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公開日 2018/10/04 17:53
キングコング西野氏のトークセッションも
レノボ、25時間駆動のSnapdragon 850搭載機「Yoga C630」などモバイルPC 2018秋冬モデル発表
編集部:川田菜月
レノボ・ジャパンは、電子ペーパーキーボード搭載の2 in 1モバイルPC「Yoga Book C930」や、Yogaシリーズ新フラグシップPC「Yoga C930」など、2018秋冬モデル発表会を本日10月4日に開催。イベントにはお笑い芸人のキングコング・西野亮廣氏も登場してトークセッションも行われた。
冒頭に、レノボ・ジャパン(株)執行役員常務(コンシューマ事業統括)の河島良輔氏が登壇。2018年秋冬以降の同社モバイルPCシリーズの新たなブランディング展開について説明した。
同社はこれまでPCシリーズとして「Idea」「Yoga」を展開、今後も2つのラインナップで進めていくが、Yogaをプレミアムシリーズ、Ideaをカジュアルシリーズとしてリブランディングしていくとのこと。
Yogaシリーズは、2012年より360度回転する “Yogaヒンジ” を導入したコンバーチブルPCの総称としていたが、今後はクラムシェルタイプのモバイルPCも含めて展開される。今回発表されたYogaシリーズは「Yoga C930」「Yoga C630」「Yoga S730」の3モデルで、Cがコンバーチブル、Sはスリムの略とのこと。
河島氏は「2012年に販売開始して以来、世界中でYogaシリーズの製品が普及し、ブランドとして確立してきたと実感している。今後はシリーズのコンセプトでもある “Diffrent is better” =自分の個性を表現できるPCというスピリットを、レノボ製品全体に継承していくべきと考えて拡張する事となった」と語る。
製品発表ではIFA2018でも発表された4モデルを紹介。Yoga Bookの新モデル「Yoga Book C930」は、E-ink採用の電子ペーパーキーボードを搭載したデュアルディスプレイPCで、2年前に発売されたYoga Bookの後継機にあたる(関連ニュース)。
天板部を指先で軽く2回叩くことでディスプレイが持ち上がるという「Knock to Open」を採用。これは従来モデルの際、閉じるとタブレットのような薄さで、逆に開けづらいというユーザーからの声もあり、改善を図った点とのこと。
E-inkキーボードの機能面も進化。タイピング時にはバイブレーション、音、アニメーションを用いて、物理キーのような押した感覚を得られるとしている。なおアニメーションは常に働くが、バイブレーションと音のフィードバックはON/OFFと強弱を設定画面から調整することもできる。
手書きモード時のコピー機能も強化しており、画像としてだけでなく、文字/数式として認識してコピーすることも可能となっている。ユーザーのキータッチの癖を学習して最適化する機能「アドバンスドエルゴノミックバーチャルレイアウト」では、キーボードを見ながら操作している時は学習せず、よりユーザーの癖が出やすいと考えられるブラインドタッチの時にだけ学習するようになっている。
また、CPUにクアルコムのスマートフォン向けプロセッサー「Snapdragon 850」を搭載した13.3型モバイルPC「Lenovo Yoga C630」の国内発売も発表された。発売時期は2018年内を予定、なお価格は現時点で未定とのこと。
最大の特徴は、スマホ向けで消費電力の小さいSnapdragon 850を採用したことで「常識を覆す圧倒的なバッテリー時間」を実現した点だという。最大25時間の連続駆動が可能で、利用スタイルによっては2日以上充電なしでも動作することが可能としている。「スマートフォンのようにスリープから立ち上げてすぐ使うことができるモビリティーを高めた製品で、新しいPCのかたちを提示していくモデルだ」とアピールする。
