ヤマハ、“いい音を伝えるハイグレードHiFi”発表会 − グレース・マーヤも応援

公開日 2007/10/11 18:31
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別項でお伝えしているとおりヤマハは、プリメインアンプ「A-S2000」とSACD/CDプレーヤー「CD-S2000」を発表。本日都内で記者発表会を開催した。発表会では、新製品の紹介に加え、ジャズ ピアニスト/シンガーのグレース・マーヤによるミニ・ライブも行われた。

■“ハイグレードHiFi”の拡充を図る


関口博 代表取締役社長

ヤマハはこれまでも先進性のある製品を生み出してきた

発表会ではSoavo-1との組み合わせで再生デモを行った
まずはじめに登壇したヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)代表取締役社長の関口博氏は、オーディオ製品拡充の戦略を説明。現在ヤマハグループでは「楽器・音響」「音楽ソフト」「AV・IT」「半導体」の4つの分野でさらなる成長を目指しており、「AV・IT」を推進する同社はこれまで培ってきた先進性と伝統を活かし、HiFiオーディオに力を入れていくという。

関口氏は「オーディオ市場は、これまで大きくは成長してこなかった」としながら、「大画面、ハイビジョン化が進むホームシアター、団塊世代に支持される本格オーディオ、iPodに象徴されるデジタルオーディオの分野は確実に成長している」と説明。今回の新製品では、これまで同社が目指してきた「ナチュラルサウンド」を推し進め、“いい音”を軸とした高付加価値製品として“ハイグレードHiFi”を本格的に提案していくという。


今回の新モデルはSoavoに続くハイグレードHiFi第2弾となる

A-S2000は往年のデザインを引き継いだ
また同氏は、「“ハイグレードHiFi”のターゲットは、オーディオマニアに限らない音楽ファン、オーディオファン」であると説明。今回のプリメインアンプ、SACDプレーヤーは、昨年発売したスピーカー「Soavo」に続く、“ハイグレードHiFi”の第2弾としてアピールしていくと説明した。


■グレース・マーヤがミニ・ライブ


新製品について語るグレース・マーヤ


発表会に続いて、ピアニスト兼シンガーのグレース・マーヤが登場。新旧含む全3曲を披露したほか、新製品についても感想を語った。

「CD-S2000、A-S2000ともにデザインがとてもシンプルで、私の部屋にもマッチしそう。新しく録ったアルバムはいい音で録れたので、聴く方もこのようないい音で聴いて欲しいですね」

なお、3枚目となるそのニューアルバム『ジャスト・トゥ・オブ・アス』は10月24日に発売予定だ。

(Phile-web編集部)

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