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公開日 2017/02/07 14:42
気軽に持ち運べる“キャンパスモバイルデザイン”
NEC、更に軽くなった“世界最軽量”13.3型2in1ノートPC「LAVIE Hybrid ZERO」
編集部:押野 由宇
NECパーソナルコンピュータ株式会社は、LAVIEブランドの軽量2in1モバイルノート「LAVIE Hybrid ZERO」ファミリーを刷新。3月2日より販売を開始する。13.3型の「HZ750」(204,800円前後)、「HZ550」(184,800円前後)、「HZ350」(164,800円前後)の3シリーズと、11.6型でキーボードとディスプレイが分離する「HZ330」(179,800円前後)、「HZ300」(164,800円前後)の2シリーズが用意される(いずれも価格はオープン、予想実売価格)。
LAVIE Hybrid ZEROは第一弾モデルが2016年8月1日に登場。13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとして、クラムシェルモデルで約779g、2in1タイプで約926gという世界最軽量を謳っていた(関連ニュース)。今回発表された新モデルでは、全モデルを2in1タイプとしたうえで、世界最軽量を塗り替える約769gを実現。長時間駆動の上位モデルでも約831gとなる。
また、11.6型ノートパソコンでエントリークラスの軽量モデル「LAVIE Note Mobile」3シリーズも同時に発売。価格はオープンで、予想実売価格は「NM550」が139,800円前後、「NM350」が124,800円前後、「NM150」が104,800円前後となる。
こちらは11.6型で本体質量約904g、バッテリー駆動時間はNM150で約13時間、NM550/350で約12時間と長時間駆動を実現。270W×18.5H×178Dmmとコンパクトで、エントリーユーザーが毎日気軽に持ち歩き教室やカフェのテーブルで使うことを考慮したコンパクトな“キャンパスモバイルデザイン”となっている。
同社は本日、媒体向けの新商品発表会を実施。その模様をレポートしよう。
まずNECパーソナルコンピュータ株式会社 代表取締役 執行役員社長の留目真伸氏が登壇し、今回の新モデルについて「日本の学生は、スマートフォンなどの普及で世界的に見てもパソコンを持たない傾向となってきている。若者、学生層のボリュームは大きいが、例えば13〜15歳は1割しかPCを持っておらず、大学生になっても持っていないことも多い」と諸外国に対しての日本の学生層のPC普及率について言及。
そして「これは販売のチャンスであると共に、そういった若い層がITの力をつけていくことをサポートしたい。新しいシリーズでは学生のニーズを取り入れて製品開発を行った」と、製品開発の経緯を語った。
詳しい製品の詳細について、NECパーソナルコンピュータ株式会社 商品企画本部 プロダクトエバンジェリストの森部浩至氏が登壇し説明をおこなった。新しいLAVIE Hybrid ZEROでは全モデルが2in1タイプとなったことについて、「クラムシェルのまま軽くすることもできたが、ライフスタイルを変えるということを目指して2in1を重視した」とコメント。
また「現役大学生のカバンの中身は書籍やノート、手帳、タブレットや電子辞書など3kgを超える重さが多い。2in1のパソコンを利用することで、手帳やノートなどをデジタル化し、学生のIT活用力を向上させたい」と学生のライフスタイルに沿った製品であることをアピールした。
新LAVIE Hybrid ZEROが2in1でありながらクラムシェル並の軽さを実現したのは、「ボトムケースや排熱ファンケース、パームレスト、LCDバックカバーなどの各部にマグネシウムリチウム合金を採用したことがポイント」なのだという。
タッチセンサー内蔵LCDを採用しており、タッチセンサー化と軽量化が図られる。また上7.2mm、左右5.35mmという狭額縁設計により、従来機比で約90%コンパクト化するなど、より持ち運びやすいモデルとなった。
また本体の面耐圧は150kgfと高い数値を誇る。そのデモンストレーションとして、ラグビーチームNEC Green Rocketsに所属する山田龍之介選手によるデモンストレーションを実施。187cm、108kgの山田選手がパソコンの上に乗り、それでも影響がないことをアピールした。
