PHILE WEB

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/06/14 11:57
レンズも変更されて明るく

iPhone 14の前面カメラ、ここ数年で最大の進化に? AF対応で動画・自撮り強化か【Gadget Gate】

Kiyoshi Tane
今年秋に発売される「iPhone 14(仮)」で、前面カメラが大幅に強化されるとの噂が相次いでいる。そしてアップルの未発表製品に詳しい有名アナリストが、それを裏付ける新たなサプライチェーン情報を伝えている。

この噂の発信源は、天風国際証券(TF International Securities)アナリストのMing-Chi Kuo氏が、Twitterおよびブログ上でシェアした内容だ。Kuo氏は5月末にも、iPhone 14の前面カメラが以前のモデルよりも3倍近く高価になるとして、性能が向上することをほのめかしていた

新たな情報でKuo氏は、iPhone 14の前面カメラがAF(オートフォーカス)に強化され、従来のFF(固定焦点式)よりも、自撮りと動画撮影のパフォーマンスが大幅に改善すると予想している。



その鍵を握るのが、新たに前面カメラモジュールの供給元に加えられる韓国のLG Innotekだ。アップルが中国サプライヤーの部品に品質上の問題があったとして、同社を抜てきしたことは先月すでに報じられていた。

前面カメラ周りの改良点として、レンズ枚数が従来の5枚から6枚に変更されるという。これによってF値は、iPhone 11(2019年発売)から続いているF2.2から、F1.9になるとのことだ。ちなみにF値とはカメラに取り込まれる光の量を数値化したものであり、F値が小さくなるほど(絞りが開き)レンズを通る光の量が多くなる。

こうした前面カメラの強化はiPhone 14の全モデルに共通する一方、背面カメラの大幅な強化は高価なProモデルのみに限られ、画素数については、Proではない通常モデルは1,200万画素のままと見られている。またProについては噂話を総合すると、4,800万画素のセンサーが採用され、8Kで動画撮影できる広角カメラが搭載される模様だ。

さらにProモデルには、新たに「A16」プロセッサーが搭載される一方で、通常価格モデルは「iPhone 13」シリーズと同じA15搭載との予想が固まりつつある。円安の影響によって通常価格モデルも割高になるとすれば(すでにMacの一部でそうなっているように)、今のうちにiPhone 13シリーズを買っておくのも選択肢の1つかもしれない。

Source: Medium
via: 9to5Mac



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング3月 番外編>
2 ヘッドホン再生の極地に挑め! ラックスマン「P-100 CENTENNIAL」 2台使いの音質を徹底レビュー
3 Bowers & Wilkins、新ワイヤレスヘッドホン「Px7 S3」。aptX Lossless対応、ハウジング薄型化など大幅刷新
4 デノンはディスクを諦めない。CD/レコード派こそ最上位「3000NEシリーズ」を手にしてほしい理由
5 WIREWORLDの最新ケーブル“10シリーズ”徹底レビュー!新DNA Helix構造の効果はいかに!?
6 ハイセンス、4K Mini LED液晶テレビをハイグレード「U8R」/エントリー「U7R」まで拡げる
7 カナルワークス、FIIOとコラボしたLDAC対応の第3世代ワイヤレスケーブル
8 トライオード、高精度電子ボリューム搭載のA級真空管プリメインアンプ「JUNONE 845SE」
9 「Switch 2」量販店の予約状況・方法まとめ。Amazon、ヨドバシ、ビックなどの現状は?【4/23更新】
10 スピーカーはDALI「OBERONシリーズ」ブックシェルフがワンツー<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4/25 10:49 更新

WEB