公開日 2020/09/25 09:45
美しい大画面と立体音響を、テレビ1台だけで叶えてくれる4K有機ELビエラ「HZ1800」が新たに誕生した。臨場感にこだわるホームシアターファンこそ、注目すべきテレビだ。
■豊かな諧調表現を獲得、映画も放送も美しく
最近、映画を観る時間が増えた。外出する機会が減って時間が増えたことで旧作を観直しているのだが、4K/HDRの情報量には新たな発見があり、イマーシブオーディオの新規格は体験の質に格段の差がある。真に普遍的な作品は、新技術で輝きを増すものなのだろう。
パナソニックの有機ELテレビ“4Kビエラ”「HZ1800」は、そのような新技術の使いこなしを開発の軸に据えた製品だ。増えたコンテンツの情報量をただ出力するのではなく、映像においては機械学習を活用した変換アルゴリズムというソフトウェア的な、音声においては音を天井に反射させるイネーブルドスピーカーを据えるというハードウェア的なアプローチを試みる。
有機ELパネルは画素単位での輝度・色情報制御をその要諦とするが、HZ1800では独自技術「Dot Contrastパネルコントローラー」で光と色を分離してパネルを制御、高コントラストと色再現性の忠実度アップを図る。
たとえば、映画「インターステラー」でブラックホール近くを宇宙船が飛ぶシーン。ここには、ディレクターズインテントとして事象地平面の内側(光さえ脱出できない究極の黒)と1千万度近い熱を発する降着円盤の対比があるが、HZ1800はそれを強烈なコントラストとして見せるだけでなく、ガスで構成される降着円盤の細かな光沢の階層をも見せてくれる。
コントラストといえば、HZ1800は放送波の扱いにも長けている。それを支える機能のひとつが「AI HDRリマスター」。AI(人工知能)にさまざまなSDR/HDR映像を機械学習させることで、シーンに応じて輝度やコントラストを調整する機能だ。HDR映像についても、シーンごとに輝度情報を検出して画面全体の明るさを増す「ダイナミックメタデータクリエーション」がHLGに対応、BS4K放送のコントラスト改善にひと役かう。
録画した紅白歌合戦の「King Gnu/白日」で確認したが、全体的に明るく感じさせつつもスポットライトが当たる部分にはピーク感がある。これならば、“4Kは暗い”という誤解を受けることもないだろう。
■イマーシブオーディオが臨場感をさらに高める
オーディオへのこだわりも特長だ。ダイナミックサウンドシステムと命名されたHZ1800のスピーカー部は、前向きのフルレンジスピーカーと背面のウーファー、パッシブラジエーターに上向きのイネーブルドスピーカーを加えた2.1ch+2chで構成される。最大出力は80W、ドルビーアトモスにも対応する。
インターステラーの中盤、ワームホールを通過するシーンでは、球体へ突入した途端それまでの宇宙空間から密室へと音場が一変するのだが、ここではHZ1800の天面に設置されたイネーブルドスピーカーが威力を発揮する。宇宙船内の閉塞感と緊迫感を音で表現することにより、それまでの静から動への場面転換、未踏の領域に入ることへの警告を描写できている。
音像定位についても触れておきたい。イネーブルドスピーカーは一般的なステレオ音声にも活用されるから、ドラマもバラエティ番組も、画面に映る人物の口もとからセリフが聞こえる。薄型テレビでありがちな画面の下からセリフが聞こえる違和感はなく、なんとも生々しい。
立体音響の再現性は部屋の構造に大きく左右されるが、HZ1800なら心配はいらない。リモコン内蔵のマイクで音響環境を計測する機能「Space Tune Auto」を搭載、天井や壁からの距離や反射の影響などを解析し、最適な音質補正を施してくれるからだ。リモコンひとつで完結というわかりやすさは、これからのテレビ一体型イマーシブオーディオの手本になるだろう。
リモコンといえば、ホームボタンを押すと現れる「かんたんホーム」画面には、お好みのVODアプリのアイコンを並べておくだけでなく、おすすめ番組などのサムネイルを一覧できる。いちいちアプリを起動せず、見たいコンテンツにたどり着けるはずだ。ホーム画面には、USB HDDなどの外部機器やWEBページもアイコンとして登録できるから、放送波以外のコンテンツ視聴がメインという場合でも快適に利用できる。
家で過ごす時間が長い現在、テレビは我々のよい伴走者だ。映像と音声のクオリティに磨きをかけ、ネットワーク機能も充実させたHZ1800はそのトップランナーといえる。
(協力:パナソニック株式会社)
【PR】ホームシアターファンこそ注目すべきテレビ
大画面も立体音響も! パナソニック“4K有機ELビエラ”「HZ1800」実力徹底検証!
