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公開日 2021/03/04 06:30
【PR】独自ソフトで使いこなしも楽しめる

ニューノーマルに必要なのは「マイク」だ!簡単なのに本格派、Blue「Yeti X」で“良い声コミュニケーション”しよう

工藤寛顕

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インターネットで誰もが気軽に発信できる時代に、コロナ禍という特殊な状況下が組み合わさった昨今。テレワーク・オンライン通話・映像配信など、様々なシーンで急速に需要を高めているのがUSBマイクだ。

たとえば、ビデオ会議で自分や相手の声がくぐもってしまったり、あるいは動画配信で音声の質が悪いと、聞き取りにくくてイライラする…そんな経験はないだろうか?オンラインのコミュニケーションでは、音声が “クリアで聞き取りやすい” ことが、非常に重要なのだ。

そんな中、自宅での勤務を余儀なくされ、急いでヘッドセットなどを買いに走った…という人も少なくないだろう。そこで今回紹介したいのが、Blueマイクロフォンズから発売された多機能USBマイク「Yeti X」。PCのUSBポートに接続するだけで使える、高品質なコンデンサーマイクだ。本記事ではこのYeti Xの性能やカスタマイズ性、実際の使用感についてお伝えしていきたい。

Blueマイクロフォンズ「Yeti X」 ¥OPEN(市場想定価格・税込24,860円前後)

4パターンの指向特性モードで、利用シーンに合わせて最適に収音!

Blueマイクロフォンズは1995年にレコーディングエンジニアらによって立ち上げられた、業務用から一般ユーザーに至るまで、幅広い製品ラインナップと確かな性能に定評を集めるマイクメーカーである。2018年にはロジクール (米ロジテック)傘下となり、日本国内においても認知が高まってきている。

今回紹介するYeti Xは、Blueマイクロフォンズの製品ラインナップの中でも最上位クラスのUSBマイクだ。プロ志向のストリーマー(配信者)向けモデルであると同時に、その多機能性から、あらゆるシーンで活躍できる仕様となっている。

4基のコンデンサーカプセル(マイク)が内蔵され、最適な収音が可能だ

その特徴は、本体内に14mm径のコンデンサーカプセル(マイク)を4基搭載しており、収音に適した配置構成とした上で、4種類の指向特性モード「単一指向性」「全方位」「ステレオ」「双方向」を備えたことにある。

指向特性は大まかにいうと、どの角度の音を的確に収音できて、どんな向きに対して高感度に録音できるかといったようなことを指している。Yeti Xは4種類の指向特性モードを搭載することで、マイクを使いたい様々な場面に1台で対応できるというわけだ。それぞれのモードについて、具体的な利用シーンと合わせて説明しよう。

4種類の指向特性モードは背面に配置したスイッチで切り替え可能

スイッチを押すと「単一指向性」「全方位」「ステレオ」「双方向」を順に切り替えられる

まず「単一指向性モード」。これは、マイクの正面の音のみを拾ってくれるため、1人でマイクに向かって録音するシーンに適している。周りに人がいたり、部屋の外が騒がしいような環境であっても、雑音を極力なくして録りたい音を収録することができる。

「単一指向性モード」のマーク(左)、収音イメージ(右)

たとえば、テレワーク時のオンライン会議や通話、ゲームプレイ時などのボイスチャット、YouTubeやポッドキャストでの音声配信など、デスクトップにマイクを設置して喋るような場合であればこのモードがオススメだ。

「全方位モード」は名前から想像できるとおり、複数人でYeti Xを囲んで喋るようなシーンに向いている。マイクを中心として全方向の音をバランス良く収録できるので、会議室のテーブルの真ん中にYeti Xを設置して会議を記録したり、そのままの状況でオンライン会議に出席するといった場合にも、全員の声をしっかりと拾ってくれる。

「全方位モード」のマーク(左)、収音イメージ(右)

「ステレオモード」は、マイクの正面方向に向けて、単一指向性モードよりもさらにワイドに音声を収録したい時にベストなモードだ。たとえば動画収録の際でも、1人で喋るなら単一指向性モードが適しているが、2 - 3人横並びで撮影するならば、より広い音場を捉えてくれるステレオモードがオススメ。

「ステレオモード」のマーク(左)、収音イメージ(右)

他にも、ステレオモードであれば “広がりのある音源をしっかりと収音” することができるので、楽器を演奏する際には全体の空気感も含めて収録できるし、環境音の録音にも適しているので、ASMRの収録などにぴったりハマるはずだ。

「双方向モード」は、マイクの正面と背面にそれぞれ指向性が向けられている。他のモードと比較すると使用するシーンは限られるかもしれないが、マイクを挟んで1対1でインタビューを収録したり、音声配信をラジオブースのように向かい合って2人で行う際などのケースで最適な特性を発揮してくれることだろう。

「双方向モード」のマーク(左)、収音イメージ(右)

分かりやすい専用ソフトで、初心者も簡単にマイクカスタマイズ可能!

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