クレルから2chと3chのパワーアンプ2機種が新発売に!
KRELLのKAV-2250とKAV-3250 |
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
【以下、製品リリースより】
[KAV-2250] 250W×2@8Ω、500W×2@4Ω、1000W(ブリッジ・モノ)@8Ω
[KAV-3250] 250W×3@8Ω、500W×3@4Ω、1000W(ブリッジ・モノ)@8Ω
KRELL TAS(Theater Amplifier Standard) 5チャンネルパワーアンプの高音質な基本コンセプトをそのままに、ピュアオーディオ、ホームシアターを問わずクレルならではのハイエンドサウンドをお楽しみ頂ける2つのパワーアンプ、
その回路デザインには、KAV-300iL、TASと同様にFPBシリーズパワーアンプなど、クレル最新の優れた技術的成果が色濃く反映されています。完全バランスの入力ステージを採用し、ボルテージゲインステージ、ドライバーステージまでの回路をクラスA動作のピュアコンプリメンタリー構成とし、出力ステージ(クラスAB)にはクレル・カレントモード・ゲインの回路デザイン思想を生かす新たなデバイスを登用。クレル初期のシルキーな肌触りと精緻なコスメティックを彷彿とさせる新しいデザインの中に、クレルならではのスピード感にあふれた滑らかでパワフル、そして絶妙な表現力を達成しています。
KRELL HTS2サラウンドサウンドプロセッサー、LAT-1、LAT-2スピーカー、さらにはこの秋発表予定のDVD standardなどとの組み合わせで、極めて高品位なシステムがフレキシブルに構築可能となります。
主な特長
●完全バランス、クラスAの入力ステージ
●クレル・カレントモード動作による完全ピュア・コンプリメンタリー、クラスA、ダイレクトカップリング回路構成によるボルテージゲイン・ステージの採用でハイスピード、ローノイズを達成。
●全ドライバーステージにクラスAを採用
●パワー出力デバイスには、低出力インピーダンスで広帯域特性を誇るPc80Wのシリコン・エピタキシャルプレーナ型のLAPTバイポーラトランジスタをchあたり10個投入。この出力デバイスは、1個当りに、小信号トランジスターが複数個(59個)同一ペレット上に形成されているもので、小信号トランジスタの持ち味である極めて早い過渡応答スピードを保ちながら同時にトータルで大電力を達成します。クレルの伝統的なカレントモードデザインによる回路構成を最終出力ステージにまで及ばせるデバイスといえるでしょう。各chのドライバーステージにも4個の同一デバイスが採用されています。
●電子部品と基板の構成には、クレルの新技術、サーフェイス・マウント・テクノロジー(SMT)を採用。個々の部品の実装密度を高め、信号経路の大幅な短縮と均一な温度分布を得ることができ、精度と信頼性の向上、そしてワイドダイナミックレンジ、ワイドバンドワイズの達成に貢献しています。
●MAT(マルチ・アンプ・スループット)機能を装備。内部の切替スイッチで、一つの入力を複数のchに同時入力させることも可能です。
●2000VAもの巨大なトロイダル電源トランスの採用による優れた電源供給能力
●徹底した多段構成の電源フィルターリングとデカップリングによって、各ステージの低ノイズ、高安定動作を実現
●極小に抑えたNF量によって優れた位相、過渡応答特性を達成
●優れたシャーシコンストラクションとフィニッシュ。四隅の分厚い支柱に対してパネル、シャーシプレート、トッププレートを堅固に噛み合わせるクレル新シリーズのアーキテック(TM)・コンストラクションを採用し高い剛性と防振性を併せ持ちます。加えて表面処理には優れた耐久性と硬度、美しい質感を併せ持つアルミフィニッシュ、クレルコート(TM)が施こされています。
●問い合わせ
アクシス株式会社
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