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公開日 2019/06/04 04:44
Siriもより自然な発音に改善
アップル、「iOS13」発表。動作の高速化やダークモード搭載、個人情報保護にも注力
編集部:成藤 正宣
米Appleは、カリフォルニア州サンノゼにて開催している開発者イベント「WWDC 2019」にて、iOSの新バージョン「iOS13」を発表した。リリースは今秋を予定している。対応するデバイスはiPhone XS/XS Max/XR/X/8/8 Plus/7/7 Plus/6s/6s Plus/SE、iPod touch(第7世代)で、iPhone 6以前のモデルはサポートしない。
iOS13は大型アップデートとしてあらゆる面で高速化を図ったとのことで、WWDC 2019会場では一例として、Face IDの認識速度を30%向上、アプリのダウンロード容量を50%削減、アップデートを60%高速化したといったデータを紹介。アプリの起動速度も2倍に高速化とする。
UIを暗色中心にする「ダークモード」も搭載する。特定の時間帯に有効化されるようスケジューリングも可能で、様々なアプリ、様々な表示に適用できる。
プリインストールアプリも強化。例として、カメラアプリでは撮影後に輝度やコントラストなどを調節するレタッチ操作が縦画面でも快適に行えるよう改善され、静止画だけでなく動画でもローテーション可能になるなど編集機能も拡充される。AIを活用することで画像整理も最適化されるという。
「マップ」アプリでは同社が独自の地図データ収集と反映を進め、さらに詳細な情報を表示可能とするほか、滑らかにスクロールできるストリートビューも利用できる。
個人情報保護にも力を入れる。Wi-FiやBluetoothによる位置情報追跡を1度だけ許可する、各サービスへのログインにApple IDを使用することで個人情報を読み取られにくくする、メールアドレスを要求するサービス向けにランダムなメールアドレスを生成するといったプロテクト策を提供する。
また、Siriのパーソナライズも増強するほか、英語の発音には「Neural Text To Speak」技術を導入。発声の区切りや抑揚の付け方をさらに自然な印象に近づけた。
iOS13は大型アップデートとしてあらゆる面で高速化を図ったとのことで、WWDC 2019会場では一例として、Face IDの認識速度を30%向上、アプリのダウンロード容量を50%削減、アップデートを60%高速化したといったデータを紹介。アプリの起動速度も2倍に高速化とする。
UIを暗色中心にする「ダークモード」も搭載する。特定の時間帯に有効化されるようスケジューリングも可能で、様々なアプリ、様々な表示に適用できる。
プリインストールアプリも強化。例として、カメラアプリでは撮影後に輝度やコントラストなどを調節するレタッチ操作が縦画面でも快適に行えるよう改善され、静止画だけでなく動画でもローテーション可能になるなど編集機能も拡充される。AIを活用することで画像整理も最適化されるという。
「マップ」アプリでは同社が独自の地図データ収集と反映を進め、さらに詳細な情報を表示可能とするほか、滑らかにスクロールできるストリートビューも利用できる。
個人情報保護にも力を入れる。Wi-FiやBluetoothによる位置情報追跡を1度だけ許可する、各サービスへのログインにApple IDを使用することで個人情報を読み取られにくくする、メールアドレスを要求するサービス向けにランダムなメールアドレスを生成するといったプロテクト策を提供する。
また、Siriのパーソナライズも増強するほか、英語の発音には「Neural Text To Speak」技術を導入。発声の区切りや抑揚の付け方をさらに自然な印象に近づけた。