【開発者特別インタビュー】
“世界初”ドライバー搭載イヤホン・オーディオテクニカ「CKRシリーズ」が生まれるまで
“本来の音”を味わいたい方に是非聴いていただきたい
中林:CKRシリーズの登場により、オーディオテクニカのイヤホン/ヘッドホンのラインナップがいっそう拡充されました。このラインナップ全体のなかで、CKRシリーズはどういう位置づけなのでしょうか。
國分:CKRシリーズはDAPやスマホと組み合わせて楽しんでいただくことを想定しています。低音重視型ではなく、本来の音/音楽を素直に楽しもうというモデルです。音本来の伸びやかさや輝き感が出るように……特に中高音域のきらびやかさを意識したチューニングになっています。
もし、どれを購入したらいいのか?と店頭で迷われた際は、低音を求めるならまずはSOLID BASSがオススメです。もう少し傾向の違うイヤホンが欲しいということになったら、このCKRシリーズを是非聴いてみていただきたいと思います。
中林:実際に聴いてみて、「DUAL PHASE PUSH-PULL DRIVERS」のアドバンテージは非常に良く分かりました。これまで使い慣れたダイナミック型に新しい発想をプラスして、未知の音楽再生領域に到達している感じですね。「ATH-CKR10」は音場の広さと音の密度感、解像度と深みが両立したサウンド。「ATH-CKR9」は、すっきりと軽やかな音場が特徴だと感じました。
「ATH-CKR7」も、とても良いですね。音にリアリティや立体感があり、ジャズだと空気感や空間の奥行き表現に優れていますね。それにフィット感も良い。価格帯以上のサウンドが味わえる、コストパフォーマンスの高いモデルだと思います。CKRシリーズの次の新モデルも考えていらっしゃるのでしょうか。
國分:そうですね、それについては今後お話しできるようになったら……。これからも、CKRシリーズにご期待ください。
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