トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/04/05 13:53
全額補助を受けるのは意外と厳しい

Google、従業員のオフィス復帰のため電動スクーターを提供【Gadget Gate】

Kiyoshi Tane
世界の一部で新型コロナ禍が落ち着きを見せているなか、Googleは従業員をリモートワークから対面式のオフィス勤務に戻そうとしている。その一環として、従業員の通勤を助けるために電動スクーターを提供していると報じられている。

テックメディアThe Vergeによると、Googleは電動スクーターメーカーのUnagiと提携し、新プログラム「Ride Scoot」を開始したとのこと。本プログラムは、Unagiの電動スクーターが使えるサブスクリプション(定額サービス)費用が払い戻されるというものだ。提供される「Model One」は、最高時速20マイル(約32km)、航続距離15.5マイル(約24km)の軽量折りたたみスクーターで、小売価格は990ドルである。

Image:UNAGI

このプログラムは、直接的には従業員の通勤を助けるか、あるいは最寄りのバス停(Googleは従業員に無料のシャトルバスサービスを提供している)に行くことを支援するものだ。

しかしUnagiの創業者兼CEOのDavid Hyman氏は、Googleも「従業員の間に不安がある」ことは認識しており、在宅勤務に慣れた彼らにとって「オフィスに戻る際の体験を向上させるために、できる限りのことをしようとしている」と語っている。本当の目的はオフィス勤務への抵抗を減らすことにある、というわけだ。

また、従業員が月額利用全額の払い戻しを受けるには、月に最低9回の通勤にスクーターを利用する必要があるという。ただスクーターをプレゼントするのではない、職場に戻ってこいというGoogleの強いメッセージが窺えるようだ。

Unagiは米国の一部の都市で、これと同様の「50ドルの登録料と月額49ドル」でModel Oneを利用できるサービスを提供している。日本でも道路交通法が改正され、電動キックボードなどの公道での使用は敷居が下がったこともあり、米国に倣う動きが活発化していくかもしれない。

Source:The Verge



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB