話題のLAT-1、ついに登場
キャビネットは1〜1.5インチ厚のアルミ製。内部に一切平行面を持たせない構造になっており、吸音材なしで固有の定在波の発生を防いでいる。1/4インチ厚アルミによる中高音用のサブエンクロージャーが内部に配置されている。
システム構成は3ウーファー、2ミッドレンジ、1トゥイーター。3個のウーファーの上に、仮想同軸上に2つのミッドレンジで挟んだトゥイーターが配置されている。これは、位相特性の向上と広いサービスエリアの獲得が図られてのことだ。ウーファーは21cm口径のカスタムメイドモデル。このウーファーとミッドレンジのダイヤフラムは、パルプとカーボンのコンポジット。分割振動の発生を抑えるために、成型後6分割され、再び接合するという特殊加工が採用されている。
11月現在日本にあるのは1セットのみ。年内は各地の販売店で試聴会が予定されている。下記ホームページでスケジュールをチェックのこと。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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