PR野村ケンジ×高橋敦 対談企画
AVIOT「TE-J1」は新解釈の"ジャパンサウンド"だ!音質特化型完全ワイヤレスの魅力を評論家が語る
今や、完全ワイヤレスイヤホンを代表するトップブランドのひとつとなったAVIOTが、“音質特化型” を謳って展開中の完全ワイヤレスイヤホン「TE-J1」。「金属ノズル」や「アドバンスド・ハイブリッドドライバー」など、音質向上を目的とした新技術や仕様が採用されているのが大きな特徴だ。
本稿では、そんな「TE-J1」の魅力をさらに深掘りするべく、本機を実際に試聴したオーディオ評論家の野村ケンジ氏と高橋敦氏が対談。AVIOTブランドに対する印象からTE-J1の音質評価、そして特徴的なデザインや機能面等など、「TE-J1」の魅力を存分に語りあってもらった。
─── それでは初めに、お二人のAVIOTブランド自体に対するイメージなどについてお伺いできればと思います。まず、AVIOTブランドが登場した当時の印象はいかがだったでしょうか?
高橋 敦氏(以下、高橋) AVIOTは、初期の実験的だった完全ワイヤレスイヤホンに続く、実用品として使える完全ワイヤレスを早い段階で完成させたメーカーのひとつというイメージがありますね。
野村ケンジ氏(以下、野村) たしかに、一部の人が好んで買う「アーリーアダプター」的なものから、実用品への橋渡し的な存在になった印象はありますね。
高橋 世界初の完全ワイヤレスイヤホンが登場したばかりの当時は、各社とも正直まだ実用性の面では物足りませんでした。その後、左右の音切れの少なさであったり、バッテリー持ちの良さなど、普通に日常使いができる製品へと仕上げてきた、最初のブランドのひとつでしたよね。そのうえ、値段も凄く良心的で。
野村 値段はとにかく安かったですよね。当時いわゆる高級機ではない完全ワイヤレスイヤホンとして、1万円台のものが出てきて。コストパフォーマンスの面でも、当時としては凄く画期的でした。
高橋 今の時代でいえば「5千円ぐらいで良いモデルが出てきたぞ」というのと、同じぐらいのインパクトが当時はあったんですよね。
野村 定番モデルとして出てきた「TE-d01d」シリーズが1万円台くらいで、その後に出てきた「TE-d01g」シリーズでは1万円を切るという画期的なモデルが出てきました。
さらには、ハイブリッド・トリプルドライバー搭載の「TE-BD21」シリーズや、ピエール中野さんモデル(TE-BD21f-pnk)が出てきたぐらいから、AVIOTブランドとしての方向性がだんだん定まってきたと感じてました。
高橋 BluetoothのSoCであったり、ハイブリッド構成の採用であったり、自分たちが一番先に新しいことをやってやろう、という意思は凄く感じましたよね。
野村 たしかに気概がありましたよね。aptX Adaptive対応機を出すのも国内では最速クラスに早かったし、完全ワイヤレスで3wayのハイブリッド構成の採用も、世界初だったしね。
高橋 チャレンジングな部分が常にあるんですよね。製品数も凄いし、そもそも開発スピードが異常じゃないですか(笑)。そういう挑戦的な製品を異常な開発速度で投入していったかと思いきや、挑戦の成果をまとめ上げた完成度の高いモデルも良きタイミングで出してきたりもするという。
野村 実験的なチャレンジを色々とやっている、一方でハイエンドモデル以外では、お手頃だけど機能は十分という堅実なモデルを出していたり。チャレンジ精神と開発スピードの早さ、それらの経験があった上で、ここぞという時の安定したクオリティ、それらのバランス感覚が凄いですね。
高橋 例えば、人気モデルのいわゆる“Mark2”的なアップデートモデルって、ユーザーの期待値がすごく高いと思うんです。そこでも期待以上のものを、ちゃんと出してきてくれますしね。
─── 音へのこだわりでいえば、日本人が最も心地よく感じるサウンド「JAPAN TUNED」をコンセプトに掲げているのも特徴ですよね。AVIOTの音作りの面で、これまで一貫してきている部分や、進化した点はどう感じますか?
野村 音作りの面でいえば、まず「日本人のための日本人が作ったサウンド」というのが、画期的でしたね。日本メーカーだからこそ出来ることなんですが、当時他の日本メーカーは海外ブランドの市場を意識していることが多い印象で、海外ブランドだと特にアメリカが勢いが出てきたタイミングだったりしたんですよね。
そこに一石を投げ打ってきたのが、AVIOTのこのコンセプト。よくよく考えてみてれば凄くシンプルな話ですよね(笑)。自分たちがよく聴く曲を一番よく聴かせるためという、自分たちの身の回りの環境に合わせたチューニングを目指すというのが、とても共感できたし画期的でしたね。
高橋 野村さんがおっしゃったように、日本の音楽に合わせたというのは本当に大きくて。日本人の好みや耳の特性という話でもあるんでしょうけど、それ以上に「日本の音楽に合わせた」というのが大きいと思います。
好み云々じゃなくて、日本の音楽であれば外国の方が聞いた場合でも、「AVIOTの製品で聴いた音のほうが良い!」と感じるんじゃないかと、そう思えるところもあって。あとは、いかに嫌な音を出さないか、ということにも気を使われているなと思いますね。
あと、音質に関する大きなことといえば、それまで完全ワイヤレス否定派だったアーティストのピエール中野さんが、AVIOTの製品を聴いて、このレベルに達したんならピヤホンとしても作りましょうとなった、っていう話しがあったじゃないですか。
野村 そうですね、そういうお話でした。
高橋 ピエール中野さんが、完全ワイヤレスの音がもう一段階上にいったっていうのを感じられた製品が、AVIOTだったっていうのも、傍からみててインパクトのある出来事でしたね。
本稿では、そんな「TE-J1」の魅力をさらに深掘りするべく、本機を実際に試聴したオーディオ評論家の野村ケンジ氏と高橋敦氏が対談。AVIOTブランドに対する印象からTE-J1の音質評価、そして特徴的なデザインや機能面等など、「TE-J1」の魅力を存分に語りあってもらった。
■実用的な完全ワイヤレスの立役者となるAVIOTブランド
─── それでは初めに、お二人のAVIOTブランド自体に対するイメージなどについてお伺いできればと思います。まず、AVIOTブランドが登場した当時の印象はいかがだったでしょうか?
高橋 敦氏(以下、高橋) AVIOTは、初期の実験的だった完全ワイヤレスイヤホンに続く、実用品として使える完全ワイヤレスを早い段階で完成させたメーカーのひとつというイメージがありますね。
野村ケンジ氏(以下、野村) たしかに、一部の人が好んで買う「アーリーアダプター」的なものから、実用品への橋渡し的な存在になった印象はありますね。
高橋 世界初の完全ワイヤレスイヤホンが登場したばかりの当時は、各社とも正直まだ実用性の面では物足りませんでした。その後、左右の音切れの少なさであったり、バッテリー持ちの良さなど、普通に日常使いができる製品へと仕上げてきた、最初のブランドのひとつでしたよね。そのうえ、値段も凄く良心的で。
野村 値段はとにかく安かったですよね。当時いわゆる高級機ではない完全ワイヤレスイヤホンとして、1万円台のものが出てきて。コストパフォーマンスの面でも、当時としては凄く画期的でした。
高橋 今の時代でいえば「5千円ぐらいで良いモデルが出てきたぞ」というのと、同じぐらいのインパクトが当時はあったんですよね。
野村 定番モデルとして出てきた「TE-d01d」シリーズが1万円台くらいで、その後に出てきた「TE-d01g」シリーズでは1万円を切るという画期的なモデルが出てきました。
さらには、ハイブリッド・トリプルドライバー搭載の「TE-BD21」シリーズや、ピエール中野さんモデル(TE-BD21f-pnk)が出てきたぐらいから、AVIOTブランドとしての方向性がだんだん定まってきたと感じてました。
高橋 BluetoothのSoCであったり、ハイブリッド構成の採用であったり、自分たちが一番先に新しいことをやってやろう、という意思は凄く感じましたよね。
野村 たしかに気概がありましたよね。aptX Adaptive対応機を出すのも国内では最速クラスに早かったし、完全ワイヤレスで3wayのハイブリッド構成の採用も、世界初だったしね。
高橋 チャレンジングな部分が常にあるんですよね。製品数も凄いし、そもそも開発スピードが異常じゃないですか(笑)。そういう挑戦的な製品を異常な開発速度で投入していったかと思いきや、挑戦の成果をまとめ上げた完成度の高いモデルも良きタイミングで出してきたりもするという。
野村 実験的なチャレンジを色々とやっている、一方でハイエンドモデル以外では、お手頃だけど機能は十分という堅実なモデルを出していたり。チャレンジ精神と開発スピードの早さ、それらの経験があった上で、ここぞという時の安定したクオリティ、それらのバランス感覚が凄いですね。
高橋 例えば、人気モデルのいわゆる“Mark2”的なアップデートモデルって、ユーザーの期待値がすごく高いと思うんです。そこでも期待以上のものを、ちゃんと出してきてくれますしね。
─── 音へのこだわりでいえば、日本人が最も心地よく感じるサウンド「JAPAN TUNED」をコンセプトに掲げているのも特徴ですよね。AVIOTの音作りの面で、これまで一貫してきている部分や、進化した点はどう感じますか?
野村 音作りの面でいえば、まず「日本人のための日本人が作ったサウンド」というのが、画期的でしたね。日本メーカーだからこそ出来ることなんですが、当時他の日本メーカーは海外ブランドの市場を意識していることが多い印象で、海外ブランドだと特にアメリカが勢いが出てきたタイミングだったりしたんですよね。
そこに一石を投げ打ってきたのが、AVIOTのこのコンセプト。よくよく考えてみてれば凄くシンプルな話ですよね(笑)。自分たちがよく聴く曲を一番よく聴かせるためという、自分たちの身の回りの環境に合わせたチューニングを目指すというのが、とても共感できたし画期的でしたね。
高橋 野村さんがおっしゃったように、日本の音楽に合わせたというのは本当に大きくて。日本人の好みや耳の特性という話でもあるんでしょうけど、それ以上に「日本の音楽に合わせた」というのが大きいと思います。
好み云々じゃなくて、日本の音楽であれば外国の方が聞いた場合でも、「AVIOTの製品で聴いた音のほうが良い!」と感じるんじゃないかと、そう思えるところもあって。あとは、いかに嫌な音を出さないか、ということにも気を使われているなと思いますね。
あと、音質に関する大きなことといえば、それまで完全ワイヤレス否定派だったアーティストのピエール中野さんが、AVIOTの製品を聴いて、このレベルに達したんならピヤホンとしても作りましょうとなった、っていう話しがあったじゃないですか。
野村 そうですね、そういうお話でした。
高橋 ピエール中野さんが、完全ワイヤレスの音がもう一段階上にいったっていうのを感じられた製品が、AVIOTだったっていうのも、傍からみててインパクトのある出来事でしたね。
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