トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2022/06/21 06:30
【PR】あえて「4.4mmバランス出力」一択勝負の稀有な逸品

小さくても超強力&高音質!Astell&Kernの技術が光る、iPhone対応ポータブルDAC「AK HC2」を聴いた

高橋 敦

前のページ 1 2 3 次のページ

Astell&KernからハイクオリティーのポータブルUSB-DACが登場!待望のiPhone対応も



いま、スマートフォンと組み合わせてハイレゾサブスクを楽しむのにぴったりなアイテムとして、改めて注目を集めている製品ジャンルが「ポータブルUSB-DAC/ヘッドホンアンプ」だ。そこに、要注目製品が参戦した。

それが、Astell&Kernから登場した「AK HC2」だ。本モデルではなんと、Lightning変換アダプターも付属!同社のスティック型USB-DACとして、待望のiPhone対応も実現している。

Astell&Kern「AK HC2」 価格:29,980円(税込)

Astell&Kernといえば、オーディオファンにはお馴染みで、常に優秀なクオリティを提供してくれる安心感のあるブランドのひとつである。同時に、「こんなのどう?」と提案性に溢れる製品も投じる、そんなところも魅力のひとつだ。今回紹介するAK HC2も、さすがのクオリティと、さすがの提案性を兼ね備えたアイテムといえる。

まず「提案性」から紹介していこう。AK HC2におけるそれは「4.4mmバランス出力のみ搭載」したこと、言い換えれば「3.5mmシングルエンド出力は非搭載」という潔い仕様だ。

出力端子には4.4mmバランス出力“のみ”搭載

最も一般的な3.5mmシングルエンド出力を搭載しないことは、一見すると超マニアックだ。しかし、改めて考えてみよう。「3.5mmシングルエンド+4.4mmバランス両搭載」と「4.4mmバランスのみ搭載」で比較した場合、よりマニアックなのはどちらだろうか?

ユーザー像を想像すると、両方の端子を必要とするのは例えば、多数のイヤホンを所有し、それぞれとシングルエンドとバランス出力の組み合わせを使い分けまくる “超イヤホンマニア” だろう。

バランス端子のみで問題ないというユーザー像は、お気に入りのイヤホン一本をバランス接続でじっくり楽しむという “一般的なマニア” だ。ということは……実は「バランス端子のみ」の方がより “一般的なマニア” 向けといえるのではないだろうか!(どちらにせよ結局マニアックではある)

マニアックの程度問題はさておき、「考えてみれば自分もバランス出力だけあれば問題ないな」と感じた方もいるのではないだろうか? そしてもちろん、シングルエンド出力を搭載しないことは、サイズやコストの面での優位も生み出している。バランス出力のみで十分ならば、パフォーマンス/サイズ/コストの全てを向上させることができるのだ。

DAP開発などで培ってきた音響技術を、超コンパクト筐体に凝縮!“音の良さ”が最大の特長



先に述べた「提案性」を現実的に支えているのが、もうひとつのブランドイメージ「安定安心のクオリティ」だ。どんな提案性も「結果、音が良い。結果、音が楽しい」、そんな納得のいく高音質なくして通じないのが、オーディオの世界。同社の提案性が受け入れられてきたのも、そんな高いクオリティがあってこそだ。AK HC2も当然それを備えている。

人気の先代機から、さらなる高音質化を追求した内部設計/素材選定で大幅進化

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB