公開日 2021/12/15 06:30
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有機EL+高音質、カーエンタメの“極”。ストラーダ「CN-F1X10BHD」の進化を体験
会田 肇
カーエンターテインメントを大画面で楽しむ。それはAVファンでなくとも、多くの人が望んでいたことでもあった。しかし、対応できるのは一部の車種のみという状況が一時的にせよ生まれていた。そんな状況を覆したのがパナソニック『ストラーダ』である。
2016年にディスプレイ部を本体から浮かして取り付ける “フローティング構造” を採用し、大画面化を一気に推し進めたストラーダは、有機ELディスプレイの搭載などにより画質をさらに強化。音質においても常に地道なレベルアップを図り、カーナビゲーションシステムとしての高性能を前提に、優れたカーエンターテインメント体験を提供してきた。
では、その最新モデル「CN-F1X10BHD」(以下:F1X10BH)がどこまでクオリティを高めたのか。実力を紹介したい。
■市販AV一体型ナビで唯一の有機ELディスプレイ搭載モデル
F1X10BHが持つ最大のトピックは、プラットフォームからすべてを一新し、フルモデルチェンジしたことにある。カーナビゲーションとしての進化は後述するが、まず電源を入れて目に飛び込んでくるのが、10V型ディスプレイの驚くほど美しい表示である。ディスプレイを市販AV一体型ナビで唯一の有機ELとし、HD解像度を実現したことで圧倒的な高画質をもたらしているのだ。
PHILE WEBの読者ならご存知のように、有機ELディスプレイは一般的な液晶ディスプレイと違い、広い色域と高い色再現性を特徴とする。素子そのものが発光することで漆黒の黒を再現でき、これによってもたらされた極めて広いダイナミックレンジは圧倒的な高画質を生み出す。その画質は車内空間において美しささえ感じさせるものと言っていい。
有機ELディスプレイは筐体の薄さも大きな魅力だ。それはバックライトを備えないことで実現できたもので、回路が詰まっている中央部以外は約4.7mm(最薄部)と、大画面にも関わらず極めてシャープなルックスで圧迫感がない。また有機ELディスプレイの排熱のために取り入れられたマグネシウム素材のハニカム構造が、軽量化と高剛性の実現にもつながっており、走行中に発生しがちな振動による影響を徹底して抑え込んだ。
それ故、付けられた愛称が “F1X プレミアム10” 。映し出された映像だけでなく、その筐体の仕上がりを見れば誰もが納得がいくことだろう。
フルモデルチェンジを果たしても “フローティング構造” はそのまま踏襲された。それだけに大画面を実現しながらも業界最多*注1の470車種以上に取り付け可能であり、加えてディスプレイは左右それぞれ15°の範囲でスイングし、前後の角度も約−20°〜約60°にまで調整できる。奥行きや上下も調整できることや、有機ELだけに視野角も広いことも合わせると、多くの車種で車内のどの位置からでもベストポジションで映像が見られることになるのだ。(注1:10V型AV一体型ナビとして)
■鳥肌が立つほどの映像美。没入感ある大画面を堪能できる
試乗車のRAV4に乗り込み、まずはF1X10BHで再生可能となるブルーレイを再生してみる。実はこのブルーレイが再生できる現行品の市販カーナビはF1X10BHのみ。ディスプレイのHD解像度(1,280×720ドット)に合わせ、ハイビジョン映像として再生される。もちろん、地デジもハイビジョン画質でそのまま再生されるので、有機ELディスプレイの採用とも相まって類のない高画質映像が楽しめるわけだ。
なお、姉妹機の「CN-F1X10HD」にはブルーレイの代わりにDVD再生用ドライブが搭載される。ドライブがBD再生まで対応するかどうか以外の仕様は共通なので、必要に応じて選ぶといいと思う。
F1X10BHで試聴した映像はヨーロッパを思わせる美しい空撮と紅葉や鳥のアップ。さらに暗闇に放たれるブルー照明が引き立つ橋を順に再生されるデモ映像だ。高い解像度は空撮した街並みを隅々まで鮮明に映し出し、紅葉の発色も素晴らしいのひと言。なかでも暗闇の中に浮かぶブルー照明を見た時は、その際立った美しさに鳥肌が立つほどだった。
これらは従来の液晶モデルでは再現できなかった領域であり、有機ELディスプレイならではの表現として、映像美を堪能できた。フローティング構造は画面をより大きく感じる効果もあり、没入感を高める。カーエンターテインメントの映像体験としては、唯一無二と言っていいだろう。
また、F1X10BHはHDMI端子を備えているため、Amazon Fire TVによるストリーミング映像も楽しめる。ストラーダには電源用にもなるUSB端子も備えているので、テザリングで手持ちのスマートフォンに接続すれば、NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどの映像コンテンツがハイビジョン映像として楽しめるのだ。
