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【PR】野村ケンジ/岩井喬/高橋敦がチェック

8000円弱で大満足! 完全ワイヤレスの新星、オウルテック「Samu-SE03」を3人のプロが検証

公開日 2019/05/07 06:00 野村ケンジ/岩井喬/高橋敦(構成:ファイルウェブ編集部)
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安価ながらハイレゾ領域の再生に対応する「Samu SE01/02」など、従来よりもオーディオオリエンテッドなイヤホン“Samu(サミュ)シリーズ”を起ち上げて展開するOwltech(オウルテック)。そのSamuシリーズから、新たに完全ワイヤレスイヤホン「Samu-SE03」が登場し、現在クラウドファンディングが行われている。

そんなSamuシリーズを、オーディオ評論家たちはどう捉えたのか? 「Samu-SE03」を中心に、野村ケンジ氏、岩井喬氏、高橋敦氏の3名が製品を体験し、その感想を語り合った。

■ケースや操作ボタンの使い勝手に好印象

完全ワイヤレスイヤホン「Samu-SE03」は、10mmダイナミックドライバーを搭載し、IPX4の防水性能も装備。Bluetoothのバージョンは5.0で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFP、コーデックはSBC/AACをサポートしている。

Samu-SE03

「Makuake」にてクラウドファンディング中で、一般販売時の想定価格より20%オフの7,980円(税込)、かつ、早期特典として低反発イヤーピースも付属した状態で入手可能。すでに目標額の788%を達成と出資募集に大きく成功しているが、まだ購入が可能だ。

クラウドファンディングでの購入特典として低反発が付属

タッチ操作ではなくあえて2ボタン式の操作を採用しているのも特徴のひとつ。物理的なボタンを用意することでブラインドでの操作を行いやすいように配慮したという。評論家陣は、そうした使い勝手に好印象を抱いた様子だ。

左右筐体にそれぞれ2つのボタンを配置

高橋 1万円未満のモデルとしてはケースの出来が素晴らしいなと思いましたね。このクラスでスティックタイプのケースってあまりないですし。開閉部のマグネット機構もしっかりしています。本体を収納する部分のスリットも深くて取り出しやすいんです。こういう細かい部分がしっかりしているのは好印象ですね。

高橋 敦 氏

野村 たしかにケースが使いやすいですよね。マグネットも、逆さにケースを開けてしまっても本体が落ちないけど、いざ本体を使うときには取り出しやすい、ちょうどいい強さです。デザインも洒落てますし、所有感も得られる出来だと思います。

野村ケンジ氏

そして、ボタンでの操作感もいいですよ。仕事柄、結構な数の完全ワイヤレスイヤホンを使っていますが、そんななかでもこのSamu-SE03はかなり使いやすかったですね。

説明書を見なくとも、試しているうちになんとなくわかるんですよ。また、電源ボタンと音量調整/曲送り・戻しが別になっているので、いろいろ試していても不意に電源がオフになってしまうようなことがありません。1ボタンだと、いろいろ試しているうちにいきなり電源が落ちちゃったりするんですよね。

ケースの完成度の高さも評論家陣は評価

岩井 ものによってはわかりづらいときもありますよね。あえて言えば…ボタン式もいろんなメーカーから出ていますけど、できれば操作方法を業界で統一してほしいかな(笑)。

岩井 喬 氏

一同 (笑)

■音楽ジャンルを選ばない自然にまとまった音質傾向

さて、気になるのはその音質だが、「低音や高音が出すぎず、ギターやボーカルが聴きやすい優しいイメージのチューニングにしています」(商品企画を担当したオウルテックの安藤省吾氏)とのこと。いわゆる「かまぼこ型」の音質バランスになっている。

次ページ有線モデル「Samu SE01」と「Samu SE02」の印象は?

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