、最終的な音質の均一化や整音を行い、トラックダウンをして納品される。
プロジェクトのメリットとして、スタジオ費、楽器運搬費が掛からないため従来のレコーディングよりも費用を抑えられることや、大勢の演奏家が時間を合わせて集合する必要がないため、人気のある優秀な演奏家のアサインが可能であることなどが挙げられている。
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