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PRヴィンテージオーディオの魅力、気をつけることとは?

買取専門店だからこそできる「正しいヴィンテージオーディオの橋渡し」。オーディオランドに話を聞いた

公開日 2024/04/23 06:30 ファイルウェブ編集部
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■「ヴィンテージでしか聴けない雰囲気のある音」が魅力



オーディオにもさまざまなスタイルがある中、ヴィンテージオーディオはまさに「ひとつの世界」と言えよう。改めて、玉田さんの考える「ヴィンテージオーディオの魅力」を伺った。

「やはりヴィンテージオーディオには、その年代の機器でしか聴けない、雰囲気のこもった音があるように感じますね。もちろんコレクション性や見た目も魅力のひとつだと思いますが、パーツ交換などがなされていないフルオリジナルであることが重視される理由として、『その音を求めているから』というのがあるかと思います。

その年代の機器でしか聴けない雰囲気のこもった音がヴィンテージの魅力だと語る

特に1970、80年代というのは、オーディオメーカーさんも良い音を出すために採算度外視で製品を作って、場合によっては、かかった経費から値段を設定するといったこともあった時代だと聞いたことがあります。そういったメーカーさん、エンジニアさんたちの想い入れがふんだんに詰まっているというのもヴィンテージの魅力のひとつでしょう。

また、ヴィンテージとなるとどうしても個体数は減っていく一方ですし、見た目は綺麗でも分解してみたら中身を丸ごと入れ替えられていた、というケースもあります。なのでフルオリジナルだったり、状態の良い個体を見つけることの喜びもあるかもしれませんね」(玉田さん)。

先述の通り、オーディオランドではこれまでに数多くのヴィンテージオーディオを買い取ってきたという。そのどれもが貴重な製品たちであることは間違いないが、中でも特に記憶に残っている、印象深い個体とはなんだろうか。

「これまでに非常に多くの製品を買い取らせていただいてきましたが、中でも印象深いものとなると、 “アンプの神様” と呼ばれたある方のご家族の方から、その方の機材一式を買い取らせていただいたことはよく覚えております。

また、ヴィンテージオーディオファンの方のご自宅で聴かせていただいた励磁型スピーカーも印象深いですね。艶っぽい、色っぽい音で、抜群に良くて感動したことを今でも覚えています」(玉田さん)。

■買取専門業者が考える「ヴィンテージオーディオで気をつけること」とは



大いに手間がかかるとしても、何物にも変えがたい魅力がある。むしろそんな手間も楽しむのがヴィンテージオーディオなのだろう。最後に、もし「これからヴィンテージオーディオを始めよう」と思った場合、どんなことに気をつけるべきかを伺った。

「まずは『信頼できる業者から購入』することが大事です。あまりオーディオに明るくないリサイクルショップなどの場合、数十年前に買い取った製品をそのまま置きっぱなしにしている、なんてこともあり、いざ買って電源を入れてみたら内部に溜まった埃でショートした、なんてケースは多々あります。

製品状態を正しく確認・認識できる『信頼できる業者から購入』することが重要

また、中にはどこかのパーツを現行品と交換していたり、先述のように丸ごと安価な部品と入れ替えた個体も出回っているので、そういった状態を正しく確認・認識できるという意味でも、しっかりした業者さんを選ぶことは重要ですね。

そして『信頼できる業者かどうか』は、売る際にも重要になってきます。というのも、ヴィンテージオーディオだとシリアルナンバーやロットなど、細かいところで大きく相場が変わってきます。一方で先述の通り、オーディオが専門でない業者にとっても魅力的な商材です。

すると、例えば同じ型番なのに相場は50-100万円と大きな幅があった場合、業者によっては商品の重要なポイントがわからず、損をしてしまうことを恐れるあまり『最高50万円』から査定を行い、本来の価値と大きくかけ離れた査定額で買取されてしまう事がありますね。

ですが手前味噌ながら、弊社でしたら『なぜこの製品は相場に幅があるのか』『状態はどうなのか』などしっかり理解したうえで査定を行わせていただきます。例えば、マランツのプリアンプ『Model 7』などはオリジナル、復刻、キットモデルなど多数ありますが、オリジナルでも初期モデルか否か、あるいはシリアル次第で査定額は40万円から200万円オーバーまで幅が出てきます。

真空管テスターを使用している様子

復刻やキットモデルの判別は容易ですが、オリジナルで中のパーツやパネルカラーの違いでこれ程の幅が出てくるのですから、そこまで詳しい査定をしてくれるショップはほとんどありません。年代物の、個体が少なくなってきている貴重な機材ほど、商品の特性や価値のわかる本当の専門店にご依頼いただければと願います。もしご自宅に眠っているオーディオ機器などございましたら、是非とも私たちにお任せください」(玉田氏)。

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