スペックでは第7世代Coreプロセッサーを搭載し、ノングレアのIPS液晶パネル(フルHD)を採用。USB3.1(Gen2)に対応し、SSD/メモリはHZ350で128GB/4GB、HZ550は256GB/4GB、HZ750は256GB/8GBとなる。カラーはプレシャスゴールド、メテオグレー、ムーンシルバー。
続いてLAVIE Note Mobileについて、森部氏は「学生をターゲットとした商品開発ということで、”カジュアルキャンパスモバイル”をテーマとしている」と製品コンセプトを紹介。
その上で、「学生がパソコンに求めるモビリティ、デザイン、安心感というニーズに応えるために議論を繰り返したが、実際に学生の声を聞くことの必要性を感じた。そこで大学生コミュニティ“Calla”(カラー)との共創により、そのニーズの解決を実現した」と開発エピソードを語った。
LAVIE Note Mobileは、11.6型最小クラスのコンパクトボディで本体質量は約904gと軽量設計。フロント・サイドはインターフェースレス設計で、背面部に集約している。また通風口のないファンレス設計で静音性が高く、モバイル用途を強く意識した仕様となっている。
そのポータブル性の高さをアピールするためのデモンストレーションとして、女子大生タレントの近藤カコさんが登場。一般的な2in1のノートPCを反対に置いた天秤で重さの比較を行った。「講義でも必要なのでパソコンは毎日使っていますが、重いので持ち歩くのが大変。でもこれなら本当に軽くてカバンをパソコンのために整理する必要なく持っていけます」と、LAVIE Note Mobileの軽量・コンパクトさに驚いていた。
CPUは第7世代Coreプロセッサーを搭載し、パネルはIPSフルHDのIGZO液晶を採用。SSD/メモリはNM150で128GB/4GB、NM350は128GB/4GB、NM550は256GB/4GBとなる。面耐圧は新LAVIE Hybrid ZEROと同様に150kgf。カラーはアクアブルー、パールホワイト、パールブラック(NECダイレクトオリジナルモデル)。
今後の展開について、留目氏は「NECとして、パーソナルコンピューティングの活用が足りていないことを社会的課題として捉え、それを解決していく。そのためにはそれぞれのシーンにあったコンピューティングデバイスが必要。”LAVIE”の語源である”生活”を便利にしていきたい」とコメント。
また技術の主張だけでなく、「これからも様々なLAVIEライフスタイル研究所の設立を準備している。AIやIoTとPCの連携を推進し、こんなことができるようになった、という素晴らしいコンピューティングの世界を提案していきたい」とコト提案の追求についても触れた。
LAVIE Hybrid ZEROは第一弾モデルが2016年8月1日に登場。13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとして、クラムシェルモデルで約779g、2in1タイプで約926gという世界最軽量を謳っていた(関連ニュース)。今回発表された新モデルでは、全モデルを2in1タイプとしたうえで、世界最軽量を塗り替える約769gを実現。長時間駆動の上位モデルでも約831gとなる。
また、11.6型ノートパソコンでエントリークラスの軽量モデル「LAVIE Note Mobile」3シリーズも同時に発売。価格はオープンで、予想実売価格は「NM550」が139,800円前後、「NM350」が124,800円前後、「NM150」が104,800円前後となる。
こちらは11.6型で本体質量約904g、バッテリー駆動時間はNM150で約13時間、NM550/350で約12時間と長時間駆動を実現。270W×18.5H×178Dmmとコンパクトで、エントリーユーザーが毎日気軽に持ち歩き教室やカフェのテーブルで使うことを考慮したコンパクトな“キャンパスモバイルデザイン”となっている。
同社は本日、媒体向けの新商品発表会を実施。その模様をレポートしよう。
まずNECパーソナルコンピュータ株式会社 代表取締役 執行役員社長の留目真伸氏が登壇し、今回の新モデルについて「日本の学生は、スマートフォンなどの普及で世界的に見てもパソコンを持たない傾向となってきている。若者、学生層のボリュームは大きいが、例えば13〜15歳は1割しかPCを持っておらず、大学生になっても持っていないことも多い」と諸外国に対しての日本の学生層のPC普及率について言及。
