【PR】トップエンジニア・鈴木浩二氏に訊く
音楽制作の巨匠に聞くソニー「MDR-1AM2」の魅力。「マイクを1cm動かした違いも伝わる」
スマートフォンは、ポータブルオーディオプレーヤーに比べてヘッドホンの駆動力が足りません。なのに、MDR-1AM2はスマートフォンと組み合わせても“ちゃんと聴ける”んですよ。高級なプレーヤーだけでなく、いろいろなものに応えてくれるんです。オーディオマニアな方だけでなく、幅広い方に合うヘッドホンだなと感じましたね。
----たしかにおっしゃる通りだと私も思います。安いヘッドホンだとスマートフォンだけにフォーカスをあてて作っているものあったりしますが、このMDR-1AM2はどんなプレーヤーでもバランスよく鳴ってくれるヘッドホンという印象です。
ちょっと驚きでしたね。スマートフォンの駆動力ではヘッドホンは鳴らしきれないというイメージがあるじゃないですか。プレーヤーにスマートフォンを使うと、いいヘッドホンなのに「あれっ?」ってなるというか。MDR-1AM2はそういうのがないんですよ。
----プレーヤーを選ばず幅広く気軽に使えるとなると、装着性も気になるポイントかと思います。MDR-1AM2ではイヤーパッドの縫い目が耳に当たらないようになっていたり、前モデルからさらに軽量化が図られていたりしますが、この点についてはいかがですか。
たしかに、ストレスなく音楽を楽しむという点でそこはかなり大切な要素ですね。MDR-1AM2は重さという点に意識がまったくいかないので、音楽に集中できます。ちょっと振り向いたりしてもズレないのもいいですね。
----世の中はワイヤレスヘッドホンが隆盛ですが、そんななかでMDR-1AM2はワイヤード、有線のモデルです。
やはり音質面では有線のほうが有利ですからね。いまは技術革新でワイヤレスヘッドホンもかなり良くなっていますが、音のアタック感やリアルさのようなものは、有線のほうがちゃんと感じられます。あとはケーブルを変えるという楽しみ方もありますし。
■ウォークマンZX300とのコンビは「髪の毛一本ぶんのこだわりまで伝わる」組み合わせ
----さて、MDR-1AM2はブラックとシルバーの2色展開です。
カラーリングはウォークマン「NW-ZX300」と統一感を持たせていると説明を聞きました。色だけで無く質感も含めて統一されていて、いいデザインですよね。
----またMDR-1AM2にはバランス接続ケーブルが付属しています。ウォークマンZX300と組み合わせると、手軽にバランス接続で音楽を高音質に楽しむことができるわけですが、実際に試してみていかがでしたか?
力強いですよね。一段パワーが増すというか。その上で高域の伸びや繊細感もちゃんとあって素晴らしいなと。
でも、だからといってアンバランス接続時はダメかというとそうではなく、こちらはこちらで、ちゃんと音楽的になっているんですよ。バランス接続では力強く前に来る感じで、アンバランスは押し付けない自然な感じも残ってるという印象です。
バランス、アンバランスの両方でそれぞれちゃんと音楽の楽しさを味わえるので、ジャンルによって好みで使い分けても面白いかもしれませんね。
----両者の組み合わせの場合、10万円程度でバランス接続が始められることになります。一般リスナーが手軽に高音質な環境を手に入れられるようになりました。
これは、エンジニアにとってもうれしいことですね。レコーディングやマスタリング時は、アーティストの想い、演奏のニュアンスをリスナーに届けるために、ものすごく細かく調整しているんです。それこそ「(パラメーターなどを)髪の毛一本ぶん上げてみようか」というレベルです。マイクを1cmだけ動かす、パラメータを髪の毛一本ぶんだけ調整する、そうしたほんのちょっとの違いで、例えばボーカルがグッと浮き上がってきたりだとか、表現の幅がグッと広がったりするんですよ。
ハイレゾもそうです。CDではどうしてもマスター音源より情報が少なくなってしまいますが、ハイレゾならこだわり抜いたマスター音源の魅力をそのまま届けられます。
そして、そういう非常に細かい部分がちゃんと伝わるかは、お客様がどういう環境で聴くのかにもかかってきます。ですので、お客様の環境が良くなるのは、エンジニアとして非常にありがたいですね。そこが伝わらないと、僕らのこだわりはなんの意味もないですから。そういう意味でもMDR-1AM2やウォークマンZX300のように、ハイレゾ対応のいいものが手頃な価格でどんどん出てくるのは、本当に凄くありがたいですね。
(PR企画 協力:ソニーマーケティング株式会社)