オンキヨーより同社初のDVDオーディオ対応プレーヤーが登場
このDV-S939(25万円)は、ホームシアターの世界基準であるTHX規格の最高峰THX-Ultra規格認定を受けたモデルで、音質面では、膨大なDVDオーディオのデータを高精度・高忠実に再現するため、192kHz24ビットDAコンバーターを搭載している。
映像面 では、従来機に比べ約2倍の高精度映像変換を実現する54MHz10ビットビデオDAコンバーターを搭載し、プログレッシブ・スキャンビデオ出力により、スムーズでちらつきのない最高水準の映像を再現。また、安定したDC供給を実現し、デジタルノイズがオーディオ経路でアナロググラウンドに入り込まないよう高品位デュアルトランスを採用し、そのトランス外部をシールド処理することにより、漏洩磁束とロスを極小に抑えて、デジタルノイズを限りなく低減させるなど、回路構成やパーツの選択において、オンキヨー独自の技術であるPremium Technologyが余すことなく活かされている。
その他、将来の製品との互換性やデジタル・ネットワーク化も視野に入れ、コンポーネント端子やデジタル音声入出力端子の充実に加え、マルチチャンネル入出力を1本のケーブルでシンプルに接続できるDB-25端子、RS232外部コントロール端子やIEEE1394インターフェイス拡張ボードスロットなどを装備し、まさに次世代DVDプレーヤーの新基準といえる内容といえるだろう。
このように、DVDオーディオ対応のプレーヤーは続々と登場してきている。あとはソフトの充実が待たれるところだ。 (季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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