プロが考える「伝わる話し方」の基本も紹介
音が良いとビデオ会議でも発言力UP! ラジオDJサッシャさんにおすすめマイクを聞いてみた
■OA中に大活躍。「AT2020USB+」はもはや手放せない存在に
—— それにAT2020USB+はヘッドホン端子が付いているのがすごくいい。
サッシャさん:そうなんです。AT9934USBにもついてるんですけど、AT2020USB+はさらにヘッドホンの音量調整と、マイクとヘッドホンのバランス調整っていう2個の音量調整ができる。
ヘッドホン端子が付いてるのが何故いいかって、自分の声を直接聴けるんですよ。
最初にテレビのリモート出演したときはマイク付きイヤホンをiPadにつないでやったんですが、それだと自分の声は入ってこない状態なんですよね。これ、業界では「マイナスワン」と言うんですけど。なので、耳栓して喋るみたいな状態になるのですごく大変で。もしくはミックスされた放送上の自分の声が入ってくる。そうするとちょっとディレイが発生したりして。
でもAT2020USB+を使うと、マイクで拾った声をイヤホン端子で直接自分の声を拾えるから、自分が聴いてる声と放送中に流れている声が手元でミックスされた状態で聴ける。これ、オンエア中にものすっごく役立ちました。僕がAT2020USB+を手放せなくなった理由はこれも大きいですね。
—— 話しやすさが変わる、と。これはビデオ会議でも役立ちそうですね。AT9933USB / AT9934USB / AT2020USB+は、テレワーク関連や巣ごもり娯楽の楽器録音用途で、今とにかく売れてるそうです。特に AT2020USB+は、4月からの昨年対比で3倍近く売れたとか。
サッシャさん:ですよね。AT2020USB+は品切れしてて最初買えなかったですもん。品切れしてなければ3倍どころか5倍くらい売れたと思いますよ(笑)。
やっぱりオーディオテクニカっていうメーカーへの信頼感も厚いと思うんです。僕はJ-WAVEの放送にも、SUMMER SONICのMCにもオーディオテクニカ製マイクを毎年使ってますけど、それ以外にもイベントや放送とかいろいろなプロの現場で使われてるじゃないですか、オーディオテクニカ製マイクって。そういうシビアな環境のなかでブラッシュアップされてきた技術が、コンシューマー製品に投入されているわけです。プロ用とコンシューマー用、両方の知見があるから、無駄を省いて価格を抑えつつクオリティの高い製品を作れるんじゃないかなと思います。