デノン、上位機種の技術を継承したミドルクラスのプリメイン&SACDプレーヤーを発売
デノンは、プリメインアンプPMA-2000IV、CDプレーヤーDCD-1650SRのそれぞれの後継機種としてプリメインアンプ「PMA-2000AE」、CD/SACDプレーヤー「DCD-1650AE」を7月中旬より発売する。価格はともに157,500円。
プリメインアンプPMA-2000AEは、出力段にUHC(Ultra High Current)-MOSシングルプッシュプルを採用。高いスピーカードライブ能力と高音質の両立を実現している。また、出力段とプリアンプ部の電源を分離する構成とすることで、小信号を扱うプリアンプ部の解像度の向上を図っている。
トランス部は2つを並列接続することで、電気・磁気特性を改善。また、お互いの磁気の影響を互いにキャンセルする「L.C.(Leakage Canceling)マウント・ツイン・トランス」方式を採用した。
背面端子部には他のプリアンプから本機のパワーアンプにダイレクトに入力できるパワーアンプダイレクト端子を搭載。本機能はフロントパネルにあるスイッチでON/OFFの切り替えが可能だ。
また本機は、ボリューム回路、トーン回路、パワーアンプ回路の各々を見直し、実使用時の再生周波数の上限を100kHzまで確保しているという。
筐体は防振構造の見直しを行い、様々なパーツの取り付け、配置において、外部・内部振動の影響を効果的に排除する手段を講じている。また、内部の配線材の要所にOFC線を採用。上級モデルPMA-SA1やPMA-SA11の開発を通じ試聴・検討を重ねた様々な音質パーツを採用している。
CD/SACDプレーヤーDCD-1650AEは、上級機種DCD-SA1で開発された“Advanced AL24 Processor”をPCM信号(CD)の再生系に搭載。時間軸領域での情報量の向上を実現している。
ドライブメカ部には上位機種などに採用されている同社独自のドライブを採用。SACD再生における高速回転時の振動も十分に抑えられるように、ドライブモーターをターンテーブルの間近に配置しているほか、モーターシャフト長を短く設計し高速回転にも影響しない高寿命のブラシレスモーターを採用している。
また本機は、DACをマスターとしてクロックを各デバイスへ供給する手法を採用。クロックの生成には発振回路モジュールを採用しており、基板パターン等の影響を抑えた信頼性の高い発振を得ることが可能だという。
電源部は、デジタル系とアナログ系を分離した2トランス構成を採用。アナログ用トランスにはOFC捲き線を採用し、S/Nやエネルギー感を向上した。また、トランスをシャーシへ取り付ける際のベースには振動減衰特性に優れたアルミ鋳物を採用している。
さらに本機は、内部、外部ともに徹底した振動対策を行い、微細振動による機器への影響を排除。底板では3層、天板では2層の平板構造を採用したほか、サイドやリアのパネルも2層構造としている。
また、ディスプレイとデジタル出力をOFFするPure Direct モードの搭載や、削り出し金メッキピンジャックの採用など、高音質へのこだわりを徹底した。
【問い合わせ先】
デノン
TEL/03-6731-5540
(Phile-web編集部)
プリメインアンプPMA-2000AEは、出力段にUHC(Ultra High Current)-MOSシングルプッシュプルを採用。高いスピーカードライブ能力と高音質の両立を実現している。また、出力段とプリアンプ部の電源を分離する構成とすることで、小信号を扱うプリアンプ部の解像度の向上を図っている。
トランス部は2つを並列接続することで、電気・磁気特性を改善。また、お互いの磁気の影響を互いにキャンセルする「L.C.(Leakage Canceling)マウント・ツイン・トランス」方式を採用した。
背面端子部には他のプリアンプから本機のパワーアンプにダイレクトに入力できるパワーアンプダイレクト端子を搭載。本機能はフロントパネルにあるスイッチでON/OFFの切り替えが可能だ。
また本機は、ボリューム回路、トーン回路、パワーアンプ回路の各々を見直し、実使用時の再生周波数の上限を100kHzまで確保しているという。
筐体は防振構造の見直しを行い、様々なパーツの取り付け、配置において、外部・内部振動の影響を効果的に排除する手段を講じている。また、内部の配線材の要所にOFC線を採用。上級モデルPMA-SA1やPMA-SA11の開発を通じ試聴・検討を重ねた様々な音質パーツを採用している。
CD/SACDプレーヤーDCD-1650AEは、上級機種DCD-SA1で開発された“Advanced AL24 Processor”をPCM信号(CD)の再生系に搭載。時間軸領域での情報量の向上を実現している。
ドライブメカ部には上位機種などに採用されている同社独自のドライブを採用。SACD再生における高速回転時の振動も十分に抑えられるように、ドライブモーターをターンテーブルの間近に配置しているほか、モーターシャフト長を短く設計し高速回転にも影響しない高寿命のブラシレスモーターを採用している。
また本機は、DACをマスターとしてクロックを各デバイスへ供給する手法を採用。クロックの生成には発振回路モジュールを採用しており、基板パターン等の影響を抑えた信頼性の高い発振を得ることが可能だという。
電源部は、デジタル系とアナログ系を分離した2トランス構成を採用。アナログ用トランスにはOFC捲き線を採用し、S/Nやエネルギー感を向上した。また、トランスをシャーシへ取り付ける際のベースには振動減衰特性に優れたアルミ鋳物を採用している。
さらに本機は、内部、外部ともに徹底した振動対策を行い、微細振動による機器への影響を排除。底板では3層、天板では2層の平板構造を採用したほか、サイドやリアのパネルも2層構造としている。
また、ディスプレイとデジタル出力をOFFするPure Direct モードの搭載や、削り出し金メッキピンジャックの採用など、高音質へのこだわりを徹底した。
【問い合わせ先】
デノン
TEL/03-6731-5540
(Phile-web編集部)
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