トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/06/01 19:02
「Air Twister」「クッキングママ」最新作がリリース

日本発! Apple Arcadeオリジナルの新作ゲームが登場。開発者に聞く“攻略法”

山本 敦

前のページ 1 2 次のページ

月額600円で“遊び放題”のタイトル200以上が揃うアップルの定額制ゲームサービス「Apple Arcade」に、日本のデベロッパーが手がけたふたつの新作が加わる。6月の配信開始を間近に控えて、各作品のクリエイターの意気込みを聞いた。

■アーケードゲームのレジェンドが手がける3Dシューティング「Air Twister」



Apple Arcadeで6月24日から配信が開始される「Air Twister」

3Dシューティング「Air Twister」は、「アフターバーナー」「バーチャファイター」「Daytona USA」などの伝説的なアーケードゲームの数々を手がけてきたゲームクリエイター、鈴木裕氏が率いるスタジオYsNetによるApple Arcade初進出のタイトル。鈴木氏の代表作のひとつでもある3Dシューティング「スペースハリアー」を彷彿とさせるファンタジックな世界観も魅力だ。6月24日(金)からApple Arcadeで配信が始まる。

YsNetのゲームクリエイター 鈴木裕氏

Air Twisterは女性の主人公である、謎の敵の侵略により滅びの危機にある星を救う「王女」をプレーヤーが操作しながら全12のステージをクリアしていく冒険型3Dシューティング。

各ステージで待ち受ける強力なボスキャラは全10種類。王女の相棒として登場するガーティアンたちと一緒に戦いながら攻略する。操作はiPhone/iPadのタッチスクリーンUIに最適化されているが、Mac、Apple TV 4KにBluetoothゲームコントローラーを接続してアーケードゲームのように楽しむこともできる。

迫力の3Dシューティングゲーム

美しいグラフィックスも楽しみたい

ゲームの中に登場するアイテム、「スター」を集めるとアドベンチャーマップが解放され、様々なゲームモードが追加される。例えば、スターは王女の武器を強化したり、コスチュームやヘアスタイルのカスタマイゼーションに使える。Air Twisterを楽しむ世界中のプレイヤーとスコアを競いながらランキング競争にものめりこめる。ほかにも配信開始後にミニゲームや様々なゲーム内イベントも加わる予定だ。

ボスはガーディアンと一緒に攻略していく

Air TwisterはYsNetがApple Arcade独占タイトルのオリジナルズとして初めて手がけるゲームだ。

代表を勤めるゲームクリエイターの鈴木氏は「私が手がけてきた代表的なアーケードゲームの世界観をApple Arcadeに持ち込めないかということで、様々なディスカッションを重ねるうちに『Air Twister』の原案が固まってきた。シューティングゲームの初心者の方でもiPhoneでカジュアルにプレイしてもらえるゲームが完成した」と、新作誕生までの経緯を振り返った。

キーアイテムの「スター」をためると、王女の戦闘能力がどんどん高くなる。鈴木氏によると「一度の攻撃で複数の敵を倒せるド派手な武器も用意しているので、初心者の方でも後半のステージまで無理なく、爽快感を味わいながらプレイできる」という。反対にあえてスターを集めずにステージをクリアして難敵を倒すという、日ごろから色んなゲームをやりこんでいる方が満足できるように楽しみ方に幅を持たせた。

Air Twisterのゲーム楽曲を手がけるのは1990年代にヒット曲「Gaia」を生んだオランダのシンガーソングライター、Valensia(ヴァレンシア)氏だ。タイトル中で聴ける全19曲をValensia氏が作曲した。スケールの壮大なロック・オペラ調の楽曲にハマるプレーヤーも続出しそうだ。高精細な3Dグラフィックスにより描かれる世界に没入したい。


Air Twisterのゲーム楽曲はオランダのシンガーソングライター Valensia氏が手がけた


鈴木氏は「Apple Arcadeのようなサブスクリプション型のゲーム配信の斬新さに魅力を感じている。このようなプラットフォームに早い段階でYsNetが参加できたことを嬉しく思う」としながら、新たな挑戦への期待を述べた。

ニンテンドーDSで人気を博したシミュレーションゲームの最新作が登場

前のページ 1 2 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 Amazonブラックフライデー、本セールが29日午前0時スタート!先行セールと何が違う?
2 ついに始まった日本版Qobuz! 運営が語る“音楽好きに愛される”ハイレゾサブスクの魅力とは
3 プロが判定「これは買い」。 JBLの最新TWS「LIVE BEAM 3/BUDS 3」が1万5千円切りに!Amazonブラックフライデー
4 「10万円台」「ハイコスパ」AVアンプ/HDMIプリメインをガチ比較!デノン/マランツの厳選モデルを一斉レビュー
5 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
6 オーディオテクニカの開放型ヘッドホン徹底比較!「ATH-ADX3000」「ATH-ADX5000」の差に迫る
7 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
8 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
9 大画面の歴史を塗り替える “ビッグサイズ・4K Mini LED液晶レグザ”、「Z990Rシリ ーズ」「Z770Nシリーズ」はプロも認める映像体験
10 選挙がオーディオ店の集客にも影響も本当に良い製品には関係なし<販売店の声・売れ筋ランキング10月>
11/29 10:32 更新

WEB