そして「これは販売のチャンスであると共に、そういった若い層がITの力をつけていくことをサポートしたい。新しいシリーズでは学生のニーズを取り入れて製品開発を行った」と、製品開発の経緯を語った。
詳しい製品の詳細について、NECパーソナルコンピュータ株式会社 商品企画本部 プロダクトエバンジェリストの森部浩至氏が登壇し説明をおこなった。新しいLAVIE Hybrid ZEROでは全モデルが2in1タイプとなったことについて、「クラムシェルのまま軽くすることもできたが、ライフスタイルを変えるということを目指して2in1を重視した」とコメント。
また「現役大学生のカバンの中身は書籍やノート、手帳、タブレットや電子辞書など3kgを超える重さが多い。2in1のパソコンを利用することで、手帳やノートなどをデジタル化し、学生のIT活用力を向上させたい」と学生のライフスタイルに沿った製品であることをアピールした。
新LAVIE Hybrid ZEROが2in1でありながらクラムシェル並の軽さを実現したのは、「ボトムケースや排熱ファンケース、パームレスト、LCDバックカバーなどの各部にマグネシウムリチウム合金を採用したことがポイント」なのだという。
タッチセンサー内蔵LCDを採用しており、タッチセンサー化と軽量化が図られる。また上7.2mm、左右5.35mmという狭額縁設計により、従来機比で約90%コンパクト化するなど、より持ち運びやすいモデルとなった。
また本体の面耐圧は150kgfと高い数値を誇る。そのデモンストレーションとして、ラグビーチームNEC Green Rocketsに所属する山田龍之介選手によるデモンストレーションを実施。187cm、108kgの山田選手がパソコンの上に乗り、それでも影響がないことをアピールした。
スペックでは第7世代Coreプロセッサーを搭載し、ノングレアのIPS液晶パネル(フルHD)を採用。USB3.1(Gen2)に対応し、SSD/メモリはHZ350で128GB/4GB、HZ550は256GB/4GB、HZ750は256GB/8GBとなる。カラーはプレシャスゴールド、メテオグレー、ムーンシルバー。
続いてLAVIE Note Mobileについて、森部氏は「学生をターゲットとした商品開発ということで、”カジュアルキャンパスモバイル”をテーマとしている」と製品コンセプトを紹介。
その上で、「学生がパソコンに求めるモビリティ、デザイン、安心感というニーズに応えるために議論を繰り返したが、実際に学生の声を聞くことの必要性を感じた。そこで大学生コミュニティ“Calla”(カラー)との共創により、そのニーズの解決を実現した」と開発エピソードを語った。
LAVIE Note Mobileは、11.6型最小クラスのコンパクトボディで本体質量は約904gと軽量設計。フロント・サイドはインターフェースレス設計で、背面部に集約している。また通風口のないファンレス設計で静音性が高く、モバイル用途を強く意識した仕様となっている。
そのポータブル性の高さをアピールするためのデモンストレーションとして、女子大生タレントの近藤カコさんが登場。一般的な2in1のノートPCを反対に置いた天秤で重さの比較を行った。「講義でも必要なのでパソコンは毎日使っていますが、重いので持ち歩くのが大変。でもこれなら本当に軽くてカバンをパソコンのために整理する必要なく持っていけます」と、LAVIE Note Mobileの軽量・コンパクトさに驚いていた。
CPUは第7世代Coreプロセッサーを搭載し、パネルはIPSフルHDのIGZO液晶を採用。SSD/メモリはNM150で128GB/4GB、NM350は128GB/4GB、NM550は256GB/4GBとなる。面耐圧は新LAVIE Hybrid ZEROと同様に150kgf。カラーはアクアブルー、パールホワイト、パールブラック(NECダイレクトオリジナルモデル)。
今後の展開について、留目氏は「NECとして、パーソナルコンピューティングの活用が足りていないことを社会的課題として捉え、それを解決していく。そのためにはそれぞれのシーンにあったコンピューティングデバイスが必要。”LAVIE”の語源である”生活”を便利にしていきたい」とコメント。
また技術の主張だけでなく、「これからも様々なLAVIEライフスタイル研究所の設立を準備している。AIやIoTとPCの連携を推進し、こんなことができるようになった、という素晴らしいコンピューティングの世界を提案していきたい」とコト提案の追求についても触れた。