HDMIリピーターにも対応するため、市販のリアモニターを用意すれば走行中でも後席で映像コンテンツが楽しめる*注2。これなら出掛けた先で楽しみたい高画質映像を自由に選べる。F1X10BHは、まさに多様化する映像ソースを再生するのに最適な仕様となっているのだ。(注2:走行中はナビ画面に映像を表示しません)
2016年にディスプレイ部を本体から浮かして取り付ける “フローティング構造” を採用し、大画面化を一気に推し進めたストラーダは、有機ELディスプレイの搭載などにより画質をさらに強化。音質においても常に地道なレベルアップを図り、カーナビゲーションシステムとしての高性能を前提に、優れたカーエンターテインメント体験を提供してきた。
では、その最新モデル「CN-F1X10BHD」(以下:F1X10BH)がどこまでクオリティを高めたのか。実力を紹介したい。
■市販AV一体型ナビで唯一の有機ELディスプレイ搭載モデル
F1X10BHが持つ最大のトピックは、プラットフォームからすべてを一新し、フルモデルチェンジしたことにある。カーナビゲーションとしての進化は後述するが、まず電源を入れて目に飛び込んでくるのが、10V型ディスプレイの驚くほど美しい表示である。ディスプレイを市販AV一体型ナビで唯一の有機ELとし、HD解像度を実現したことで圧倒的な高画質をもたらしているのだ。
PHILE WEBの読者ならご存知のように、有機ELディスプレイは一般的な液晶ディスプレイと違い、広い色域と高い色再現性を特徴とする。素子そのものが発光することで漆黒の黒を再現でき、これによってもたらされた極めて広いダイナミックレンジは圧倒的な高画質を生み出す。その画質は車内空間において美しささえ感じさせるものと言っていい。
有機ELディスプレイは筐体の薄さも大きな魅力だ。それはバックライトを備えないことで実現できたもので、回路が詰まっている中央部以外は約4.7mm(最薄部)と、大画面にも関わらず極めてシャープなルックスで圧迫感がない。また有機ELディスプレイの排熱のために取り入れられたマグネシウム素材のハニカム構造が、軽量化と高剛性の実現にもつながっており、走行中に発生しがちな振動による影響を徹底して抑え込んだ。
それ故、付けられた愛称が “F1X プレミアム10” 。映し出された映像だけでなく、その筐体の仕上がりを見れば誰もが納得がいくことだろう。
フルモデルチェンジを果たしても “フローティング構造” はそのまま踏襲された。それだけに大画面を実現しながらも業界最多*注1の470車種以上に取り付け可能であり、加えてディスプレイは左右それぞれ15°の範囲でスイングし、前後の角度も約−20°〜約60°にまで調整できる。奥行きや上下も調整できることや、有機ELだけに視野角も広いことも合わせると、多くの車種で車内のどの位置からでもベストポジションで映像が見られることになるのだ。(注1:10V型AV一体型ナビとして)
■鳥肌が立つほどの映像美。没入感ある大画面を堪能できる
試乗車のRAV4に乗り込み、まずはF1X10BHで再生可能となるブルーレイを再生してみる。実はこのブルーレイが再生できる現行品の市販カーナビはF1X10BHのみ。ディスプレイのHD解像度(1,280×720ドット)に合わせ、ハイビジョン映像として再生される。もちろん、地デジもハイビジョン画質でそのまま再生されるので、有機ELディスプレイの採用とも相まって類のない高画質映像が楽しめるわけだ。
なお、姉妹機の「CN-F1X10HD」にはブルーレイの代わりにDVD再生用ドライブが搭載される。ドライブがBD再生まで対応するかどうか以外の仕様は共通なので、必要に応じて選ぶといいと思う。
F1X10BHで試聴した映像はヨーロッパを思わせる美しい空撮と紅葉や鳥のアップ。さらに暗闇に放たれるブルー照明が引き立つ橋を順に再生されるデモ映像だ。高い解像度は空撮した街並みを隅々まで鮮明に映し出し、紅葉の発色も素晴らしいのひと言。なかでも暗闇の中に浮かぶブルー照明を見た時は、その際立った美しさに鳥肌が立つほどだった。
これらは従来の液晶モデルでは再現できなかった領域であり、有機ELディスプレイならではの表現として、映像美を堪能できた。フローティング構造は画面をより大きく感じる効果もあり、没入感を高める。カーエンターテインメントの映像体験としては、唯一無二と言っていいだろう。
また、F1X10BHはHDMI端子を備えているため、Amazon Fire TVによるストリーミング映像も楽しめる。ストラーダには電源用にもなるUSB端子も備えているので、テザリングで手持ちのスマートフォンに接続すれば、NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどの映像コンテンツがハイビジョン映像として楽しめるのだ。
HDMIリピーターにも対応するため、市販のリアモニターを用意すれば走行中でも後席で映像コンテンツが楽しめる*注2。これなら出掛けた先で楽しみたい高画質映像を自由に選べる。F1X10BHは、まさに多様化する映像ソースを再生するのに最適な仕様となっているのだ。(注2:走行中はナビ画面に映像を表示しません)