海上 忍美しい大画面と立体音響を、テレビ1台だけで叶えてくれる4K有機ELビエラ「HZ1800」が新たに誕生した。臨場感にこだわるホームシアターファンこそ、注目すべきテレビだ。
■豊かな諧調表現を獲得、映画も放送も美しく
最近、映画を観る時間が増えた。外出する機会が減って時間が増えたことで旧作を観直しているのだが、4K/HDRの情報量には新たな発見があり、イマーシブオーディオの新規格は体験の質に格段の差がある。真に普遍的な作品は、新技術で輝きを増すものなのだろう。
パナソニックの有機ELテレビ“4Kビエラ”「HZ1800」は、そのような新技術の使いこなしを開発の軸に据えた製品だ。増えたコンテンツの情報量をただ出力するのではなく、映像においては機械学習を活用した変換アルゴリズムというソフトウェア的な、音声においては音を天井に反射させるイネーブルドスピーカーを据えるというハードウェア的なアプローチを試みる。
有機ELパネルは画素単位での輝度・色情報制御をその要諦とするが、HZ1800では独自技術「Dot Contrastパネルコントローラー」で光と色を分離してパネルを制御、高コントラストと色再現性の忠実度アップを図る。
たとえば、映画「インターステラー」でブラックホール近くを宇宙船が飛ぶシーン。ここには、ディレクターズインテントとして事象地平面の内側(光さえ脱出できない究極の黒)と1千万度近い熱を発する降着円盤の対比があるが、HZ1800はそれを強烈なコントラストとして見せるだけでなく、ガスで構成される降着円盤の細かな光沢の階層をも見せてくれる。
コントラストといえば、HZ1800は放送波の扱いにも長けている。それを支える機能のひとつが「AI HDRリマスター」。AI(人工知能)にさまざまなSDR/HDR映像を機械学習させることで、シーンに応じて輝度やコントラストを調整する機能だ。HDR映像についても、シーンごとに輝度情報を検出して画面全体の明るさを増す「ダイナミックメタデータクリエーション」がHLGに対応、BS4K放送のコントラスト改善にひと役かう。
録画した紅白歌合戦の「King Gnu/白日」で確認したが、全体的に明るく感じさせつつもスポットライトが当たる部分にはピーク感がある。これならば、“4Kは暗い”という誤解を受けることもないだろう。
■イマーシブオーディオが臨場感をさらに高める
オーディオへのこだわりも特長だ。ダイナミックサウンドシステムと命名されたHZ1800のスピーカー部は、前向きのフルレンジスピーカーと背面のウーファー、パッシブラジエーターに上向きのイネーブルドスピーカーを加えた2.1ch+2chで構成される。最大出力は80W、ドルビーアトモスにも対応する。
インターステラーの中盤、ワームホールを通過するシーンでは、球体へ突入した途端それまでの宇宙空間から密室へと音場が一変するのだが、ここではHZ1800の天面に設置されたイネーブルドスピーカーが威力を発揮する。宇宙船内の閉塞感と緊迫感を音で表現することにより、それまでの静から動への場面転換、未踏の領域に入ることへの警告を描写できている。
音像定位についても触れておきたい。イネーブルドスピーカーは一般的なステレオ音声にも活用されるから、ドラマもバラエティ番組も、画面に映る人物の口もとからセリフが聞こえる。薄型テレビでありがちな画面の下からセリフが聞こえる違和感はなく、なんとも生々しい。
立体音響の再現性は部屋の構造に大きく左右されるが、HZ1800なら心配はいらない。リモコン内蔵のマイクで音響環境を計測する機能「Space Tune Auto」を搭載、天井や壁からの距離や反射の影響などを解析し、最適な音質補正を施してくれるからだ。リモコンひとつで完結というわかりやすさは、これからのテレビ一体型イマーシブオーディオの手本になるだろう。
リモコンといえば、ホームボタンを押すと現れる「かんたんホーム」画面には、お好みのVODアプリのアイコンを並べておくだけでなく、おすすめ番組などのサムネイルを一覧できる。いちいちアプリを起動せず、見たいコンテンツにたどり着けるはずだ。ホーム画面には、USB HDDなどの外部機器やWEBページもアイコンとして登録できるから、放送波以外のコンテンツ視聴がメインという場合でも快適に利用できる。
家で過ごす時間が長い現在、テレビは我々のよい伴走者だ。映像と音声のクオリティに磨きをかけ、ネットワーク機能も充実させたHZ1800はそのトップランナーといえる。
(協力:パナソニック株式会社)