トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/02/10 12:38
高輝度画面、カメラ充実の「S22+/S22」も

サムスン、新最上位スマホ「Galaxy S22 Ultra」。Sペン内蔵で「Noteと融合」、画面は1,750nit

編集部:川田菜月
サムスン電子は、5Gスマートフォンの新モデルとして「Galaxy S22 Ultra」「Galaxy S22 +」「Galaxy S22」の3機種を発表した。

「Galaxy S22 Ultra」

2月10日0時に開催されたオンラインイベント「Galaxy Unpacked 2022」にて発表されたもの。「Galaxy S22 Ultra」は米1,199ドル、「Galaxy S22 +」は米999ドル、「Galaxy S22」は米799ドルで2月25日から販売される予定。日本展開および販売価格は現時点で未定。

「Galaxy S22 +」「Galaxy S22」は4色展開

「Galaxy S22 Ultra」は新たなフラグシップスマートフォンに位置付けられ、Galaxy Sシリーズとして初めて、スタイラスペン「Sペン」を搭載。「Galaxy Noteと融合した」と紹介されるように、Sペンを本体に収納可能なデザインとし、手書きのメモ機能および描画機能が利用できる。

スタイラスペン「Sペン」を内蔵し、Noteシリーズの機能を合体

Sペン本体もハードウェアの改善を図り、AIを活用することで描画の応答性を向上。レイテンシーは70%抑制し、より低遅延を実現したとしている。

画面は6,8インチ、QHD+解像度のDynamic AMOLED 2Xディスプレイを採用したエッジスクリーンで、リフレッシュレートは最大120Hzに対応。表示内容に合わせて最適化される可変仕様で、スムーズな映像表示を実現するとのこと。HDR10+にも対応し、画面比率は19.3対9となる。

画面最大輝度は1,750nitと、従来比で最も明るくなった。コントラスト比は300万対1となる。またVision Booster技術も搭載し、明るい屋外でも見やすいとしている。ゲームモードも備え、240Hzのタッチサンプリングレートに対応する。そのほか、ディスプレイ部には超音波指紋認証センサーが埋め込まれており、ワンタッチでロック解除できる。

背面カメラは4眼構成で、12MP/F2.2の超広角カメラ、108MP/F1.8の広角カメラ、10MP/3倍光学ズーム/F2.4の望遠カメラ、10MP/10倍光学ズーム/F4.9の望遠カメラを搭載。フロント側は40MP/F2.2のセルフィーカメラを搭載する。

Galaxy史上最大という大型イメージセンサーを搭載し、暗い場所でも鮮明に撮影できる「ナイトグラフィーカメラ」を新開発。これにより、低照度を検知して2.4μmの極小ピクセルを融合し、9ピクセルで大きな1ピクセルを作ってサイズを拡大することで多くの光を取り込み、低ノイズ処理機能との組み合わせることで、夜景などもノイズを抑えたクリアな撮影を実現する。

108MPの広角カメラと40MPのセルフィーカメラにはAIを搭載。照度を自動で調整するスーパーナイトソリューションを備え、夜間のポートレートなども鮮明に写せるという。広角カメラは周囲の照度を検知して自動で最適なモードに切り替えられる。また、AI分析によるディテール補正機能も備える。

そのほかデュアル望遠ズーム機能により、3倍から10倍までの光学ズームに加え、AI機能を組み合わせた最大100倍ズームも可能。従来より58%広い角度の手ブレ補正機能も装備。スーパーHDRやRAWファイルにも対応する。さらに動画機能では8K撮影も可能。また「オートフレームレート」を搭載し、照度を自動検知してフレームレートを最適化することができる。

メインカメラ前面にはスーパークリアガラス、広角カメラにはスーパークリアレンズを使用し、それぞれ独自の超低反射ナノコーティングを施すことで、レンズフレアを抑えた撮影が可能だとしている。

4nmプロセスのプロセッサーを搭載し、非常に高速な処理能力を実現し、AIパフォーマンスも最大限引き出せるとアピール。また内部には最適化した熱放散を実現する新素材で作られた構造を採用するなど改良を図っている。OSはAndroid 12、ユーザーインターフェースはOne UI 4.1を採用する。本体容量は128GB/8GB RAM、256GB/12GB RAM、512GB/12GB RAM、1TB/12GB RAMをラインナップする。

容量5,000mAのバッテリーを内蔵。最大24時間の駆動が可能で、さらに強化したAIがデバイスの使用パターンを学習することで、24時間以上の連続使用も行えるという。充電は有線で45W、ワイヤレスは15Wに対応する。ワイヤレスバッテリーシェア機能も備え、イヤホンや他のスマートフォンの充電にも使える。

本体はアルミフレームを使用。高級感あるポリッシュ仕上げとし、カメラ周囲にはミラー加工のリングが施される。ディスプレイ部および背面には、耐久性の高いコーニングの「Gorilla Glass Victus Plus」を使用。IP68の防水防塵性能も備える。

ワイヤレス機能はBluetoothはバージョン5.2、Wi-Fi 6をサポートする。本体サイズは77.9×163.3×8.9mm。質量は228g。カラーはファントムブラック、ファントムホワイト、グリーン、ブルゴーニュの4色をラインナップする。

「Galaxy S22+」「Galaxy S22」は、FHD+解像度のダイナミックAMOLED 2Xディスプレイを搭載したスマートフォン。画面はフラットで、こちらもVision Booster技術を備えており、最大120Hzの可変リフレッシュレートやHDR10+に対応、ゲームモードでは240Hzのタッチサンプリングレートに対応する。

「Galaxy S22+」「Galaxy S22」

S22+は画面サイズが6.6インチ、最大輝度は1,750nit。S22は画面サイズが6.1インチ、最大輝度は1,300nitとなる。ベゼルフレームはスリムに仕上げられ、シンプルな本体デザインとなっている。

カメラは3眼構成で、12MPの超広角カメラ、50MPの広角カメラ、10MP/3倍光学ズームの望遠カメラを背面に装備。フロントには10MPカメラを備える。こちらも大型イメージセンサーを搭載し、ナイトグラフィーカメラによって、暗い場所でもクリアな撮影が可能となる。

ポートレートモードにはAI機能が統合され、被写体に対してより正確に焦点を当てることができ、より鮮明な撮影を可能にするとしている。そのほか、周囲の明るさに応じて高解像度、高感度モードを切り替えられるアダプティブピクセルを内蔵。AIによるディテール補正機能や、撮影後に背景から人や物をタップするだけで除去できるAI消しゴム機能なども備える。

動画撮影ではOISアングル補正を約58%改善したとしており、素早い動きにも安定して撮影できると説明。また2機種ともスーパーHDR対応で、暗い場所や逆光の状況でも、従来比64倍以上の色域を表示可能としている。

2機種とも4nmプロセスのプロセッサーを搭載。ゲームなどあらゆるコンテンツをスムーズに処理することができるとする。OSはAndroid 12、ユーザーインターフェースはOne UI 4.1を採用する。本体容量は128GB/8GM RAM、または256GB/8GB RAMをラインナップする。

バッテリー容量はS22+が4,500mAh、S22が3,700mAhとなる。本体はアルミフレーム、Gorilla Glass Victusを用いており、IP68の防水防塵仕様となる。カラーはファントムブラック、ファントムホワイト、グリーン、ピンクゴールドの4色展開。

本体サイズ/質量は、S22+が75.8×157.4×7.6mm/195g、S22が70.6×146×7.6mm/167gとなる。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB