HOME > インタビュー > 【対談】Bowers & Wilkins“高級”最新ヘッドホン / 完全ワイヤレスを評論家が語り尽くす!「Px8 / Px7 S2 / Pi7 S2 / Pi5 S2」の魅力とは?
PR野村ケンジ氏・岩井喬氏が対談
【対談】Bowers & Wilkins“高級”最新ヘッドホン / 完全ワイヤレスを評論家が語り尽くす!「Px8 / Px7 S2 / Pi7 S2 / Pi5 S2」の魅力とは?
岩井 音質について言えば「B&Wのヘッドホンってこういう音色だよね」というのを正当進化させてきたなと。聴きやすいのだけど、変に脚色が多かったりバランスに偏りがあるわけでなく、「音楽に浸れる」ヘッドホンですよね。
そういう部分に、ノイズキャンセリング機能だったりaptX Adaptiveといった、トレンドを捉えた新しいテクノロジーを融合させて。特に「Px7 S2」の方は売れ筋の価格帯ということもあり、デザイン面でも他とちょっと違うものを選びたいなという人にとっては非常にいいモデルだなと感じましたね。
野村 初代の「PX7」を見た時、デザインがシンプルにかっこいいなと思いましたし、音も、耳馴染みがいいのにちゃんとメリハリがある、いい製品が出たなと思ったんです。それが「S2」になってさらにクオリティアップしてきましたからね。
振動板の素材も「PX7」はセルロースだったので、次のモデルでもこれを極めにいくのかなと思っていたら、「Px8」ではカーボンに変わったので少しびっくりしました(笑)。で、どうなるのかなと思っていたら「何だこれは」っていうぐらい、全てにおいて完成度の高い製品だったので驚きましたね。そういう意味で僕は「最新が最高」なんです。
ヘッドホンという製品ジャンルのこともあってか、カジュアルさも感じさせつつ、その一方でスピーカーにあるような硬派さもどこかに反映されていて、B&Wのスピーカーが好きな人にはこれほどハマる製品はないんじゃないかなと思います。
岩井 個人的にも「Px7 S2」の音、好きなんです。ニュートラルな基調にあるサウンドというか。
野村 両モデルを比べると、「Px7 S2」のほうが聴きやすいというか、楽曲のストライクゾーンは広いですよね。
「Px8」と「Px7 S2」の音の違いは?
編集部 「Px8」のほうはどうでしょうか?
岩井 リッチさだとかシルキーな質感の表現力という点では「Px8」が上回っているかなという印象です。特に低域の押し出し感だったり存在感は圧倒的に「Px8」がいいなと感じますね。
先に発売された「Px7 S2」の完成度が高かったので、「Px8」がどうなるのかという期待を多くの人が持っていたと思うんです。価格差も倍ですし(笑)。でも、実際に触れてみると、その差がすぐわかりますし価格にも納得します。B&Wらしさというか、オリジナリティがより確立された製品かなと感じます。
野村 「Px7 S2」と全然音が違っているのが、ラインナップとして楽しいですよね。「Px7 S2」もいいんですけど、ヘッドホンマニアからすると「Px8」の音を聴いちゃうとこっちだよなというのは確実にあります。S/Nのいい製品に惚れやすいので。
僕はこの製品で聴く低域がもうたまらなくいいなって思いますね。エンジニアやミュージシャンが作り込んだ音をひとつも漏らさず全部味わいたいというタイプの人は、こっちのモデルを選ぶのかなと。そういう人は頑張って倍の予算を確保していただければ……(笑)。
完全ワイヤレスイヤホン2機種は「価格」ではなく「音」で選ぶべし
編集部 本日は完全ワイヤレスイヤホン「Pi7 S2」「Pi5 S2」も用意しています。こちらについての印象はどうでしょうか?