ディスプレイはフルHD(1,920×1,080)IPSタッチパネルを搭載。天板はアルミニウム、メタルヒンジやソフトタッチ加工のパームレストを採用し、スタイリッシュなデザインに仕上げたとのこと。標準でLTEもサポートする。
OSはWindows 10Sを採用。メモリーは8GB LPDDR4/4GB LPDDR4、ストレージは256GB/128GB(UFS 2.1 SSD)。ステレオスピーカーを内蔵し、インターフェースはUSB Type-C×2、オーディオジャック×1、SIMカードスロット×1を備える。外形寸法は約306.8W×216.9H×12.5Dmm、質量は約1.2kg。
他にもYogaシリーズのコンバーチブルPC最上位モデルとなる「Yoga C930」、ウルトラスリムノートPC「Yoga S730」も紹介された(関連ニュース)。Yoga C930はドルビー共同開発のサウンドバー搭載ヒンジが特徴で、「モバイルPCで本格的な音響を体験できる」とアピールした。
キングコング・西野亮廣氏のトークセッションは、実際にYoga Book C930を用いて絵を描きながら展開された。お笑い芸人の他にも、絵本作家など様々な仕事をしている西野氏は、レノボのブランドイメージについて「違うことをやっていく、挑戦していくというコンセプト自体にすごく共感する」とコメント。
今回Yoga Book C930を使ってみて、「普段から移動がすごく多いので、まず持ち運びしやすいことが一番助かる。軽いのは本当にありがたい」と語る。さらに「移動中に絵を描いたり、スタッフに指示を出したりと作業する事も多い。スタッフには、これまではメモ帳に書いて写真をとって送って指示していた。メモに書くと筆圧が出るので、強調ポイントや熱量を伝えらえるのが利点だと思う」という。
絵本の製作には50 - 60人ほどのスタッフが関わり、それぞれのセクションに対して細かなニュアンスまで伝える必要があるとのこと。「Yoga Book C930ではそれを手軽に実現できるのが良いと思う」と語られた。
レノボ・ジャパン(株)コンシューマ製品事業部・部長の櫛田弘之氏は、「E-inkは反射やギラつきが少ないので屋外でも使用できますし、文字認識も可能なので、メモ帳にも使えます。E-ink側はモノクロですが、コピーして絵画アプリに貼り付け、そこで色付けなども簡単にできるなど、西野さんのような作業にはぴったりだと思います」とした。
冒頭に、レノボ・ジャパン(株)執行役員常務(コンシューマ事業統括)の河島良輔氏が登壇。2018年秋冬以降の同社モバイルPCシリーズの新たなブランディング展開について説明した。
同社はこれまでPCシリーズとして「Idea」「Yoga」を展開、今後も2つのラインナップで進めていくが、Yogaをプレミアムシリーズ、Ideaをカジュアルシリーズとしてリブランディングしていくとのこと。
Yogaシリーズは、2012年より360度回転する “Yogaヒンジ” を導入したコンバーチブルPCの総称としていたが、今後はクラムシェルタイプのモバイルPCも含めて展開される。今回発表されたYogaシリーズは「Yoga C930」「Yoga C630」「Yoga S730」の3モデルで、Cがコンバーチブル、Sはスリムの略とのこと。
河島氏は「2012年に販売開始して以来、世界中でYogaシリーズの製品が普及し、ブランドとして確立してきたと実感している。今後はシリーズのコンセプトでもある “Diffrent is better” =自分の個性を表現できるPCというスピリットを、レノボ製品全体に継承していくべきと考えて拡張する事となった」と語る。
製品発表ではIFA2018でも発表された4モデルを紹介。Yoga Bookの新モデル「Yoga Book C930」は、E-ink採用の電子ペーパーキーボードを搭載したデュアルディスプレイPCで、2年前に発売されたYoga Bookの後継機にあたる(関連ニュース)。
天板部を指先で軽く2回叩くことでディスプレイが持ち上がるという「Knock to Open」を採用。これは従来モデルの際、閉じるとタブレットのような薄さで、逆に開けづらいというユーザーからの声もあり、改善を図った点とのこと。
