アクシス、ウィーンの新進スピーカーブランド<lumenwhite>2機種を販売開始
<左>white light <右>white flame |
2機種の製品名は「white light」(ホワイトライト)と「white flame」(ホワイトフレーム)。「white light」は3ウェイ5ユニットで、価格は\2,950,000 (1本)。「white flame」も同じユニット構成で、価格は\1,950,000 (1本)となる。
「lumenwhite」の製品は、古都ウィーンの工房で、熟練を積んだ職人の手によって一品一品時間をかけて製作される。ブランド名は、太陽光の全成分を表す"白"の"光束"を意味する。ピアノを思わせる美しいキャビネットに、軽量性と硬度を併せ持つ素材「ピュアセラミック・ダイヤフラム」の特製ユニットを装備し、さらに斬新な音響解析技術を駆使している。
ルーメンホワイトが素材や構造について莫大なサンプル数を解析して得た結論は、三つの"コヒーレンス"を最重要視するということ。タイム/フェーズ/レゾナンスのコヒーレンス、つまり、群遅延の回避、位相整合、共振の制御に関わる能力を重視して製品を開発している。そのため、三つのウーファーとミッドレンジ、トゥイーターには、金属やプラスチックなどに比べて遥かに優れた非共振特性を持つ高価なハイテク素材、超薄膜逆ドーム型ピュアセラミックを起用。
トゥイーター50ミクロン、ミッドレンジ100ミクロン、ウーファー150ミクロンという、紙よりも薄い超薄膜に生成されたこの振動板は、サファイアに匹敵する硬度を有し、不用共振を追放した良質な振動特性「レゾナンス・コヒーレント」を示すという。
オプションのトゥイーターも用意され、こちらはピュア・ダイヤモンドの薄膜を使用したダイヤモンド・トゥイーターとなる。これにより、100kHzに及ぶ圧倒的な広帯域再生も実現できる。
キャビネットは、厳選した無垢のメープル板を積み重ね、数十時間のプレス工程を経て曲げ加工されたもの。ジェットバルブと呼ぶエアースリットを後部に持ち、独特のベンティング・メカニズムを採用している。(Phile-web編集部)
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