ボーズ、AMS-1をパワーアップさせた「AMS-1II」を発売
<左>AMS-1II <右>MDA-12 |
AMS-1II は、“受賞サウンド”AM-5IIIを引き続き採用。細かい部分をリファインしたことで、よりグレードアップした高音質サウンドが手軽に楽しめる。またオプションのMDA-12と組み合わせることで、より幅広いニーズに対応できるのが特徴。
AMS-1IIは、どんな状況でも高音質再生を実現する進化したボーズ ・ テクノロジーを採用。ボリュームに応じて自動的に最適な周波数バランスを提供するボーズ独自のPAP回路は、小音量時における低音の物足りなさを解消できる。また、トーンコントロールに加え、バランスコントロール機能も兼ね備えたRAC(Room Acoustic Compensator)の採用により、リスニング状況に応じた最適な補正や調整が可能となっている。
また、アンプの最大出力が35W+35Wにアップ。AM-5IIIの持ち味を存分に引き出すことができそうだ。さらに、省エネモード時の消費電力も大幅な低減化を実現したのもうれしい。
入出力端子は、入力5系統、出力1系統を装備。新たにフォノ入力端子と2系統のAUX入力端子を装備したことにより、秘蔵のレコードが最新のシステムで楽しめるほか、CDやMDをはじめ、DAT、CS・BSデジタル放送などにも対応できる。
機能面も充実している。AMS-1で好評をいただいた様々なタイマー機能やチューナー部のエリアファインメモリー機能などはそのままに、さらにスリープタイマー設定時に自動的にディスプレイの明度が下がるディマー機能を装備。また、CD再生時にはストップボタンでの停止後の再生を、直前に聴いていた曲の頭から行うレジューム機能などが加わり、より一層使い勝手を高めた。
同時発売のオプションMDデッキ「MDA-12」は、フロントパネルのデザインやサイズの統一感を図るだけでなく、完全シンクロ録音やシステムリモコンでの基本操作など機能面においても、AMS-1IIとのベストなマッチングを実現。MDLP を採用する等多彩な機能と高性能を備え、AMS-1IIの楽しみ方がますます広がりそうだ。MDLPにも、もちろん対応している。(Phile-web編集部)