E-inkキーボードの機能面も進化。タイピング時にはバイブレーション、音、アニメーションを用いて、物理キーのような押した感覚を得られるとしている。なおアニメーションは常に働くが、バイブレーションと音のフィードバックはON/OFFと強弱を設定画面から調整することもできる。
手書きモード時のコピー機能も強化しており、画像としてだけでなく、文字/数式として認識してコピーすることも可能となっている。ユーザーのキータッチの癖を学習して最適化する機能「アドバンスドエルゴノミックバーチャルレイアウト」では、キーボードを見ながら操作している時は学習せず、よりユーザーの癖が出やすいと考えられるブラインドタッチの時にだけ学習するようになっている。
また、CPUにクアルコムのスマートフォン向けプロセッサー「Snapdragon 850」を搭載した13.3型モバイルPC「Lenovo Yoga C630」の国内発売も発表された。発売時期は2018年内を予定、なお価格は現時点で未定とのこと。
最大の特徴は、スマホ向けで消費電力の小さいSnapdragon 850を採用したことで「常識を覆す圧倒的なバッテリー時間」を実現した点だという。最大25時間の連続駆動が可能で、利用スタイルによっては2日以上充電なしでも動作することが可能としている。「スマートフォンのようにスリープから立ち上げてすぐ使うことができるモビリティーを高めた製品で、新しいPCのかたちを提示していくモデルだ」とアピールする。
ディスプレイはフルHD(1,920×1,080)IPSタッチパネルを搭載。天板はアルミニウム、メタルヒンジやソフトタッチ加工のパームレストを採用し、スタイリッシュなデザインに仕上げたとのこと。標準でLTEもサポートする。
OSはWindows 10Sを採用。メモリーは8GB LPDDR4/4GB LPDDR4、ストレージは256GB/128GB(UFS 2.1 SSD)。ステレオスピーカーを内蔵し、インターフェースはUSB Type-C×2、オーディオジャック×1、SIMカードスロット×1を備える。外形寸法は約306.8W×216.9H×12.5Dmm、質量は約1.2kg。
他にもYogaシリーズのコンバーチブルPC最上位モデルとなる「Yoga C930」、ウルトラスリムノートPC「Yoga S730」も紹介された(関連ニュース)。Yoga C930はドルビー共同開発のサウンドバー搭載ヒンジが特徴で、「モバイルPCで本格的な音響を体験できる」とアピールした。
キングコング・西野亮廣氏のトークセッションは、実際にYoga Book C930を用いて絵を描きながら展開された。お笑い芸人の他にも、絵本作家など様々な仕事をしている西野氏は、レノボのブランドイメージについて「違うことをやっていく、挑戦していくというコンセプト自体にすごく共感する」とコメント。
今回Yoga Book C930を使ってみて、「普段から移動がすごく多いので、まず持ち運びしやすいことが一番助かる。軽いのは本当にありがたい」と語る。さらに「移動中に絵を描いたり、スタッフに指示を出したりと作業する事も多い。スタッフには、これまではメモ帳に書いて写真をとって送って指示していた。メモに書くと筆圧が出るので、強調ポイントや熱量を伝えらえるのが利点だと思う」という。
絵本の製作には50 - 60人ほどのスタッフが関わり、それぞれのセクションに対して細かなニュアンスまで伝える必要があるとのこと。「Yoga Book C930ではそれを手軽に実現できるのが良いと思う」と語られた。
レノボ・ジャパン(株)コンシューマ製品事業部・部長の櫛田弘之氏は、「E-inkは反射やギラつきが少ないので屋外でも使用できますし、文字認識も可能なので、メモ帳にも使えます。E-ink側はモノクロですが、コピーして絵画アプリに貼り付け、そこで色付けなども簡単にできるなど、西野さんのような作業にはぴったりだと思います」とした。
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