クレルが高音質&ハイパワーな5chパワーアンプを新発売
TAS (Theater Amplifier Standard) |
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●TASの内容(リリースより)
KAV-300iL,KAV-280cdに続く、クレル新シリーズの5チャンネルパワーアンプ。
KAV-300iLと同様に、クレルFPBシリーズパワーアンプなどクレル最新の優れた技術的成果が色濃く反映され、ハイエンド・ホームシアターユースやピュアオーディオのバイアンプ用としてまさに格好のモデルです。完全バランスの入力ステージを採用し、ボルテージゲインステージ、ドライバーステージの全ての回路をクラスA動作のピュアコンプリメンタリー構成とし、出力ステージにはクレル・カレントモード・ゲインの回路デザイン思想を生かす新たなデバイスが採用されています。5チャンネルの各チャンネルの出力は200W/ch@8Ω、400W/ch@4Ωを誇るゆとりの大パワー。誕生期のクレルを彷彿とさせる、シルキーで肌触りのよい精緻なコスメティックと滑らかでスピードの速い高音質とともに、クレルならではの独特の存在感を醸し出します。
主な特長
・5チャンネルの各実効出力は200W/ch@8Ω、400W/ch@4Ωを誇るゆとりの大パワー
・リッジ接続により800W/ch@8Ωを達成(5チャンネルの内2組の2チャンネルをブリッジ接続にできます。)
・完全バランス、クラスAの入力ステージ
・クレル・カレントモード動作による完全ピュア・コンプリメンタリー、クラスA、ダイレクトカップリング回路構成によるボルテージゲイン・ステージ
・全ドライバーステージにクラスAを採用
・パワー出力デバイスには、低出力インピーダンスで広帯域特性を誇るPc80Wのシリコン・エピタキシャルプレーナ型のLAPTバイポーラトランジスタをチャンネルあたり10個投入。この出力デバイスは、1個当りに、小信号トランジスターが複数個(59個)同一ペレット上に形成されているもので、小信号トランジスタの持ち味である極めて早い過渡応答スピードを保ちながら同時にトータルで大電力を達成します。クレルの伝統的なカレントモード・デザインによる回路構成を、最終出力ステージにまで及ばせるデバイスといえるでしょう。各チャンネルのドライバーステージにも4個の同一デバイスが採用されています。
・1400VAもの巨大なトロイダル電源トランス2個と109,000μFの平滑キャパシターの採用による、優れた電源供給能力
・徹底した多段構成の電源フィルターリングとデカップリングによって各ステージの低ノイズ、高安定動作を実現
・極小に抑えたNF量によって優れた位相、過渡応答特性を達成
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